【高額請求?】楽天モバイルは繋がらない?海外利用ローミング設定のリアル解説

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楽天モバイル海外利用

海外旅行や出張に行く方の中には、向こうでデータ通信費が高額にならないか心配な方がおられます。時々、「請求額が10万円!」のようなニュースを見ると、不安になって当然だと思います。

結論からお伝えすると、では高額請求されないよう一定量のデータ通信を超えると通信速度が一旦落ちるように設定されています。追加データを購入しない限り高額請求にはつながりませんので安心して使用できます。

この記事では、は海外利用が可能なのか、そしてすでに楽天モバイルを持っておられる方が海外に行く際に前もって行っておくべき設定をお伝えします。

弊社、アットグローバルの海外スタッフの多くも楽天モバイルを利用しており、実際に海外で楽天モバイルのリアルな感想もお届けします。

  • を海外で利用する際の料金プランとローミング設定の方法
  • 高額請求を防ぐための対策やデータ通信量の管理方法
  • 対応エリアや利用可能な国・地域の確認方法
  • 海外利用時のトラブル対策や設定変更の手順
Mr.Nagano

この記事の監修者
アットグローバル営業部門
 長野真介

営業部インサイドセールス インド→マレーシア。翻訳会社の強みを生かした海外マーケティング・リサーチ・CQセミナーを担当|日本企業の海外進出をサポート|得意言語はネパール語

目次

楽天モバイルは海外利用でもお勧め!

楽天モバイルは海外利用でもお勧め

まずは、まだ楽天モバイルのスマホを持っていない方向けに説明しますね。結論から言って、楽天モバイルは海外でも利用できます。そしてとても快適です。

以下に楽天モバイルを海外で利用する際の基本情報をご紹介します。

  • 利用できる国
  • のお勧めのプラン
  • 楽天モバイルのお勧め機種

利用できる国

は、2024年12月時点で75カ国と地域において海外ローミングが利用可能です。以下に対応している国と地域を地域別にまとめます。

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エリア国名エリア国名
北米アメリカ(本土・ハワイ)ヨーロッパアイスランド
グアムアイルランド
サイパンアゼルバイジャン
カナダアンドラ
アジアインドイギリス
インドネシアイタリア
韓国ウクライナ
カンボジアエストニア
シンガポールオーストリア
タイオランダ
台湾キプロス
中国ギリシャ
フィリピンクロアチア
ベトナムジブラルタル
香港スイス
マカオスウェーデン
マレーシアスペイン
ミャンマースロバキア
オセアニアオーストラリアスロベニア
ニュージーランドチェコ共和国
中東アラブ首長国連邦(UAE)デンマーク
カタールドイツ
クウェートトルコ
サウジアラビアノルウェー
ヨルダンハンガリー
中南米グアドループフィンランド
ブラジルフランス(含むフランス領ギアナ)
ペルーブルガリア
マルティニークベルギー
メキシコポーランド
アフリカエジプトポルトガル
南アフリカマルタ
モロッコラトビア
レユニオンリトアニア
リヒテンシュタイン
ルーマニア
ルクセンブルク

一般的に日本人が赴くほとんどの国をカバーしていますが、楽天モバイルだと対応エリア外の国もあるかもしれません。その場合は、ドコモなどの他のキャリアの利用をお勧めします。例えば、ドコモは200以上の国や地域をカバーしています。

いずれにしても、楽天モバイルも随時カバーエリアを拡大しているので、契約前に渡航先が対応エリア内であるか、確認しておきましょう。

公式サイトへ

楽天モバイルの海外対応プラン

楽天モバイルには、海外での利用に適した料金プランが用意されています。プラン名は「最強プラン」です。

「最強プラン」の高速データ通信

「最強プラン」の場合、海外でも月に2GBまでの高速データ通信が追加料金なしで利用できます。他のキャリアの場合、

たとえば、旅行中に地図アプリやメッセージアプリを使うだけなら、この範囲で十分なことが多いです。また、2GBを超えた場合でも128kbpsの低速通信が無料で使えるため、基本的な通信は継続できます。

