【まだ使える】成田空港でプライオリティパスの特典利用!ラウンジ・レストラン

プライオリティパス 成田空港

プライオリティパスとは、世界中の1,300以上の空港ラウンジや特定の飲食店を利用できる会員制プログラムです。このサービス、今大人気で、利用者は2023年から2024年だけでも31%増加しました。

海外はもちろん、日本国内の空港でも利用できるこのプライオリティパスですが、最近利用の範囲の変更がありました。いわゆる改悪というものです。

この記事では、まず成田空港でプライオリティパスを最大限活用する方法について解説します。そして規約変更後も飲食サービスがまだ利用できるプライオリティパスを発行してくれるクレジットカードを紹介しますので、最後までご覧ください。

  • 成田空港でプライオリティパスが利用できるラウンジやレストランの場所と内容
  • プライオリティパスを最大限活用するための利用方法や注意点
  • 成田空港内でのターミナル間の移動方法と便利な使い方
  • 規約変更後も飲食特典が利用可能なクレジットカードの情報
プライオリティパスの使い方

まず大前提として、プライオリティパスは、1回のフライトで複数のラウンジ・レストランを使用できます。そして出発する空港だけでなく到着した空港の一般エリアにあるレストラン・ラウンジも使用できます。

目次

プライオリティパスを成田空港で利用できるラウンジ

I.A.S.S Executive Lounge 2-1

では、プライオリティパスを使って利用できるラウンジをご紹介しましょう。注意点として2つあります。

  1. 第3ターミナル(LCC専用)にはラウンジがないこと
  2. 第1、第2ターミナルの場合、制限エリア内(手荷物検査後)で利用できるラウンジは国際線のみであること
ーミナルラウンジ 名場所利用対象営業時間
第1ターミナルI.A.S.S Superior Lounge -NOA-制限エリア国際線7:30-21:00
I.A.S.S Executive Lounge 1一般エリア国内線・国際線7:00-21:00
第2ターミナルI.A.S.S Superior Lounge -KoCoo-制限エリア国際線7:30-21:00
I.A.S.S Executive Lounge 2一般エリア国内線・国際線7:00-21:00

第1ターミナルのラウンジ

第1ターミナルにはプライオリティパスで入れる2つのラウンジがあります。1つは一般エリアに、もう1つは制限エリア内です。制限エリア内とは、手荷物検査の後、飛行機に乗るゲートに行く前の場所のことを意味します。

成田空港にある制限エリア内のラウンジは国際線を使用する人のみが利用できる場所にあります。国内線の制限エリア内には、プライオリティパスを使って利用できるラウンジはありません。

I.A.S.S Superior Lounge -NOA-

I.A.S.S Superior Lounge -NOA-

参照:IASS公式サイト

成田空港第2ターミナルに位置する「I.A.S.S Superior Lounge 希和 -NOA-」は、2023年7月にオープンしたモダンで落ち着いた雰囲気のラウンジです。このラウンジは、国際線出発エリアの制限区域内にあり、プライオリティパスや一部のプラチナカード以上の会員が利用可能な施設となっています。

基本情報
場所:成田空港第2ターミナル、出国審査後の3階(ゲート26隣)
営業時間:毎日 7:30~21:00
座席数:54席
利用条件:国際線出発時のみ利用可能プライオリティパスや対象クレジットカードを提示最大滞在時間は2時間まで
同伴料金:大人:35ドル(約5,069円)6歳未満の子どもは無料
サービス内容

制限エリア内にあるラウンジは、提供されるものが豪華です。

食事とドリンク:無料で提供される軽食(カレー、パスタ、デザートなど)が充実。ソフトドリンクやアルコール類も無料で提供。飲み物はセルフサービス形式で楽しめます。
設備:各席にコンセントとUSBポートを完備しており、充電が可能。Wi-Fiが無料で利用でき、仕事やリラックスに最適な環境。新聞や雑誌も用意されており、待ち時間を快適に過ごせます。
その他の特徴:荷物預かりサービスが無料。窓から外光を取り入れた明るい空間設計。シャワー設備はありませんが、清潔な化粧室が完備されています。
アクセス方法

