はじめての公式Instagramその3・ライティングテクニック編

Instagram,SNS,はじめての公式Instagram

Instagramでの良質なコンテンツとは?

インスタグラムへの投稿は、主に「画像」「文章」「ハッシュタグ」の3つで構成されています。

そのため、逆に言えばこの3つをしっかりと考えて投稿をするだけで質の高い投稿をすることができるようになります。この3つを分けて詳しく解説しましょう。

写真について

インスタグラムで最も見られるものは、当然ですが写真・画像です。ですので、投稿する写真がどこにでもあるようなものだと「いいね!」はあまり期待できません。それどころか、ゆっくり投稿を見てもらえる可能性も下がってしまうでしょう。

画像のポイントは「構図」「フィルター加工」の二点です。この二点を意識しましょう。撮影するときは構図を意識し、取った後にフィルター加工をするというように工程を分けるのもいいかもしれません。いい構図の写真に、ピッタリなフィルターをかけると投稿は1ランクアップすることでしょう。

構図

構図とは、画像の中に、被写体をどのような配置で、どれくらい写すかということです。被写体を真上から、真横から、全体的に撮影するなど、さまざまな写真の構図があることでしょう。飲食店や料理が被写体の場合、料理の全体を映すよりもクローズアップして撮影してみるのもひとつのテクニックです。

また、メインの被写体以外にももう一点、さりげなく写真に含めて撮影すると、オシャレ度がアップします。

フィルター加工

フィルター加工は写真を撮影した後に施すことができます。インスタグラム以外の写真加工アプリを使用するのももちろん良いですし、インスタグラムにも投稿前にフィルターをかける機能がありますので、それを活用することもできます。

フィルターをかけて加工すると、写真の雰囲気はかなり変わります。簡単にオシャレな写真に仕上げることができますので是非やってみてください。

キャプション(文章)は必須

インスタグラムは写真の投稿がメインですが、文章が全くないのも寂しいでしょう。

また、文章もしっかり読んでから「いいね!」をするユーザーも数多く存在しているので、短い文でも文章は書いておきましょう。文章の内容としては、「共感できる内容」に加えて「お店の情報」を書くのがオススメです。

共感できる内容とは、ある程度みんなが納得できる意見で、ユーザーが「わかる!」「いいな!」と思うような内容のことです。みんなが共感できる内容の後にお店の情報を載せると良いでしょう。

例えば、

「このところ寒くなってきましたが、着こみすぎて汗をかいてしまうことはありませんか?うちのカフェでは冬でも冷たいお飲み物のご注文は大歓迎です!ケニア直送の豆を使った芳醇な香りのアイスコーヒーいかがですか?

なんて、いかがでしょうか。

最大30個!ハッシュタグを見極めよう

Instagramの特徴はなんと言ってもハッシュタグでしょう。どんなにいい写真を投稿しても、ハッシュタグをしっかり付けていないと、投稿を見てもらえること自体少なくなってしまいますので、ハッシュタグを有効的に活用しない手はありません。

一つの投稿に使用できるハッシュタグは、最大30個ですが、実際には15個から20個程度が現実的かもしれません。ハッシュタグをフォローするユーザーも少なくないので、ただの独り言のようなハッシュタグや大雑把なハッシュタグ(例:#カフェ)よりも、お店に直結したポジティブなハッシュタグや地名を絡ませたハッシュタグ(#渋谷区カフェ)が望ましいです。

また店内に「Instagramはじめました」のポスターを貼るなら、お店のハッシュタグも忘れずに書いておきましょう。

新機能!Instagramリールを活用しよう

「リール(Reels)」とは、ユーザーやクリエイター、そしてビジネスがInstagram上で15秒の短尺の動画を作成したり発見したりできる機能です。

リールでは、音やARカメラエフェクト、その他さまざまなツールを活用しながら動画を撮影・編集し、最大15秒の短尺動画を作成することが可能です。友達とダンスを一緒に踊ってみたり、特定のテーマについて語ってみるなど、動画を通じて他のユーザーを楽しませながら、新しい方法で自分を表現することができます。

作成したリールは、フィード内でシェアできるほか、公開アカウントから投稿すると発見タブ内の専用スペースに表示される動画の候補となり、より多くのインスタグラムユーザーに表示される可能性があります。非公開のアカウントから投稿されたリール動画は、そのアカウントのフォロワーにだけ表示されます。

今話題のInstagram Spark ARって何?

AR ( Augmented Reality、拡張現実)とは、実在する風景やものに対して、仮想的な視覚情報を重ねて表示することで、「仮想的に現実を拡張する」ものです。ARと聞くと、日常生活とはかけ離れた遠い存在のように感じる方も多いかもしれませんが、近年ARフィルターはとても身近な存在になっています。

カメラを通して見るとポケモンが現れるスマートフォンゲームの『Pokémon GO』のARモードや、人の顔を認識して、デコレーション、スタンプやフィルターで加工ができ、若年層を中心に世界中で使われている人気カメラアプリ「SNOW」などが、AR(拡張現実)が使われている分かりやすくて身近な例だと思います。

それらと同じようなことができるツールとして、2017年からFacebook社が提供しているのがSpark ARです。開発者は、Spark AR Studioというツールを使用して、Instagramストーリーで使用できる独自のAR(拡張現実)のエフェクトを作成し、InstagramまたはFacebookに公開することができます。Instagramの場合は、カメラから検索して公開されたエフェクトを利用することができるので、通常のARサイト・アプリよりも多くの人に利用してもらえる可能性があります。

昨年、このSpark ARを体験した人数は10億人を超えたと言われています。さらにSpark AR Studioのパブリック公開が発表され、誰でもARフィルターの開発と公開ができるようになっています。それにより、アーティストやブランド、インフルエンサーがARを用いたクリエイティブ提供が可能になり、SNSでの活動の幅が大きく広がりました。

その他役立つTips

Instagramのベストな更新頻度は?

投稿頻度は、高ければ高いほどPRの機会が増えますので、フォロワー数が伸びる傾向にあります。しかし、投稿頻度を増やすためにクオリティの低い不用意な投稿や広告写真の投稿をすると、ユーザーへの印象は悪くなります。

例えばツールを使って15分に1回、24時間休みなく投稿されたらどう感じますか?そのため、無理をせず、投稿時間にも注意しながら週に1~2回は必ず投稿することをお勧めします。

ファンを生む投稿・ファンが避ける投稿

商品の商材写真や広告用写真、その他すでにある素材は商品プッシュを強く感じさせてしまいます。それらを使ってインスタグラムに投稿すると広告やPR色が強すぎて、ユーザーはあまり好みません。そのため、写真は投稿用にきちんと撮影したものを使用し、宣伝臭はなるべく少ないものにしましょう。

また、ファンとのコミュニケーションは積極的にとるようにしましょう。ユーザーからもらったコメントには返信、または「いいね!」を返すことがブランド・アカウントのイメージアップにつながります。

まとめ

今回はインスタグラムのライティングテクニック、投稿する際に気を付けるべきポイントや今後活用できるかもしれないインスタグラムの新しいツールについてご説明しました。

インスタグラムは、今後も必ず伸びていくSNSでしょう。会社のブランドを広めたり、プロモーションで有効的に活用できるようになるために、今回ご紹介したポイントをぜひ意識してみてください。

はじめてのはじめての公式Instagramシリーズ、次回は分析ツール編をお届けする予定です。どうぞお楽しみに!

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