日本人にも外国人にも人気が高まる「サードウェーブコーヒー」

スペシャリティコーヒーを提供しているサードウェーブコーヒーのお店をご紹介

サードウェーブコーヒーとは?

「サードウェーブコーヒー」とは、コーヒー豆本来の持つ香りや味を引き出すために、そのコーヒー豆に適した焙煎・抽出方法・温度にこだわった「スペシャリティーコーヒー」のことです。コーヒーの豆の種類によってその風味が異なり、あるものはワイン、チョコレート、ストロベリー、ナッツなどの香りなど、本来持つコーヒー豆そのものの個性の違いを楽しむことができます。

スターバックスを始めとするシアトル系コーヒーは、高品質な深煎りコーヒー豆の風味を重視したコーヒーのことで、「セカンドウェーブ」と言われています。

コーヒー文化の歴史が浅い中国人も注目し始めている

中国国内では「スターバックス」の店舗がたくさん進出していて、コーヒーを好む人たちが確実に増えました。まだまだ「甘い」コーヒーを好む人たちが多いとはいえ、日本でサードウェーブコーヒーを体験し感動を覚えたという人たちも増えています。訪日外国人客で一番多いのは中国人ですので、今後に期待できそうです。

中国のモバイルアプリ「馬蜂窝」(マフォーンウォー)でも紹介されているオススメの珈琲店をご紹介

Blue bottle coffee(ブルーボトルコーヒー)
https://bluebottlecoffee.jp/

2000年代前半カリフォルニア州オークランドで誕生したコーヒー店。現時点で全国に17店舗あります。

東京六本木にある店舗にも多くの外国人が訪れています。

コーヒーは口当たりがスムーズな、すっきりとしたフルーティーな味わいでした。私が行った時はアジア系(香港・台湾)の外国人のお客さんが多くいました。

Fuglen Tokyo(フグレントウキョウ)
https://fuglencoffee.jp/

ノルウェーオスロ発のコーヒーショップ。渋谷と浅草に店舗があります。

渋谷の店舗はこじんまりとしていて、中の雰囲気はホッとくつろげる感じです。私が行った時は、西洋人のお客さんが約7割といった感じでしょうか。西洋人がとても多いお店です。

コーヒーはエアロプレスで淹れた「コロンビア」を頼んでみました。すっきりとした味わいで相当にジューシーですが、しっかりとコクもありました。蜂蜜のような甘い香りの中に、ピーチとワインの味がします。酸味はありますが、マイルドです。なかなかに美味しい珈琲です。お客さんが多いのも納得です。

シナモンロールとカルダモンロールも頼んでみました。見かけよりも生地はふんわりと柔らかく、カルダモンとシナモンのスパイシーな香りが引き立っていました。パンもオススメです。

ALLPRESS ESPRESSO(オールプレスエスプレッソ)
https://jp.allpressespresso.com/

1980年代から始まった、ニュージーランド オークランド発のコーヒーショップ。ニュージーランドもコーヒーの文化が深く、評価が高いです。店舗は清澄白河にあります。

STREAMER COFFEE COMPANY(ストリーマーコーヒーカンパニー)
http://streamer.coffee/

日本人によるサードウェーブコーヒーショップで、ラテアートが人気です。現時点で、ストリーマーコーヒーカンパニーとしては10店舗、ストリーマーエスプレッソが4店舗展開されています。

猿田彦珈琲
https://sarutahiko.co/

2013年からスタートした比較的新しいコーヒー店。たった一杯で幸せになるコーヒーをコンセプトに、美味しいコーヒーを提供しています。国内には12店舗あります。現在台湾にも出店しています。

4/4 SEASONS COFFEE(オールシーズンズコーヒー)
http://allseasonscoffee.jp/

2015年新宿にオープンしたコーヒーショップ。コーヒーも人気が高いのですが、チーズケーキとプリンも美味しいと評価されています。

すみだ珈琲
http://sumidacoffee.jp/

雰囲気のある江戸切子のコーヒーカップで美味しいコーヒーを飲めるということで人気があります。外国にはない江戸切子のカップは、外国人には珍しいものでしょう。良いアイディアですよね。

CAFE DE L’AMBRE(カフェ・ド・ランブル)

言わずと知れた1948年創業の日本の珈琲文化を代表する、銀座にある老舗カフェ・ド・ランブル。当時から珈琲のみを提供しています。日本人にも外国人にも愛され、本物のコーヒーを味わい人たちが集まっています。

まとめ

日本でも評価が高まっているサードウェーブコーヒー。コーヒー豆それぞれの持つ、本来の味や香りを最大限に味わうために栽培地から焙煎、抽出まで徹底的に追求した「スペシャリティーコーヒー」。まだ国内では、外国からの店舗が出店していることが多いのですが、今後は日本発祥のお店も増えてゆくことでしょう。コーヒー文化の根付いている国から来られた旅行者に「日本のコーヒーは素晴らしい」と思ってもらえると嬉しいですし、コーヒー文化が浅い国から来られた旅行者にも新たな体験をしてもらいものです。

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