出国審査後にエレベーターで3階へ移動し、ゲート26付近に位置しています。ラウンジ入口にはわかりやすい案内板が設置されているので、迷うことなく到達可能です。

I.A.S.S Superior Lounge -NOA-map

参照:IASS公式サイト

「I.A.S.S Superior Lounge 希和 -NOA-」は、その洗練された空間と充実したサービス内容から、多くの旅行者にとって魅力的な選択肢となっています。搭乗前にリラックスしながら過ごしたい方には特におすすめです。

I.A.S.S Executive Lounge 1

参照:IASS公式サイト

成田空港第1ターミナルに位置する「I.A.S.S Executive Lounge 1」は、出国審査前の一般エリア(ランドサイド)にあるラウンジで、搭乗前や到着後、さらには国内線乗り継ぎ時にも利用可能な便利な施設です。プライオリティパスを含む一部のゴールドカード以上の会員が利用でき、快適な空間と基本的なサービスを提供しています。

基本情報
場所:成田空港第1ターミナル 中央ビル5階。4階の中央エスカレーターから5階へ上がり、北ウイング右側に位置。
営業時間:毎日 7:00~21:00(年中無休)
座席数:78席
利用条件:プライオリティパスまたは対象クレジットカードの提示子ども(12歳未満)は無料で入室可能
同伴料金:大人:カード会社による小人(4~12歳):550円(税込)3歳以下:無料
サービス内容

サービス内容は、比較的シンプルです。詳細は以下のようになります。

食事とドリンク:無料のソフトドリンクが豊富に用意されており、セルフサービス形式で提供。アルコール類は1人につき1杯まで無料(ビールなど)。2杯目以降は有料。
設備:全席にコンセントとWi-Fiを完備しており、充電や作業環境に適したスペース。新聞や週刊誌の閲覧が可能。フライト情報モニターも設置。
その他の特徴:軽食や食事の提供はなく、スナック程度のみ。ラウンジ内は全席禁煙で、清潔感のあるシンプルな空間。食べ物の持ち込みは禁止。
アクセス方法

第1ターミナル中央ビル4階からエスカレーターで5階に上がると、北ウイング右手にラウンジがあります。分かりやすい案内表示があるため迷うことなく到達可能です。

item_narita_05-map

参照:IASS公式サイト

「I.A.S.S Executive Lounge 1」は、その利便性と基本的なサービス内容から、多くの旅行者にとって使いやすいラウンジです。特に短時間の休憩や作業スペースとしておすすめです。

第二ターミナルのラウンジ

第二ターミナルにも、プライオリティパスを使って利用できるラウンジが、一般エリアに1つ、制限エリア内に1つあります。

I.A.S.S Superior Lounge -KoCoo-

I.A.S.S Superior Lounge -KoCoo-

参照:IASS公式サイト

「I.A.S.S Superior Lounge -KoCoo-」は、成田空港第1ターミナルの制限エリア内に位置するプライオリティパス対応のラウンジです。このラウンジは、2023年に新たにオープンした施設で、洗練されたデザインと充実したサービスが特徴です。国際線出発エリア内にあるため、搭乗前の時間を快適に過ごすことができます。

基本情報
場所:成田空港第1ターミナル、保安検査後3階(ゲート付近)
営業時間:午前7時30分~午後9時
座席数:約54席
利用条件:プライオリティパスまたは対象クレジットカードを提示国際線出発時のみ利用可能
同伴料金:大人:料金はカード会社やプライオリティパスの契約内容による3歳以下の子どもは無料
サービス内容
食事とドリンク:軽食や和食を中心としたメニューが用意されており、蕎麦やお惣菜、パン類(クリームパンやあんパン)などが楽しめます。デザートにはみたらし団子なども提供されており、ちょっとした甘いものも味わえます。ソフトドリンクやアルコール(ビールやワインなど)は無料で提供され、セルフサービス形式で利用可能。
設備:ラウンジ内にはWi-Fiが完備されており、仕事や調べ物にも便利。各席にコンセントがあり、デバイスの充電も可能。フライト情報のモニターが設置されているため、搭乗時間を確認しながらゆっくり過ごせます。
その他の特徴:和を基調とした落ち着いた空間デザインで、清潔感があります。シャワールームはありませんが、快適な化粧室が利用可能。
アクセス方法

