agoda(アゴダ)は、格安でホテルや飛行機のチケットが購入できるので、多くの旅行好きの人が利用する大変便利な予約サイトです。
最近、SNSやインターネット上で、agodaに関する否定的な意見を目にすることがあります。もちろんシステムの問題などがあるかもしれませんが、多くの場合、利用者側の誤解や理解不足なども関係しています。
それでこの記事では、agodaの支払い方法について詳しく解説し、「こんなはずではなかったのに!」ということがないように理解を深めていきましょう。
agoda 支払い方法の概要
まず、agodaには大きく分けて4つの支払い方法(支払いプラン)があります。
- 今日予約して今日支払い
- 今日予約でも支払いは後日
- 今すぐ予約&宿泊施設へ直接払い
- アゴダコインで支払い
各支払い方法の対象をまとめるとこうなります。
支払いオプション | 対象 |
①今日予約して今日支払い | 今すぐ予約を確定させたい人 |
②今日予約でも支払いは後日 | 予約を確定しつつ、支払いを後日にしたい人 |
③今すぐ予約&宿泊施設へ直接払い | クレジットカードでの支払いを避けたい人 |
④アゴダコイン | 有効期限が切れる前にアゴダコインを使用したい人 |
それぞれの支払い方法や実際のケースを詳しく解説していきますね。
今日予約して今日支払い
agodaの「今日予約して今日支払い」オプションは、予約後すぐに支払いが完了し、部屋を確保できる便利な方法です。特に部屋数が限られている場合に推奨されます。
今日予約でも支払いは後日
agodaの「今日予約して後日支払い」オプションは、予約は即日、支払いは後日に延期できる便利な方法です。例えば、半年後の旅行を計画している場合、支払いは今ではなく旅行直前に確定したいですよね。ただし、この方法は宿泊施設が対応している場合のみ利用可能です。
今すぐ予約&宿泊施設へ直接払い
この「今すぐ予約&宿泊施設へ直接払い]オプションは、チェックイン時に料金を支払う方法です。予約は確定しますが、支払いは滞在時まで延期されます。ただし、利用できるかは宿泊施設によります。海外ホテルでは、支払い方法や為替レートに注意が必要です。
今すぐ予約&宿泊施設へ直接払いのみの宿泊施設を選びたい場合、左のメニューにある絞り込み機能を使ってチェックボックスにチェックを入れましょう。
キャンセルポリシーにはいつも注意をしましょう。
アゴダコインで支払い
アゴダコインは、アゴダでの予約によって獲得できるリワードコインです。これらはポイントとして使用でき、プロモーションやキャンペーンを通じて追加のボーナスコインを得ることも可能です。
支払い時にアゴダコインを使用するには、予約確定時に支払いオプションとして選択し、利用可能なコイン残高から支払いたい金額を適用します。
コインには有効期限が設けられており、獲得や使用条件は変更されることがあるため、最新情報をチェックし、有効期限内に利用することが大切です。
アゴダは40種類以上の決済オプションを提供しており、日本人ユーザーにとって便利な方法も多数あります。詳細はアゴダの公式サイトでご確認ください。
各支払い方法のメリットとデメリット比較表
旅行時の支払いには多くの方がクレジットカードを利用しますが、アゴダでは様々な支払い方法を提供しており、利用者は自分にとって最適な方法を選べます。
各支払い方法のメリットとデメリット
支払い方法 | メリット | デメリット |
クレジットカード | 主要なクレジットカード(VISA、JCB、Mastercard、American Express)が利用可能で、便利なオンライン決済が可能。 | カード情報の盗難や不正利用のリスクがある。利用可能なカードに制限がある場合がある。 |
デビットカード | クレジットカードと同様の利便性があり、利用可能なデビットカードが増えている。 | 残高不足による取引不可のリスクがある。一部のデビットカードが利用できない場合がある。 |
PayPal | オンライン決済の安全性が高く、簡単に支払いができる。 | サービス利用手数料が発生する場合があり、一部の国や地域で利用できない場合がある。 |
銀行振り込み | 接銀行口座から支払いが可能で、手数料が比較的安い。 | 処理に時間がかかる場合があり、予約が取れないことがある。振込手数料も発生する。 |
コンビニ支払い | 現金支払いが可能で、利用しやすい。 | 予約確定まで時間がかかる場合があり、支払いに利用できるコンビニが限られる。 |
Apple Pay | iPhoneやApple Watchから簡単に支払いができる。 | Appleデバイスを持っていない利用者には利用できない。 |
Google Pay | Androidデバイスから簡単に支払いができる。 | Googleデバイスを持っていない利用者には利用できない。 |
Klama(バーチャルカード) | 後払いが可能で、購入後に支払いができる。 | 利用可能な施設が限られる場合があり、利用条件が設定されている場合がある。 |
仮想通貨 | デジタル通貨での支払いが可能で、匿名性が高い。 | 通貨価値の変動が多く、不安定性がある。 |
現地払い | 宿泊施設での支払いが、現金やクレジットカードで行える。 | 予約確定まで不確定要素がある場合があり、支払い方法に制限がある場合がある。 |
支払い方法に関する便利なオプション
アゴダの予約オプションは便利ですが、キャンセルポリシーを理解しておくことで、不要なキャンセル料を避けられます。
キャンセル無料
agodaの「キャンセル無料」とは、予約確定後、一定の期間内なら予約をキャンセルしてもキャンセル料金が発生しないというオプションになります。
「キャンセル無料」オプションのメリット
「キャンセル無料」オプションを利用すると、旅行計画が変更になっても追加料金なしで予約をキャンセルできます。また、早期予約で割引が適用されることもあり、計画が未定の場合でも予約を確保できるため便利です。
「キャンセル無料」オプションのデメリット
「キャンセル無料」オプションの期限を過ぎてからのキャンセルは、宿泊施設のポリシーにより全額のキャンセル料が発生することがあります。期限内に計画を確認し、必要に応じてキャンセルすることが重要です。
予約は、4月11日にチェックインで取っていますが、3日前の4月8日の【前日】まで、つまり4月7日中にキャンセルする必要があることを示しています。(これは宿泊施設やプランによって変わります。)