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容量料金海外ローミング
3GBまで968円(税込)高速データ通信が毎月2GBまで無料
3GB~20GB2,068円(税込)
20GB以上無制限3,168円(税込)

また2GBを超えた場合も、128kbpsの低速通信も無制限で使えるため、急な連絡やメールチェックなどの基本的な用途には十分対応できます。

そして高速通信を維持したい場合、1GBあたり500円を追加で支払えば利用可能です。

「最強プラン」の電話料金

まずでは「Rakuten Link」アプリを使っている者同士の電話は日本国内であろうと海外からかけた場合であろうと無料です。

加えて、楽天モバイルのすごいところは、Rakuten Linkアプリを使用すれば、海外から日本国内の固定電話および携帯電話への通話が無料である点です。

これは相手が楽天モバイル契約者である必要はなく、通常の電話番号(固定電話や他社キャリアの携帯番号)でも無料で発信可能です。

注意点としては、

  • 無料通話が適用されるのは楽天モバイルが指定する「海外ローミング対象国・地域」から日本への発信に限られる
  • 日本以外の国への発信(例: アメリカからイギリスへ)は無料ではなく、Rakuten Linkの国際通話料金が適用される

ことです。

楽天モバイルと他キャリアの比較

楽天モバイル 海外利用の基本ガイド

ここまでで海外で利用をする場合にの「最強プラン」がお勧めな理由を挙げてきましたが、「他のキャリアとの比較はどうなの?」という方のために、簡単に比較表を作成してみました。

  • 高速データ通信
  • 電話

それぞれで料金やデータ容量、対応エリアなどをご確認ください。

高速データ通信

まず、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクはそれぞれ海外利用をする前に事前の申し込みが必要であることがわかります。しかし対応エリアの広さはさすがです。

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キャリア料金データ容量申し込み要否対応エリア備考
NTTドコモ「世界そのままギガ」:24時間980円「世界ギガし放題」:24時間最大2,980円国内契約プランのデータ容量(ギガし放題は無制限)必要200以上の国・地域1時間単位(200円)で利用可能。長期利用には割高になる可能性あり。
KDDI(au)「au海外放題」:24時間800~1,200円「世界データ定額」:事前予約で490~980円無制限(au海外放題)必要160以上の国・地域事前予約で割引が適用される場合あり。大量利用時には速度制限がかかる可能性あり。
ソフトバンク「海外あんしん定額」:24時間980~1,980円定額国L:3GB/日定額国S:1MB/日必要200以上の国・地域アメリカなど一部地域では無料プランもあり。
月2GBまで無料超過後1GBごとに500円月2GB(超過後は128kbpsに低速化)不要70以上の国・地域Rakuten Linkアプリで通話無料。追加料金なしで利用可能な点が特徴。
(ドコモ系)基本料金2,970円に含まれる(追加料金不要)月30GBまで不要91以上の国・地域利用開始から15日経過後は速度が128kbpsに低速化。

楽天モバイルの「最強プラン」とのプランの高速通信での大きな違いは、

  • 楽天モバイルのデータ容量が2GBなのに対して、ahamoは30GB
  • 海外に長期で滞在する場合、楽天モバイルは、毎月リセットされて2GB使用できるが、ahamoは15日以内のみ使用可能。再度使用したい場合は、一度日本に帰国する必要あり。

ですね。この辺り、ご自身の利用状況に応じてどちらと契約するのか考えてみるといいでしょう。

電話料金

次に電話料金です。個人間の連絡ならLineやWhatsAppその他多くのアプリでの通話ができますが、ビジネスで電話をする場合、どうしても相手の電話番号にかけないといけないケースがあります。

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キャリア日本への発信料金滞在国内への発信料金その他の国への発信料金着信料金備考
NTTドコモ国・地域別従量課金(例: アメリカ34円/30秒)国・地域別従量課金国・地域別従量課金国・地域別従量課金WORLD WINGサービスを利用。料金は渡航先の通信事業者に依存。
KDDI(au)国・地域別従量課金(例: アメリカ9円/分)国・地域別従量課金国・地域別従量課金国・地域別従量課金au国際電話定額プランで一部国への通話が割安になる場合あり。
ソフトバンク140円/分(アメリカの場合)125円/分(アメリカ国内の場合)210~265円/分175円/分世界対応ケータイで利用可能。一部エリアで特定の料金プランが適用
無料(Rakuten Link利用時)国・地域別従量課金(例: アメリカ34円/30秒)国・地域別従量課金(例: フランス108円/30秒)無料(Rakuten Link利用時)月額980円で65カ国への通話かけ放題オプションあり。ただしOS標準アプリ利用時は従量課金。
140円/分(アメリカの場合)125円/分(アメリカ国内の場合)265円/分175円/分「5分通話無料」オプションは海外では適用外。