成田空港第1ターミナルの国際線出発エリアで保安検査を通過後、3階へ移動します。ゲート付近にあるため、搭乗口への移動もスムーズです。

I.A.S.S Superior Lounge -KoCoo-map

参照:IASS公式サイト

「I.A.S.S Superior Lounge -KoCoo-」は、その洗練された空間と充実したサービス内容から、多くの旅行者にとって魅力的な選択肢となっています。特に和食を中心とした軽食メニューは、日本らしい味わいを楽しめると評判です。搭乗までのひとときをリラックスして過ごしたい方にはおすすめのラウンジです。

I.A.S.S Executive Lounge 2

I.A.S.S Executive Lounge 2-2.jpg

「I.A.S.S Executive Lounge 2」は、成田空港第2ターミナルの出国審査前エリア(一般区域)に位置するラウンジで、プライオリティパスやゴールドカード以上の会員が利用可能です。国内線・国際線の利用者問わず、搭乗前や到着後、さらには乗り継ぎ時にも便利に利用できる施設として人気があります。

基本情報
場所:成田空港第2ターミナル 本館4階3階出発ロビーの「G」搭乗手続きカウンター隣にあるエスカレーターで4階へ上がり、左折するとラウンジ入口があります。
営業時間:毎日 7:00~21:00
座席数:138席
利用条件:プライオリティパスまたは対象クレジットカードの提示子ども(12歳未満)は無料で入室可能
同伴料金:大人:カード会社による小人(4~12歳):550円(税込)3歳以下:無料
サービス内容

サービス内容は、比較的シンプルです。詳細は以下のようになります。

食事とドリンク:ソフトドリンクは無料で提供され、セルフサービス形式。アルコール類は1人につき1杯まで無料(ビールなど)。2杯目以降は有料。
設備:Wi-Fi完備で、快適なインターネット環境を提供。各席にコンセントがあり、充電や作業に便利。新聞や週刊誌が用意されており、待ち時間をリラックスして過ごせます。
その他の特徴:軽食や食事の提供はなく、簡単なスナックのみ。シャワー設備はありませんが、清潔な空間で快適に過ごせます。
アクセス方法

第2ターミナル3階出発ロビーから「G」搭乗手続きカウンターを目指し、その隣のエスカレーターで4階へ移動。左折してずっと端まで歩くと左手にラウンジ入口が見つかります。

I.A.S.S Executive Lounge 2-map

参照:IASS公式サイト

「I.A.S.S Executive Lounge 2」は、その利便性と基本的なサービス内容から、多くの旅行者にとって使いやすいラウンジです。特に国内線・国際線問わず利用できる点や広い座席スペースが魅力的です。搭乗前後の時間を快適に過ごしたい方にはおすすめです。

プライオリティパスを成田空港で利用できるレストラン

プライオリティパスの魅力を際立たせているのが、3,400円(税込み)分の飲食を無料で行える特典でしょう。成田空港にも、このプライオリティパスの特典が使用できるレストランがあります。

注意点としては、

  1. 一般エリアと制限エリアに分かれていて、制限エリアは国際線のみである
  2. プライオリティパスの利用者が使える時間帯に制限がある店舗もある

というところでしょうか。詳しく見ていきましょう。

ターミナルレストランor施設名場所利用対象営業時間
第1ターミナル肉料理 やきすき やんま一般エリア国内線・国際線正午~17:00
Japanese Grill & Craft Beer TATSU制限エリア国際線正午~18:00
第2ターミナル鉄板焼 道頓堀 くり田制限エリア国際線7:30-22:30
9h nine hours Narita Airport(カプセルホテル)一般エリア国内線・国際線24時間
第3ターミナルぼてぢゅう屋台一般エリア国内線・国際線5:30-22:30

