プロの翻訳家30人が回答!外国語を早く習得するコツを知れば、初心者の学習スピードアップは間違いなし!

株式会社アットグローバル 社内アンケート企画

外国語を早く習得したいと思いながらも、思ったより時間がかかってしまったり、他の人のように上達しないと感じたり、壁にぶつかっている人は少なくないでしょう。

初心者が最短ルートで、目標とする外国語をマスターするためにはどうしたらいいのか?

これから外国語学習に取り組む初心者の方たちの参考になればと、ちょっとグローバル編集部で社内アンケート企画が持ち上がり、株式会社アットグローバル翻訳部の中でも特に主力となっている30人(翻訳経験1年目の新人から33年になるベテランまで)に、外国語学習についてのアンケートを実施しました。

これから外国語を勉強を始める初心者の方、いまTOEICや海外移住などの目標に向かって勉強をがんばっている方、モチベーション維持に苦労している方など、ぜひ参考にしてください。

プロの翻訳家の回答から見えてきた外国語学習のコツ、そしてモチベーション維持のヒントとは・・・?

アンケートに答えてくれた翻訳部30人の担当言語:
英語、中国語、韓国語、フランス語、イタリア語、ベトナム語、インドネシア語、ネパール語、タミール語

目次

Q. なぜその言語を学ぼうと思いましたか?

まずは外国語を学ぼうと思ったきっかけについて尋ねてみました。誰もが最初は初心者!生きていくうえで必ずしも必要というわけではない外国語ですが、みなさんなぜ語学の勉強を始めたのでしょうか?

海外旅行が好きで、アメリカ文化に憧れ、サーフィンが好きで、バリが波が良く、海外ボランティアがしたかったため。

(翻訳経験10年、英語・インドネシア語担当)

複数の要因があるが、インドネシア語が「世界一簡単な言語」と言われていることは大きな後押しになった。

(翻訳経験4年、インドネシア語)

インドネシア語はそんなに簡単なんでしょうか?全く話せない人からすると、やはり難しい気がしますが。でも簡単な言語から始めてみるというのは良い方法かもしれませんね!

英語は世界共通の言語であり、必要となる場面が必ずあると考えたため。

(翻訳経験2年、英語)

元々英語圏の文化が好きで、そこで話される言語を学べばもっと楽しくなると思ったため。

(翻訳経験15年、英語)

英語は学校の授業で。イタリア語については、なんとなくヨーロッパの言語を1つくらい学びたいと考えていたところ、バレーボール・世界史という自分の好きな分野と一番関わりのある言語であったため。

(翻訳経験4年、英語・イタリア語)

きっかけは様々ですが、好きという気持ちや好奇心、はっきりした外国語学習の意義があると、勉強を続ける力になりますね。初心を忘れないことも、勉強を続けていくコツのような気がします。

Q. 早く外国語をマスターするには、聞く、話す、読む、書くのどれを優先すべきだと思いますか?

語学に関する様々なメソッドが世の中に溢れています。たくさんの語学の専門家がそれぞれの持論を語っているのを、Youtubeやネットニュースでも目にして、初心者の皆さんは混乱してしまうかもしれません。果たしてアットグローバルのプロ翻訳家たちの意見はどうだったでしょうか・・・?

まずはアンケート結果をグラフで見てみましょう!

優先すべきは「聞く」ことだという意見が約6割

意見が分かれるかと思いましたが、約6割が「聞く」が最優先だという答えになりました!その次が「話す」ですので、やはり人とコミュニケーションをとりながら学ぶのが一番の近道と考えている人が多いようです。聞くことが大事だと回答した方の追加コメントも見てみましょう。

音声言語は音が基本。文字は言語を表現する手段に過ぎない。聞いたことがなければ話せない

(翻訳経験7年、英語)

日本の学校ではまず「書く」を学習し、その後も書くことばかり重要視しているように感じます。私としては、意味は分からなくても良いのでまずどんどん聞いて、聞いた事をまねて話してみるのが言語能力の進歩に役立つと思います。書けないけどコミュニケーションが取れる方は大勢おられます。

(翻訳経験12年、中国語)

「インプット」がアウトプットの基になるから。また、「音声」がすべての要素で大事。

(翻訳経験15年、英語)