2024年12月時点

楽天モバイルの場合、月額980円で「65か国への通話かけ放題オプション」があります。これはRakuten Linkアプリを用い、インターネット回線を使用して通話を行うVoIP(Voice over IP)サービスになります。

モバイルデータ通信を使用する場合は、契約プラン内のデータ容量が消費されますが、Wi-Fi環境下ならモバイルデータ通信の容量を消費せずに通話できます。

アットグローバルの海外営業長野が、楽天モバイルの魅力を語る

 

長野真介

これまでは海外でSIMカードを購入するために空港内を探し回ったり、事前にネットで購入して準備する必要がありましたが、楽天モバイルなら空港に到着した瞬間からシームレスに携帯を使えるのが本当に素晴らしいと感じます。

特に海外で営業活動を行う際には欠かせない存在です。クライアントの元へ向かう際にもGoogleマップは必須ですが、楽天モバイルなら国内で使っているのと同じ環境でストレスなく利用できるのが大変便利です。

さらに、動画視聴などをしない限り、データの追加購入が必要になることはほとんどなく、通常の業務で問題なく利用できるのも大きな魅力です。

楽天モバイル 海外利用の基本ガイド

楽天モバイル 海外利用の基本ガイド

海外で楽天モバイルを使う手順

海外でをスムーズに利用するには、出発前から帰国後までの設定が重要です。それぞれのステップを詳しく説明します。

1. 出発前の準備

楽天モバイルを海外で使うためには、以下の準備を整えておきましょう。

  • 海外ローミングをオンにする
    • 「my楽天モバイル」アプリを開き、「契約プラン」から「海外ローミング(データ通信)」をオンに設定します。忘れないように渡航前に済ませましょう。
  • Rakuten Linkアプリのインストール
    • 海外で無料通話やSMSを利用するために必要です。アプリをダウンロードして、ログインや設定を済ませておきます。
  • 対応エリアの確認
    • 渡航先が楽天モバイルの海外対応エリアに含まれているか、公式サイトで確認してください。

2. 現地での操作

渡航先でを利用する際の具体的な手順です。

  • スマホの設定を変更
    • Androidの場合:設定 → ネットワークとインターネット → モバイルネットワーク → ローミングをオンにします。
    • iPhoneの場合:設定 → モバイル通信 → 通信のオプション → データローミングをオンにします。
  • データ通信の確認
    • 通信ができない場合、スマホを再起動するか、手動で利用可能なネットワークを選択します。

3. 帰国後の処理

日本に戻ったら海外ローミングをオフにしておきましょう。

  • 「my楽天モバイル」やスマホの設定画面から「ローミング」をオフにします。これにより、不要なデータ使用を防げます。

データ通信の設定方法と注意点

データ通信の設定方法と注意点

海外でデータ通信を利用する際には、スマホの設定やプラン内容を確認し、適切な操作を行う必要があります。ここでは、その具体的な方法と気をつけるべきポイントを解説します。

使用可能なデータ量の確認

では、海外利用分として毎月2GBまで高速データ通信が利用できます。

  • データ容量が2GBを超えると、速度が128kbpsに制限されます。速度が遅い場合は、追加で1GBごとに500円でチャージ可能です。

通信ができない場合の対策

海外で通信ができない場合、次の方法を試してみてください。

  • ネットワークを手動で選択する
    • スマホの設定から「ネットワークの検索」を行い、現地の利用可能なキャリアを手動で設定します。
  • 再起動を試す
    • スマホを一度再起動すると、通信が安定する場合があります。