第1ターミナルで利用できるレストラン

肉料理 やきすき やんま

肉料理 やきすき やんま1

「肉料理 やきすき やんま」は、成田空港第1ターミナルのランドサイド(制限エリア外)に位置する和牛料理専門店です。プライオリティパスを利用することで、豪華なセットメニューを無料で楽しめる特典があり、多くの旅行者に人気のレストランとなっています。

基本情報
場所:成田空港第1ターミナル 中央ビル4階 レストラン街
営業時間:10:00~20:00(ラストオーダー 19:30)
プライオリティパス利用可能時間:12:00~17:00
座席数:55席
予約:不可
対応カード:プライオリティパス、その他クレジットカードや電子マネーも利用可能
プライオリティパス特典
肉料理 やきすき やんま2

プライオリティパスを提示すると、以下のセットメニュー(3,400円相当)が無料で提供されます:

  • 和牛肩ロースを使用した「やきすき」
  • ご飯、サラダ、スープ、漬物
  • 溶き卵(黄身のみを濾して作られた特製卵)
  • デザート(ミルクプリン)

※ドリンクは含まれておらず、有料で注文可能です。

筆者も実際にいただきましたが、肩ロースということもあるのか、脂がのっているのにもかかわらず、あっさりしていて大変美味しくいただきました。

アクセス方法

成田空港第1ターミナル中央ビル4階に位置し、国内線・国際線問わず出発前または到着後にも利用可能です。第2・第3ターミナル利用者もシャトルバスでアクセスできます。

肉料理 やきすき やんま-map

参照:成田空港公式

注意点

「肉料理 やきすき やんま」の場合、プライオリティパスを使用しての利用は、12:00~17:00と限定されています。私が行ったのは平日の16時くらいでしたので、いくつか空席は見られましたが、おそらく12時直後は大混雑だと思われます。

また「肉料理 やきすき やんま」は、プライオリティパス特典の提供の1日当たりの上限数が決まっているようです。それで夕方に行くと、もしかすると売り切れていて特典利用ができない可能性があります。

「肉料理 やきすき やんま」は、高品質な和牛料理を無料で楽しめる貴重なレストランとして、多くの旅行者から支持されています。成田空港を訪れる際にはぜひ立ち寄り、日本ならではの味覚を堪能してください。

Japanese Grill & Craft Beer TATSU

Japanese Grill & Craft Beer TATSU1

参照:Tatsu公式サイト

「Japanese Grill & Craft Beer TATSU」は、成田空港第1ターミナルの制限エリア内に位置する和食とクラフトビールを楽しめるレストランです。プライオリティパスを利用することで、指定されたセットメニューを無料で楽しむことができるため、国際線利用者にとって人気のスポットとなっています。

基本情報
場所:成田空港第1ターミナル 中央ビル3階(保安検査後、国際線エリア内)
営業時間:07:30~20:00(ラストオーダー19:30)
プライオリティパス利用可能時間:12:00~18:00
座席数:約50席
対応カード:プライオリティパス、現金、その他クレジットカードや電子マネーも利用可能
プライオリティパス特典
Japanese Grill & Craft Beer TATSU2

プライオリティパスと当日の搭乗券を提示することで、以下のセットメニュー(3,400円相当)が無料で提供されます:

SETA:

  • 肉うどん
  • 天ぷら4種盛り合わせ
  • ドリンク(ソフトドリンクまたはアルコール1杯)。アルコールでは、東京地ビール「隅田川ブルーイング」や「エチゴビール」などのクラフトビールも選択可能。