翻訳のためですと細かなニュアンスを読み取る力が必要です(ターゲットは通常、母国語ですので「書く」より「読む」を優先しました)。会話するためには、ある程度相手の言うことがわかればブロークンな話し方でもなんとかなるので、「聞く」が最も大切だと思います。

(翻訳経験10年、英語・タミール語)

コミュニケーションの基本は聞くことから、というわけですね。そして赤ちゃんの成長過程を踏まえた考え方もなるほどと思いました。初心者は赤ちゃんの真似をして学ぶのが一番自然なのかもしれません。

赤ちゃんが言語を学ぶのと同じだと言われています。耳から入った単語や文法は、自然と口から出てくると思います。よく使われている言葉を聞く・話す→本などで法則を確認して頭で整理する、という順番で覚えた言葉は身に付きやすいと感じています。

(翻訳経験1年、英語・フランス語・中国語)

人間の赤ちゃんと同じです。最初はお母さんの声を聞き、覚えていきます。

(翻訳経験9年、ベトナム語)

実際にネイティブ話者の言葉を「聞く」ことで、辞書や本よりも日常生活に肉薄した言語を知ることができる。そしてネイティブ話者の話した言葉やフレーズを使って自分も「話す」ことで多くの新たな語彙や文法を習得できる。

(翻訳経験4年、インドネシア語)

学習の初期段階では、基礎を築くためにインプット(読む、聞く)の割合を多くして、徐々にアウトプット(書く、話す)を増やしていくことで効率的に正しい英語をマスターできるようになると考えるため。

(翻訳経験2年、英語)

外国語を「聞く」以外を優先すべきという意見も

そしてもちろん聞く以外も大事ですが、順番を考えると良いという意見もありました。

聞く・話す・読む・書くは、大きく2つのカテゴリーに分けられる(聞く話す+読む書く)。もちろん全ては相互に関連しあっているが、読み書きは文法的正しさや文字理解などの理知的作業(左脳優先)、「聞く話す」は感覚的作業(右脳優先)だと感じるので、領域が異なり、求められる能力が大きく違う。言語をマスターすることの定義にもよるが、個人的にはネイティブとコミュニケーションが取れることが最大目標だと考えるので、「聞く話す」が重要と思う。そのうえで、正しく聞き取れるように慣れなければ、自分の発音が正しいのかどうか判断することが難しく、変な訛やイントネーションがなかなか改善できないので、聴く(聞き取り判別する)力がいちばん大切だと思う。

(翻訳経験12年、英語・中国語)

まずはインプットが大事と考える人が多かったため、「聞く」という答えが多かったと思われます。言葉は本来コミュニケーションのためのものですから、まずは聞くことを基本にすると良いようです。

ただもちろん、別意見もありましたので参考にご紹介しましょう。

日本人は読み書きはできても会話ができない、フィリピン人は聞く話すを重視しているので会話ができるといった言い方がありますが、これは的外れだと思います。日本語と英語の違いが大きいため、日本人が英語の会話を学ぶこと自体が難しく、どの順序で学んでも聞く話すの習得には時間がかかります。読み書きを習得していれば努力次第で聞く話すに活かすことができますが、聞く話すを習得しても読み書きの能力に直結するとは限りません。

(翻訳経験18年、英語・中国語・韓国語)

言語による、そしてマスターすると言っても話せるようになることと、書いたり読めたりするようになることは別ということですね、確かに。

何をもってその言語をマスターできたと考えるかによると思います。堂々とその言語を話せるようになるということであれば、話すことが重要になりますし、非常に難しい単語の意味まで記憶しているということであれば、読むことが重要になると思います。個人的には、実際的に日常生活のリアルな場面(会話など)で言語を使用できないと意味がないと考えているので、話すことを優先すべきだと思います。

(翻訳経験4年、英語・イタリア語)

聞くことが基本ですが、マスターする言語によって優先すべき方法は異なると思います。これは個人的な考えですが、英語は聞くことが優先ですが、日本語など表意文字の言語を学ぶ際は、聞くことに加えて読むこともかなり大切だと思っています。言語を見たときに、音で言語を認識するか、カタチで言語を認識するかの違いなのではないかと思っています。あとは、個人によって優勢な学習方法が異なるので、自分が得意な学習方法に合わせることも役立つと思います。

(翻訳経験7年、英語)