注意点

  • 高額請求の防止
    • 海外ローミング中に不要なアプリがバックグラウンドでデータを使用しないよう、モバイルデータの使用を制限する設定を行いましょう。
  • プラン外の利用に注意
    • 渡航先が楽天モバイルの対応エリア外の場合は、データ通信が利用できないか、高額になる可能性があります。

データ通信を快適に利用するためには、スマホの設定とデータ容量の管理がポイントです。特に、容量超過時の追加チャージ方法や制限時の対処法を知っておくと安心です。

電話の仕方:対日本と海外番号

を使って海外で電話をかける際には、正しい手順を知っておく必要があります。相手が日本にいる場合と海外にいる場合では、番号の入力方法が異なるので注意が必要です。

日本への電話のかけ方

  1. Rakuten Linkアプリを利用する
    Rakuten Linkアプリを使えば、日本国内の番号へ無料で電話をかけられます。
    • 例:相手の番号が「03-1234-5678」の場合、通常どおり「03-1234-5678」と入力して発信します。
  2. OS標準アプリを使う場合
    OS標準アプリを利用する際は、国番号をつける必要があります。日本の国番号は「+81」です。
    • 例:相手の番号が「03-1234-5678」の場合、「+81-3-1234-5678」と入力します(最初の「0」を省略)。

海外の番号への電話のかけ方

  1. Rakuten Linkアプリを利用する
    Rakuten Linkアプリを使えば、海外の番号へも安価または無料でかけられる場合があります。詳細はアプリ内で確認してください。
  2. OS標準アプリを使う場合
    • 「+(相手国の国番号)+相手の電話番号」を入力します。
    • 例:アメリカの番号「123-456-7890」に電話する場合は「+1-123-456-7890」と入力します。

電話の受け方と番号の確認方法

海外で電話を受ける場合、設定が正しくないと着信できないことがあります。また、番号の形式によっては相手がかけ間違える可能性もあるため、事前に確認しておくと安心です。

電話を受ける際の基本手順

  1. Rakuten Linkアプリで受信する
    Rakuten Linkアプリを利用すれば、海外でも無料で着信できます。特別な設定をせずとも、自動で動作します。
  2. OS標準アプリでの着信
    OS標準アプリで着信する場合は、国際ローミングが有効であることを確認してください。これをオフにしていると、電話がつながらない場合があります。

番号の確認方法

  1. 自分の番号を確認する方法
    • Rakuten Linkアプリ:アプリを開き、プロフィール設定で自分の番号を確認できます。
    • スマートフォンの設定:iPhoneなら「設定」→「モバイル通信」→「SIMの状況」で確認可能。Androidの場合も、設定内の「デバイス情報」→「電話番号」で確認できます。
  2. 相手に番号を伝える際の注意点
    • 日本の相手には、国番号をつけた形式「+81-3-1234-5678」で番号を伝えると安心です。
    • 海外の相手には、自分の番号を「+(日本の国番号)」を含む形式で伝えます。

注意点

  • 着信できない場合は、ローミング設定やSIMカードの装着状態を確認してください。
  • 楽天モバイルのSIMカードでない場合、一部の国では着信ができない場合があります。

2GBを超えたときの対策

の海外利用では、月2GBまでの高速データ通信が基本プランに含まれています。しかし、これを超えると速度制限がかかり、通信が遅くなるため注意が必要です。

2GBを超えたときの影響

  • 通信速度が最大128kbpsに低下
    Web閲覧やアプリの利用が非常に遅くなります。ただし、メールやテキストメッセージはなんとか使用可能です。

対策1: 追加チャージを利用する

  • 手順
    1. my楽天モバイルアプリを開き、「データ残量」から「追加チャージ」を選択します。
    2. 必要なデータ容量を選び、1GBあたり500円(税込)で購入します。
    3. 支払いが完了すると、すぐにデータ容量が反映されます。

対策2: データ通信を節約する

  • 具体的な方法
    • 必要のないアプリを終了させる。
    • 動画視聴や画像の多いサイト閲覧を控える。
    • オフラインで利用できる地図アプリやダウンロードした音楽を活用する。