※以前提供されていた「SETB(ミニうどん、天ぷら4種、刺し身盛り合わせ)」は現在提供されていません。

アクセス方法
  • 成田空港第1ターミナル3階の制限エリア内に位置しており、保安検査を通過した後に利用可能です。
  • 場所は26番ゲート付近で、フードコートエリア内にあります。北ウイング・南ウイングどちらからもアクセス可能ですが、便によっては少し歩く場合があります。
Japanese Grill & Craft Beer TATSU-map

参照:成田空港公式

「Japanese Grill & Craft Beer TATSU」は、日本食とクラフトビールを気軽に味わえるレストランとして、多くの旅行者に支持されています。成田空港第1ターミナルから国際線で出発する際にはぜひ立ち寄り、日本ならではの味覚を堪能してください。

第2ターミナルで利用できるレストランと施設

鉄板焼 道頓堀 くり田

参照:ぼてじゅうグループ公式サイト

「鉄板焼 道頓堀 くり田」は、成田空港第2ターミナルの国際線出国手続き後エリアに位置する鉄板焼き専門店です。老舗お好み焼き店「ぼてぢゅう」を運営する「BOTEJYU Group」が手掛ける店舗で、プライオリティパスを利用することで豪華なセットメニューを無料で楽しむことができます。フライト前に日本の鉄板焼き文化を堪能できるレストランとして、多くの旅行者に人気です。

基本情報
場所:成田空港第2ターミナル 本館2階 出国手続き後エリア「JAPAN FOOD HALL」内
営業時間:7:30~22:00(ラストオーダー 21:30)
利用条件:プライオリティパスと当日の国際線出発便搭乗券を提示国内線や到着時の利用は不可
座席数:約50席
プライオリティパス特典

プライオリティパス会員は、以下の専用セットメニュー(3,400円相当)から1つを無料で選択可能です:

  1. 大阪道頓堀セット
    • 元祖モダン焼き(豚&海老)
    • 大阪たこ焼き4個
    • 丹波黒まめ塩バターどら焼き
    • 選べるドリンク(ソフトドリンクまたはアルコール)
  2. 鉄板焼ステーキセット
    • 牛ランプステーキ
    • ご飯
    • お味噌汁

※ドリンク付きは「大阪道頓堀セット」のみとなります。

アクセス方法

成田空港第2ターミナルで出国手続きを済ませた後、「JAPAN FOOD HALL」を目指します。フードコート内に位置しているため、搭乗ゲートへの移動もスムーズです。

鉄板焼 道頓堀 くり田-map

参照:成田空港公式

「鉄板焼 道頓堀 くり田」は、日本の食文化を代表する鉄板焼きを気軽に楽しめるレストランとして、多くの旅行者から支持されています。成田空港第2ターミナルから国際線で出発する際にはぜひ立ち寄り、美味しい料理とともに特別なひとときをお過ごしください。

9h nine hours Narita Airport(カプセルホテル)

9h nine hours Narita Airport(カプセルホテル)

参照:9hours公式

「9h nine hours Narita Airport」は、成田空港第2ターミナルのランドサイド(制限エリア外)に位置するカプセルホテルです。スタイリッシュで機能的な空間が特徴で、仮眠やシャワーを利用したい旅行者に最適な施設です。プライオリティパスを利用することで、最大5時間まで無料でカプセルベッドやその他の設備を利用できる特典があり、乗り継ぎやフライト待ち時間を快適に過ごすことができます。

基本情報
場所:成田空港第2ターミナル 地下1階(P2駐車場ビル内)第2ターミナル2階から連絡通路を通り、P2駐車場ビル地下1階へ移動。
営業時間:24時間営業プライオリティパス利用可能時間:午前9時~午後6時
予約:プライオリティパス利用の場合は事前予約不可(空室状況により利用可)
プライオリティパス特典

プライオリティパス会員は以下のサービスを無料で利用できます:

  1. カプセルベッド利用(最大5時間)
    • 仮眠用のカプセルベッドで快適に休息可能。
    • 枕、毛布、館内着、スリッパが提供されます。
  1. シャワーと洗面台の利用
    • 清潔なシャワールームにはシャンプー、コンディショナー、ボディソープが完備。
    • バスタオルやフェイスタオルも提供されます。
  1. ロッカー
    • 大型キャリーケースも収納可能なロッカー付きで荷物管理も安心。

