韓国のSNS事情/デジタルマーケティングお役立ち情報【2020年版】

 IT先進国の韓国から訪日観光客を呼び込むためのデジタルマーケティングについて考えます。

日韓関係の冷え込みで大きく減少したとはいえ、基本的には根強い訪日意欲は失われていません。韓国人観光客がどんな情報源を参考に訪日旅行を決めているか、IT先進国ならではの傾向を分析しました。

訪日韓国人向けプロモーション 統計データとポイント

訪日韓国人がよく使う情報源(2015~2018年の統計)

出典:日本政府観光局(JNTO) 「訪日旅行データハンドブック2019年」

訪日韓国人がよく使う情報源トップ5(2018年)

①個人のブログ(60.0%)
② SNS(39.8%)
③ 旅行ガイドブック(15.2%)
④ 宿泊予約サイト(13.4%)
⑤ 旅行ガイドブック(15.2%)

(複数回答)

韓国人観光客は、NAVERブログなどの個人の旅ブログをとても重要視します。インフルエンサーを使ったマーケテイングが不可欠といえるでしょう。

訪日韓国人向けインバウンドプロモーションのポイント

日本政府観光局(JNTO)によると、2019年の訪日外国人客数(推計値)は日韓関係の冷え込みの影響で、2018年に比べ25.9%減の558万4600人と大幅に減少しました。

しかし、日韓関係の最悪の状況は脱したのかもしれませんし、若い世代を中心に、短期の訪日旅行への潜在的なニーズはあります。上記の、「よく使う情報源トップ5」の上位にある、個人ブログとSNSを駆使したマーケティングで、事態を打開するチャンスは大いにあるといえるでしょう。

韓国人がよく使うSNS

出典:HootSuite

YouTubeと、メッセンジャー機能に特化したアプリKAKAO TALKがツートップです。それに続いて、Facebook、Instagramなどが上位を占めています。

日本よりも動画視聴が積極的な韓国の人に向けては、Youtubeでのインバウンドソリューションが有望でしょう。KAKAO TALKは企業アカウントを作成したり、広告を打ったりすることができ、多くの韓国人が利用していることを考えると、今後、積極的にデジタルマーケティングに活用できるでしょう(日本語版もあります)。

韓国のマーケティングや文化については以下のストラテの記事をご覧ください。

まとめ

SNS、特に動画やメッセンジャーアプリを積極的に活用する韓国の実情が分かりました。中国に次いで世界で2番目に訪日外国人が多い韓国から、観光客を誘致するには公式ホームページでPRするだけでは不十分と言えそうです。SNSやインフルエンサーを活用した最先端のデジタルマーケティングを展開することがカギになりそうです。株式会社アットグローバルでは、デジタルマーケティングに役立つ資料を無料でダウンロードできます。

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