対策3: Wi-Fiを活用する

  • 無料Wi-Fiスポットを利用
    カフェやホテル、空港などで提供されるWi-Fiを活用しましょう。セキュリティには注意が必要ですが、データ節約には有効です。

追加チャージの方法と費用

海外で2GBの高速データ通信を超えた時には、必要に応じてデータ容量を追加チャージすることで、引き続き快適な通信が可能です。追加チャージの方法は以下の通りです。

追加チャージの方法

  1. my楽天モバイルアプリを開く
    アプリを起動し、トップページに表示される「データ残量」から「追加チャージ」を選択します。
  2. 必要なデータ容量を選択する
    1GBあたり500円(税込)で追加購入が可能です。必要なデータ容量を選び、次に進みます。
  3. 支払いを完了する
    チャージ料金を確認し、支払い方法を選択して完了ボタンをタップします。すぐにデータ容量が反映され、利用可能になります。

注意点

  • チャージしたデータ容量は月末まで有効です。翌月に繰り越されることはありません。
  • 購入したデータ容量を使い切らなかった場合でも、返金はありません。

esimの利用方法と手順

esimの利用方法と手順

esimを活用すると、楽天モバイルをさらに便利に使えます。特に海外では、simカードを差し替える必要がなく、すぐに通信を開始できる点が魅力です。

esimとは?

esimは、物理的なsimカードが不要な仕組みで、スマートフォンに内蔵された電子simを利用して通信サービスを有効化するものです。これにより、現地の通信サービスや楽天モバイルのプランを簡単に切り替えられます。

esimの設定手順

  1. の申し込み
    my楽天モバイルアプリまたは公式サイトでesimの発行を申請します。既存の物理simからesimへの切り替えも可能です。
  2. QRコードのスキャン
    esimを発行後、楽天モバイルから届くQRコードをスマートフォンでスキャンします。この作業はスマホの設定画面から行います。
  3. ネットワークの有効化
    スキャンが完了すると、楽天モバイルのネットワークがスマートフォンに登録されます。その後、通信設定を有効にするだけで利用可能になります。

esimの利用時の注意点

  • 対応機種を確認
    esimはすべての端末で利用できるわけではありません。楽天モバイルの公式サイトで、esim対応機種を事前に確認してください。
  • 海外利用時の設定確認
    渡航先で使う場合、海外ローミングの設定がオンになっているかを確認してください。設定がオフのままだと通信できないことがあります。

esimのメリット

物理simのように挿入や取り外しの手間がなく、複数のプランを1台で利用できる点が便利です。また、現地の通信プランと楽天モバイルの併用も簡単に行えます。

esimは、海外での楽天モバイル利用をより簡単にする革新的な仕組みです。設定も簡単なので、海外渡航の予定がある方は積極的に利用を検討してみてください。

simフリー端末の必要性

を海外で利用する際、simフリー端末を持っていることは非常に重要です。これがあることで、楽天モバイルのサービスを最大限に活用できます。

simフリー端末とは何か

simフリー端末は、特定の通信事業者に縛られていないスマートフォンのことです。この端末は、楽天モバイルのsimカードや他国のsimカードを自由に挿入して利用できるため、海外でも柔軟に対応可能です。

なぜ必要なのか

  1. 楽天モバイルのサービスを利用するため
    楽天モバイルのsimカードを挿入して海外で通信する場合、simフリー端末でないと使えないことがあります。特に、キャリアロックがかかっている端末では海外利用が制限されることがあるため注意が必要です。
  2. 他国のsimカードを使える利便性
    現地の通信事業者のsimカードを購入して使うことで、ローミング料金を節約できる場合があります。simフリー端末なら、現地の通信プランを利用してコストを抑えられます。

どうすれば準備できるのか

すでに利用中の端末がsimロックされている場合、契約している通信会社に依頼してロックを解除してもらうことができます。手続きは多くの場合オンラインで完結し、簡単です。また、新たに端末を購入する際は、simフリーのものを選ぶようにしましょう。

simフリー端末があれば、楽天モバイルだけでなく、現地の通信サービスも活用できます。これは、海外でスマートに通信を行うための必須アイテムと言えるでしょう。

楽天モバイル 海外利用の便利な活用法

アットグローバル 長野さん

通話かけ放題とWhatsAppの活用

を海外で利用する際、通話かけ放題とWhatsAppの活用は、通信費を抑えつつ便利に使うための重要なポイントです。

通話かけ放題の魅力: 楽天モバイルのRakuten Linkアプリを使えば、国内外を問わず通話かけ放題のサービスを利用できます。特に海外では、次のようなメリットがあります。