※5時間を超える滞在や午後6時以降の利用は、通常料金から3,400円(税込)の割引が適用されます。

アクセス方法

成田空港第2ターミナルから徒歩約5分。

  • 第2ターミナル2階からP2駐車場ビルへの連絡通路を進む。
  • 突き当たり左手のエレベーターで地下1階へ移動すると到着。
9h nine hours Narita Airport(カプセルホテル)-map

参照:成田空港公式

利用時の注意点
  • プライオリティパス保持者本人のみ対象。同伴者は別途料金が必要です。
  • 利用には当日出発するフライトの搭乗券または予約確認書が必要です(到着時の利用は不可)。
  • 空室状況によっては利用できない場合がありますので注意してください。
  • 5歳以下のお子様は入室不可。6~17歳のお子様は同性の保護者同伴または同意書が必要です。

「9h nine hours Narita Airport」は、成田空港を利用する旅行者にとって非常に便利な施設です。特にプライオリティパスを活用すれば無料で快適な仮眠とシャワーが楽しめるため、待ち時間を有効活用したい方にはおすすめです。

第3ターミナルで利用できるレストラン

ぼてぢゅう屋台

ぼてぢゅう屋台1

「ぼてぢゅう屋台」は、成田空港第3ターミナルの一般エリア(ランドサイド)に位置する粉もの料理の専門店です。プライオリティパスを利用することで、3,400円相当のセットメニューを無料で楽しむことができ、国内線・国際線の出発前や到着後でも利用可能な便利なレストランとして人気を集めています。

基本情報
場所:成田空港第3ターミナル 2階 フードコート内(手荷物検査前)
営業時間:5:30~22:30(ラストオーダー 22:00)
利用条件:プライオリティパスと当日の搭乗券を提示同伴者の利用は不可(プライオリティパス保持者本人のみ)再利用は6時間以内不可
座席数:フードコート内の共有席を利用
プライオリティパス特典
ぼてぢゅう屋台2

プライオリティパスを提示することで、以下の「道頓堀セット」が無料で提供されます。

  • ミックスモダン焼き
  • 大阪たこ焼き(4個)
  • 金賞からあげ「ぼてから」(1個)
  • 大阪塩バターどら焼き(1個)
  • ドリンク(ソフトドリンクまたはアルコール)

※ドリンクは自由に選べ、ビールなどのアルコールも含まれます。

アクセス方法

成田空港第3ターミナル2階フードコート内に位置しています。第3ターミナルはLCC専用ターミナルで、第2ターミナルから徒歩約15分またはシャトルバスでアクセス可能です。電車利用の場合は「空港第2ビル駅」が最寄り駅です。

ぼてぢゅう屋台-map

参照:成田空港公式

利用時の注意点
  • プライオリティパス保持者本人のみ無料対象となり、同伴者分は別途料金が必要です。
  • 混雑時には待ち時間が発生する場合がありますので、時間に余裕を持って訪問してください。
  • 再利用は6時間以内不可となっています。

「ぼてぢゅう屋台」は、そのボリューム満点のセットメニューと利便性から、多くの旅行者に支持されています。特に第3ターミナルを利用する際にはおすすめのスポットで、日本らしい食文化をフライト前後に気軽に楽しむことができます。

ターミナル間の移動について

ターミナル移動バス

参照:成田空港公式

成田空港の場合、1回のフライトでプライオリティパスが複数回使えます。ただしこの場合、ターミナル間の移動が必要になります。

それぞれの位置関係ですが、ターミナル1とターミナル2は別の建物、そしてターミナル2とターミナル3(LCC専用)は隣り同士で近く歩ける、というイメージです。

ターミナル間の距離

バス

筆者が実際に2024年12月に利用した際、飛行機の到着がターミナル2でした。そしてターミナル1まで無料バスを利用し、ターミナル1からターミナル3も無料バスを利用しました。