この【前日】という言葉に注意しましょう。キャンセルの可能性がある場合は、キャンセル無料期間の終了日をカレンダーに記入しておくと良いでしょう。これにより、期限を忘れることなく対応できます。
クレジットカード不要
「クレジットカード不要」オプションを利用すると、クレジットカード情報なしで予約を確定できます。
「クレジットカード不要」オプションのメリット
「クレジットカード不要」オプションは、クレジットカードがない方や、カード情報のセキュリティを心配する方にとっても、他の安全な支払い方法を選べる便利な選択肢です。
「クレジットカード不要」オプションのデメリット
「クレジットカード不要」オプションを選んでも、宿泊施設によっては現金支払いが不可で、現地でクレジットカードが必要になることがあります。そのため、事前に支払い方法を確認することが推奨されます。
例えば、海外のホテルで、現金で支払いたい場合は、以下のようにメールで問い合わせるとよいでしょう。
メール問い合わせ例)
~~~~~~~~~
件名: Inquiry Regarding Payment Method for Hotel Stay
Dear [受取人の氏名。例えば、Reservation Agent],
I hope this email finds you well. I am writing to inquire about the payment method for my upcoming hotel stay at [ホテルの名前] on [チェックイン日] to [チェックアウト日].
The booking number is [予約番号].
I would like to confirm whether it is possible to settle the accommodation charges in cash upon check-out. If so, could you please provide me with the necessary information regarding the process and any specific requirements?
Additionally, if there are any forms or documents that I need to prepare in advance for cash payment, please kindly advise me on the procedure.
Thank you very much for your assistance. I look forward to your prompt response.
Best regards,
[あなたの氏名]
~~~~~~~~~
アゴダの支払い方法に関するよくある質問
アゴダの支払い方法について既にご存知かもしれませんが、これからアゴダの特徴を簡潔に解説します。これが今後のアゴダ利用の参考になればと思います。
アゴダのメリット・デメリット
続いて、アゴダの良い点・悪い点についてお伝えします。
アゴダのメリット
とにかく安い
アゴダはベストプライス保証やクーポンを提供し、飛行機やホテルをお得に予約できます。ベストプライス保証では、他サイトより安い料金を見つけた場合、差額を調整します。さらに、利用額に応じてマイルやポイントが貯まり、次回の予約に使えます。
口コミ数が多い
アゴダにはホテル、ツアー、レストランの口コミが1,500万件以上あり、予約選択の際に役立つ豊富な情報が提供されています。
掲載情報が多い
アゴダは、日本国内のホテル・旅館は5万軒以上、国外は290万軒以上の情報を掲載しています。他にも航空券やツアーなどを予約することもできます。
アゴダのデメリット
とはいえ、アゴダにもデメリットがあります。利用するかどうかはデメリットを理解したうえで決めると良いでしょう。
外資なので、融通は利かない
シンガポールに本社を置くアゴダは、Booking Holdings (Nasdaq: BKNG) の傘下にある会社です。日本の旅行サイトのように丁寧な対応をしてくれることは期待しない方が良いでしょう。
問い合わせなどに対する返信が遅かったり、対応がない場合もあり得ますが、ある意味これが世界基準です。そういうものとして理解しておきましょう。
あくまで紹介業者
アゴダは旅行者と宿泊施設を繋ぐ仲介業者です。予約に関するトラブルが発生した場合、アゴダが介入しないこともあります。予約が確定していても、時にはアゴダと宿泊施設の間で誤解が生じることがあり、現地で直接交渉する必要が出てくることも考えられます。
実際の利用者のレビューとトラブル発生時の対処方法
SNSでagodaの否定的なコメントを見かけることがあります。でも一般的には、問題がない時は投稿されにくいため、実際のネガティブな意見の割合は低いと言えるでしょう。もちろんどんなサービスでも、トラブルが発生することはあります。
あらかじめどんなことが起き得るかを知っておくと、対処しやすくなるでしょう。以下に一部の例を紹介します。
勝手にキャンセルされた
旅行予約では、飛行機やホテルがキャンセルを見越して多少のオーバーブッキングをすることがあります。これはキャンセルによる売り上げの減少を抑えるために大手の飛行機会社でも行われていることです。
そういうわけでagodaに限らず、旅行関係で予約したら、キャンセル通知がないかメールを定期的に確認し、迷惑メールフォルダもチェックすると良いでしょう。
返金処理の際の依頼の仕方
返金を依頼する際、会社はポイントでの返金を好むことがあります。状況に応じて、柔軟な対応でスムーズな処理を促すことが有効です。
予約確定前にカード会社に連絡する
海外ホテルの予約は国際決済となるため、事前にカード会社に通知すると良いでしょう。これにより、カード会社の不正利用防止措置による支払い遅延や拒否を防げます。
agoda支払い方法まとめ
agodaの支払い方法には、今日支払いや後日支払いなど4つのオプションがあります。支払い方法の選択には注意が必要で、キャンセルポリシーやトラブル時の対処方法も把握しておくことが重要です。
利用者のレビューからは、オーバーブッキングや返金処理などのトラブルもあることが分かります。あらかじめ起き得る問題を知り、こちらで対処できるように注意を払いましょう。
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