  • 対日本の電話番号:海外から日本にいる家族や友人へ無料で電話できます。
  • 海外の電話番号:海外の電話番号宛でも無料の場合があります(Rakuten Linkアプリ使用時)。
  • 高額請求の心配がない:追加の国際通話料金がかからないので、安心して利用可能です。

WhatsAppの活用WhatsAppは、無料で音声通話やメッセージを送れるアプリとして多くの国で使われています。

  • ネット接続があれば利用可能:楽天モバイルのデータ通信を使えば、国をまたいでも通話やメッセージが無料です。
  • 画像や動画の共有が簡単:旅行中の思い出をリアルタイムで共有できます。
  • 通話品質の向上:データ通信が安定していれば、通常の通話と同等かそれ以上の品質を期待できます。

併用することでさらに便利に: 通話かけ放題は主に電話番号ベースの通話に役立ちますが、WhatsAppはアプリユーザー同士のやり取りに特化しています。使い分けることで、状況に応じて最適な方法を選べるでしょう。

テザリングの設定と利用方法

海外でを使用する際、デザリングを活用すれば、他のデバイスでもインターネットを共有できます。設定方法と利用のコツを確認しておきましょう。

テザリングの設定方法

  • Android端末の場合
    1. 設定を開き、「ネットワークとインターネット」を選択します。
    2. 「ホットスポットとテザリング」をタップします。
    3. 「Wi-Fiホットスポット」をオンにし、ネットワーク名とパスワードを設定します。
  • iPhoneの場合
    1. 設定アプリを開き、「モバイル通信」を選択します。
    2. 「インターネット共有」をタップし、共有をオンにします。
    3. 表示されるパスワードを利用して、他のデバイスを接続します。

テザリングを使う際の注意点

  1. データ消費量に注意
    テザリングは多くのデータを消費します。2GBの無料枠を超えないように、使用するアプリやサービスを制限しましょう。
  2. 接続するデバイスの数を制限
    同時に接続するデバイスが多いと、通信速度が遅くなる可能性があります。必要最低限のデバイスだけを接続しましょう。
  3. バッテリーの消耗を管理
    テザリングを使用すると、スマホのバッテリーが早く消耗します。モバイルバッテリーを携帯するか、適宜充電を行うようにしましょう。

これらを押さえれば、海外でも楽天モバイルを使ったテザリングが快適に利用できます。特に仕事や旅行中に複数のデバイスを使いたい場合には便利な機能です。

補足:おすすめの端末はアンドロイドである5つの理由

これから新たにの端末を購入しようとしている方には、Androidをお勧めします。その理由は、5個あります。

1. 楽天回線対応機能の完全利用ができる

楽天モバイルの「Rakuten Link」アプリは、Android版でより多機能かつ安定して動作します。

Android版では、音声通話だけでなくビデオ通話も無料で利用可能(データ通信量を消費しないカウントフリー対象)。一方、iPhone版では一部機能(ビデオ通話など)が制限される場合があります。

2. 通話料無料の利便性

Rakuten Linkアプリから発信することで、海外から日本の固定電話や携帯電話への通話も無料です。

これはアンドロイドもiPhoneも同じですが、iPhoneの場合、デフォルトで入っている標準電話アプリとRakuten Linkの2つのアプリを併用するため、間違えて標準電話アプリで発信してしまうと、うっかり有料通話になってしまいます。

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項目Android版 Rakuten LinkiPhone版 Rakuten Link
国内外通話料金無料(Rakuten Link使用時)無料(Rakuten Link使用時)
着信方法Rakuten Linkで直接受信標準電話アプリで受信(Rakuten Link未使用相手の場合)
Wi-Fiでの着信可能(Wi-Fi接続時も受信可能)不可(楽天モバイル回線が必要)
誤発信防止機能Rakuten Linkに一本化可能標準電話アプリと併用が必要
ビデオ通話機能対応非対応