そして京成電車に乗るために再びターミナル2に移動する必要がありましたが、ターミナル3から2は徒歩で移動しました。大体徒歩で10分と少しでした。

ターミナル2からターミナル3へ

ターミナル2からターミナル3の距離は、0.5kmなので、時速4kmで歩いたとして、大体8分くらいです。無料バスもありますが、待っている間に到着してしまうくらいの時間です。

バスに乗るなら、ターミナル2の西側に位置する3番乗り場から乗ることができます。

バス乗り場
1番 ターミナル間連絡バス(T3行き)乗り場

参照:成田空港公式

ターミナル2からターミナル1

ターミナル2からターミナル1の距離は、1.4kmなので、時速4kmで歩いたとして、大体20分くらいです。バスだと、待ち時間は考慮せず、乗っている時間だけで10分ほどです。

バス乗り場
18番 ターミナル間連絡バス(T1行き)乗り場

参照:成田空港公式

ターミナル1からターミナル2、ターミナル3へ

ターミナル1には、ターミナル1,2を回るバスと、ターミナル1,2,3を周回するバスの2種類があります。どちらもバス乗り場は6番で、来たバスがどちらかを判断して乗るかどうかを決めます。

バス乗り場
6番 ターミナル連絡バス乗り場

参照:成田空港公式

ターミナル3からターミナル1へ

ターミナル3からターミナル1に行くには、3番から出ているバスに乗る必要があります。

3番 ターミナル連絡バス乗り場

参照:成田空港公式

ターミナル3からターミナル2へ

ターミナル3からは、ターミナル2の間を往復するバスと、ターミナル3,2,1と周回しているバスがあります。前者のバス停は、2番、後者は3番になります。

2番 ターミナル間連絡バス乗り場

参照:成田空港公式

以上、成田空港のターミナル間を行き来するバスの種類とバス停の番号をお伝えしました。それぞれ5~10分おきに出ているので、バス停で待っていれば大丈夫です。

プライオリティパスの申込方法とサービス

こうした特典の多い、プライオリティパスですが、取得方法は2パターンあります。

  1. 正規のプライオリティパス会員になる。
  2. プライオリティパスが付帯しているクレジットカードを取得する

それぞれ説明していきます。

プライオリティパスの申込方法

直接申し込む方法

プライオリティパスの正規会員になる方法ですが、会員の種別は3つあります。

会員種別年会費ラウンジ利用料金同伴者料金
スタンダード99USドル32USドル32USドル
スタンダード・プラス299USドル年10回まで無料(以降32USドル)32USドル
プレステージ429USドル無料(利用回数の制限なし)32USドル

まず、「スタンダード」会員は、年会費99USドルを支払っていても、毎回ラウンジを使用する旅に32USドルを払う必要があります。そういう意味では、会員になる意味がほぼありません。

ついで、「スタンダード・プラス」は年会費299USドルで、ラウンジ使用が10回まで無料、その後毎回30USドルを支払う必要があります。10回使うと、340USドル分ですから、実際にピッタリ10回使っても41USドル分しかお得ではありません。

そうなると、選ぶのは「プレステージ」会員のみになります。年会費は429USドルと高額ですが、ラウンジは無制限で使用可能です。出張や旅行で海外に何度も出かける人なら、これ1択でしょう。

クレジットカード付帯のプライオリティパス

もう1つの方法は、特定のクレジットカードに付帯するプライオリティパスを取得するという方法です。この場合のプライオリティパスの種別は「プレステージ」になります。(利用制限などは各クレジットカードによって異なる。)

これまで、三菱UFJニコス、JCB、楽天プレミアムカードなど、年会費が安い割にプライオリティパスを発行していくれるクレジットカードが人気でしたが、最近、規約変更されて、使用制限されるようになりました。

