はじめての公式Twitterアカウント・その1基礎知識編

Twitter,デジタルマーケティングお役立ち情報,はじめての公式Twitterアカウント

Twitterの紹介

Twitterは、サンフランシスコに本社を持つTwitter社が提供しているSNSです。

「ツイート」と呼ばれる、短文のメッセージ(日本語は140文字)や、画像、動画、URLを投稿できます。ツイートとは、英語で「鳥のさえずり」を意味します。一度にたくさんのツイートはできませんが、(鳥のさえずりのように)短い文章で発信する方が、気軽に多くの人々に見てもらえるというメリットがあります。

ユーザーが気にいった投稿を「いいね」で評価したり、気に入ったユーザーを「フォロー」してコメントをしてみたり、自分の「フォロワー」が投稿してくれたメッセージを見たりして、“ゆるく”コミュケーションを楽しむSNSです。

「ダイレクトメッセージ」を使えば、直接話したい相手にメッセージを送信できます。このメッセージは、第三者には公開されません。また、「ハッシュタグ」をつけて発信すれば、より多くの人に自分の投稿を検索してもらいやすくなります。

企業が公式Twitterを開設すべき必要な3つの理由

1番目の理由:利用者数が増加・全年齢に拡大している

現在、世界のTwitterのユーザーは3億人以上です。

日本でのTwitterユーザーの年齢層は、10・20代が約7割、30代が約5割、40・50代で約3割、60代で約1割といった状況です。現状は、若年層と中年層の利用率が高くなっています。全年代でのTwitterユーザーの割合は、男性が41.8%、女性が35.4%です。男女比では、男性の方が若干利用者が多くみられます。

ですが、スマートフォンの普及により、年齢層は関係なく、SNS利用者が増加しています。今は、70代の方々でも「LINE」を使いこなしていますよね。今後はもっと、全年齢層でのSNS利用率が上がってゆくでしょう。同時に、Twitter利用者も増加していくでしょう。

2番目の理由:検索方法の変化

今までは「Google」や「Yahoo」で検索するのが一般的でしたが、若年層の傾向に変化が見られます。「SNS」を使った検索が一般的になりつつあります。

Twitterは、若年層が利用するSNSのトップ3に入っています。(他はLINEとInstagram)若い人たちがTwitterを利用する主な目的は、1.情報収集、2.検索ツール、3.知り合いの投稿を見る、ということです。

若年層の人たちが、Twitterを「検索ツール」として利用している割合は、約半数です。2人に1人が「Twitter検索」をしているということです。Google検索が1番、という時代は変わりつつあるようです。

3番目の理由:ユーザーの率直な意見を知る

Twitterを利用するメリットは、ユーザーとダイレクトに繋がれるということです。企業側は、ユーザーの「声(本音)」を知ることができます。寄せられるクレームや正直な感想を見ると、商品開発・サービス向上のためのヒントとアイディアが得られるでしょう。わざわざリサーチ会社を利用して、消費者のニーズを知る必要はなく、Twitterを使ってリサーチすればよいのです。ユーザーが求めていることを理解し、現状を改善してゆくためのTwitter利用はメリットがあります。(*「炎上」につながる投稿を避ける方法については、シリーズの別記事で取り上げる予定です。)

アカウント取得は簡単

アカウントの方向性を先に決める

企業の場合は、まず、Twitter運営の方向性と目標を決めておきましょう。情報発信するためなのか、それともユーザーとコミュニケーションを取るためなのか、などです。

もし、情報発信を行うことが目的なのであれば、投稿は2、3日に1回というペースで問題はありません。ですが、ユーザーとのコミュニケーションなのであれば、一日に何度もチェックし、コメントを投稿する必要があります。Twitterの担当者が投稿に追われ、本業を行えない状況になると、周りの社員から「Twitterばかりやっている」と非難されてしまうかもしれません。上司や経営者は、十分なサポートを行いましょう。

電話番号かメールアドレスでアカウントを作成する

Twitterにアカウントを開設するには、Twitter公式ページからアカウント作成を行います。簡単に流れを説明すると、

  1. アカウント作成画面で、必要な情報を入力する。
  2. メールアドレスでアカウント登録する場合、メールで手順が送信される。送られてきたら、認証を行う。(アカウントで使用するメールアドレスは他の人には公開されません)
  3. 電話番号でアカウント登録する場合、SMSでコードが送信されてくるので、認証を行う。
  4. ユーザー名を選ぶ。(ユーザー名はツイート、ダイレクトメッセージを送信する際の名前)*ユーザー名は変更可。15文字以内。

詳細は、Twitter公式ページをご覧ください。

会社のアカウントと個人のアカウントを分ける

Twitterでは、1人が複数のアカウントを持つことができます。1つのアカウントにつき、1つのメールアドレスが必要です。認証用の電話番号については、複数のアカウントに使用できます。一つの携帯番号で、複数のアカウントを作れるということです。

ですが、スマートフォンに複数のアカウントを登録している場合、間違ったアカウントに投稿しないように十分に気をつけましょう。(これを「誤爆」と言います)間違いを避けるために、企業アカウントに関しては、会社のパソコンのみにする、などの対策を取ることが必要かもしれません。

この「誤爆」ですが、やってしまうと大変な騒ぎに発展しかねません。例えば、当時の安倍首相のTwitterアカウントを管理していた議員が、誤って安倍首相のアカウントを使って、自分のプライベートを「ツイート」してしまい大騒ぎになりました。

また、ある大手旅行サイトの公式Twitterが、間違ってある歌手に “失礼な言葉” をツイートするという「誤爆」があり、炎上さわぎになりました。

個人アカウントと、企業アカウントを間違えてツイートしてしまうと、「炎上」騒ぎに発展しかねませんので要注意です。

まとめ

時代は「SNS」に流れています。若い人からお年寄りまで、身近な情報源・コミュケーション手段になっています。Twitterは、ダイレクトにユーザーの「声」を聞くことができますから、企業が人々のニーズを知るのにうってつけの手段です。ですが、使い方を誤ると、大変な騒ぎになりかねませんので、きちんと管理し、適切に使用しましょう。

今後のストラテでは、Twitterに関する情報をお伝えしていきます。引き続き、お読みいただけると嬉しいです。

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