アンドロイドには、誤発信防止アプリがあるので間違えて標準電話アプリで電話することは防止できますが、現時点でiPhone版にはないので、間違えて発信すると高額な費用がかかってしまう危険性があります。

また、Android版のRakuten LinkはWi-Fi環境でも着信可能ですが、iPhone版は、標準アプリのみになります。iPhoneを楽天モバイルで契約していて、電波の弱い場所にいると海外・国内に限らず電話を受けることができません。

3. 対応端末の選択肢が豊富

は、Android端末で動作保証されている機種が多く、選択肢が広いです。これには、GalaxyやXperia、OPPOなどの高性能端末からコストパフォーマンスに優れたミドルレンジ端末まで含まれます。

お勧めの端末例::

  1. OPPO Reno11 A: 高コスパ、日常利用に十分な性能と大容量バッテリー(5,000mAh)。
  2. AQUOS sense9: バッテリー持ちが良く、防水・防塵対応。
  3. Xperia 5 V: ハイエンド性能でゲームやマルチタスクにも対応可能。

4. 国際ローミング時の柔軟性

Android端末ではAPN設定を手動で変更できるため、海外ローミング時に接続トラブルが発生しても対応しやすいです。一方でiPhoneではこれができません。

また、多くのAndroid端末はデュアルSIMやeSIMに対応しているため、現地SIMとの併用が容易です。

5. データ使用量管理機能

Androidにはデータ使用量を制限・管理する機能が標準搭載されており、「最強プラン」の従量課金制限を超えないよう設定できます。これにより、高額請求リスクを防げます。

iPhoneでも可能ですが、手動リセットする必要があり、トータルで考えた時にアンドロイドの方が柔軟性があり便利です。

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項目iPhoneAndroid
使用量の確認手動リセットが必要自動リセット(月ごとなど)可能
使用量超過時の警告キャリア通知サービスのみデバイス側で警告設定可能
アプリごとの通信制限モバイルデータ通信のオン/オフ切り替えのみ通信量上限値の設定や詳細な制御が可能
省データモードバックグラウンド通信や自動更新を抑制等機能あり(端末メーカーによって異なる)
柔軟性とカスタマイズ性制限あり高い柔軟性(詳細な設定やカスタマイズ可能)

というわけで、の「最強プラン」を海外で最大限活用するには、Android端末が適しています。特にRakuten Linkアプリのフル機能利用や対応端末の豊富さ、国際ローミング時の柔軟性など、多くの利点があります。用途や予算に応じて適切なAndroid端末を選ぶことで、より快適な通信環境が得られるでしょう。

楽天モバイル 海外利用まとめ

  • は75カ国と地域で海外ローミングが可能
  • 対応エリアは北米、ヨーロッパ、アジア、オセアニア、中東、中南米、アフリカなど多岐にわたる
  • 「最強プラン」では月2GBまで高速データ通信が無料で利用できる
  • 2GB超過後も128kbpsの低速通信が無料で利用可能
  • 1GBあたり500円でデータ容量を追加チャージできる
  • Rakuten Linkアプリを使えば海外から日本への通話が無料で行える
  • 日本以外の国への通話はRakuten Linkの国際通話料金が適用される
  • Android端末ではRakuten Linkアプリの機能がフル活用できる
  • Android端末はWi-Fi環境下でも着信が可能
  • eSIM対応でSIMカードの差し替えなしで通信が可能
  • 海外利用の際は「my楽天モバイル」でローミングをオンにする必要がある
  • SIMフリー端末があれば現地の通信サービスも利用可能
  • 海外での電話番号入力は日本向けには+81、その他の国には各国の国番号が必要
  • WhatsAppなどのアプリを使えばデータ通信で無料通話が可能
  • テザリング機能を利用して他のデバイスとインターネットを共有できる
  • 動画視聴やデータ使用の多いアプリは無料通信容量を節約する際に控えるべき
  • 渡航先が対応エリアかどうか事前確認することが重要
  • iPhoneよりもAndroid端末の方が国際ローミング時の柔軟性が高い
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