最近飲食サービスが使えなくなったクレジットカード付帯のプライオリティパス
クレジットカード会社名規約変更の時期
三菱UFJニコスおよびフランチャイジー各社のプラチナ会員2024年10月1日以降
JCBゴールド ザ・プレミア会員2024年10月31日以降
JCBプラチナ会員2024年10月31日以降
JCBザ・クラス会員2024年10月31日以降
会員2025年1月1日以降

この規約変更で特に痛いのは、ぼてじゅうをはじめとする飲食サービスを全面的に利用できなくなる部分です。

とはいえ、安心してください。まだ飲食サービスも利用できるプライオリティパスを発行してくれるクレジットカードがあります。

お勧めクレジットカード付帯のプライオリティパス

2024年12月時点で、引き続き飲食サービスを使用できるクレジットカード付帯のプライオリティパスは以下の通りです。今後プライオリティパスを使用したいと思っておられるなら、参考にしてください。

ただし、こうした特典はいつ変更になるか分かりませんので、クレジットカードを申し込む前にお確かめください。

クレジットカード会社名年会費利用制限
セゾンローズゴールドAMEX実質11,000円回数制限なし
セゾンプラチナビジネスAMEX22,000円(初年度無料)回数制限なし
静銀セゾンプラチナAMEX22,000円回数制限なし
ミライノカードトラベラーズゴールド11,000円年6回まで
UCプラチナ16,500円年6回まで
エポスプラチナ30,000円or20,000円回数制限なし
ジャックスプラチナ22,000円年6回まで
アポロステーションプラチナ22,000円回数制限なし
ダイナーズクラブカード24,200円国内:回数制限なし海外:年10回まで

それぞれのクレジットカードに関しても、公式サイトから条件やメリットについてよくご確認ください。

以上、成田空港で使用できるプライオリティパスの特典についてご紹介してきました。いつまた規約変更になるか分かりませんので、プライオリティパスを使ってみたい方は早めに申し込むことをお勧めします。

プライオリティパスに関するQ&A

どのクレジットカード会社でプライオリティパスを作ったかによって、カードのデザインは変わる?

筆者は、クレジット付帯のプライオリティパスを2枚持っていますが、デザインは同じです。唯一違うのは、EXPIRY DATEの文字の大きさと年月日の順番でしょうか。

ちなみに画像だと上のものがアメックス、下のものが楽天プレミアムカード付帯のプライオリティパスになります。

プライオリティパス2枚

ただし、クレジット会社により多少に差はありますが、今後プライオリティパスのカードは発行されず、すべてデジタル会員証(アプリ版)に移行していきます。

デジタル会員証は、プライオリティパスアプリを通じて即時発行され、スマートフォンでQRコードを提示することでラウンジ利用が可能になります。またアプリ上でラウンジ情報や利用履歴も確認できるため、従来のカードより利便性が向上します。

自分のプライオリティパスで飲食できるのかどうかはどのように判断したらいい?

一見同じデザインでまったく内容も同じに見えるプライオリティパスですが、利用できるサービスが異なります。

基本的には、どのクレジットカード会社が発行したプライオリティパスかが重要です。上記の表に掲載されている「今のところまだ飲食利用ができるクレジットカード」に入っているか、あるいは直接クレジットカード会社に問い合わせて確認されることをお勧めします。

また今後はカードではなく、アプリになるのでアプリ内で利用できるラウンジや飲食施設の一覧が表示されます。表示されているものは使用可能、ということですね。

プライオリティパス 成田空港まとめ

  • プライオリティパスは世界1300以上の空港ラウンジや飲食店を利用可能な会員制プログラム
  • 成田空港でプライオリティパスは大いに利用する価値がある。
  • プライオリティパスは1回のフライトで複数回の利用が可能
  • ターミナル間の移動は無料バスや徒歩でスムーズに行える
  • プライオリティパスはクレジットカード付帯か直接申し込みで取得できる
  • 一部のカード付帯プライオリティパスは飲食特典が利用不可となる規約変更が発生
  • 現在でも飲食特典が利用可能なクレジットカードがいくつか存在する
  • 規約変更の可能性があるため早めの申し込みが推奨される
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