話すことが大事。ネイティブの人を相手に話すと間違った表現を直してもらえることもあるし、必然的に正しい表現を聞く機会にもなる。

(翻訳経験2年、英語)

この仕事を始める以前に専門学校等へ通ったこともなく、語学力もありませんでした。業務を通して知らない単語(実際知らない単語だらけでした)をネットや辞書で調べたり、翻訳者さんに用法を質問したりして、毎日大量の文章読むことでなんとか続けてこられたと思っています。

(翻訳経験20年、英語)

さすが皆さんプロの翻訳家で、「何をもってマスターしたと考えるか」「翻訳のためなのか、コミュニケーションのためなのか」なども考えて回答してくれました。質問もしっかり分析し、できるだけ正確に答えようとしてくださるのは、やはり翻訳チームならではの特徴です。

「聞く」をベースにすると良いようですが、初心者はまず、自分に合った学習ロジックを見つけたいですね。

ではこれを踏まえて、次の質問と答えも見てみましょう。

Q. おすすめの外国語勉強法を教えてください!

今では世界的大企業の案件を扱うアットグローバルの翻訳チームも、一朝一夕に語学力を身に着けたわけではありません。大人になってから外国語を学ぶというのは、地道な努力の積み重ねがあってこそです。プロの翻訳家たちそれぞれにとって、訳だったおすすめの勉強方法は何でしょうか?

学んだことをアウトプットすることが大切

その言語の本を朗読と一緒に聞きながらシャドーイングすると、その言語の模倣がうまくなる→口が慣れてくると思います。歌を覚えることも、模倣+文法学習になるので良いと思います。

(翻訳経験1年、英語・フランス語・中国語)

取得したい言語で日記を書く。習得したい言語で独り言をぶつぶつ言う。

(翻訳経験10年、英語・インドネシア語)

初めて出会った単語や表現などはできるだけ早くアウトプットして身につけること。声に出したり、書いたり、使える機会を探してアウトプットする。

(翻訳経験2年、英語)

高校までの授業で学んだこと以外には、自分の興味のあるものを使うのが効果的だと感じています。好きな英語を字幕なしで見てみるとか、好きな小説家の本を英語で読んでみるなどです。

(翻訳経験2年、英語)

学んだことは使う・アウトプットするということが大事という意見が幾つかありました。やはり脳の仕組みとして、インプットしたらアウトプット!と、セットで意識した勉強方法は効果的なようです。

Youtubeなどでネイティブの会話を聞く

Youtube(コンテンツは何でもOK。自分が好きなものだと継続できる)で、ネイティブスピーカーが直接しゃべっているものをピックアップ。その人のしゃべり方、抑揚、間の取り方、表情まですべてコピーし、自然な表現をその状況と紐付けて学習する。

(翻訳経験15年、英語)

息抜き感覚で楽しく学ぶならYoutube(個人的に好きなのはKevin’s English Room)、自分のお気に入りの映画を見ることです。直接言語を学ぶことに加えて、文化や習慣、考え方を知ることができます。バランスよく学ぶなら英字新聞を読むことがお勧めです。自分が読みやすい記事からでよいので、徹底的に単語や文の構造を勉強しています。

(翻訳経験15年、英語)

子供向けのアニメなどの動画。日常会話が描かれているし、言葉遣いが比較的平易で良い教材になる。それでも難しい場合は再生速度を落とす、同言語の字幕を使うなどできる。

(翻訳経験4年、インドネシア語)

新しい言語を学習し始める時には必ず、その言語を母語とするYoutuberを探します。その言語自体について基礎から解説しているチャンネルもあれば、ただ単にVlogを挙げているYoutuberもいますが、ネイティブの発音を聞くことができて、その言語を読んだりするときに音を知っていると楽になると思います。

特定の本ではありませんが、外国語を学習をする時に、その言語で書かれている教材を使用することも大切だと思います。英語で書かれている教材(英語以外の言語を学習する場合)や日本語(または自分の母語)で書かれている教材を使用すると、どうしてもその先も読んだり、話したり、文章を書いたりするときに、頭の中で翻訳作業が行われてしまうためです。ある程度のレベルまで、学習している言語で書かれている教材を使用して勉強を進めてから、詳しい文法の話などについて母語または英語で書かれている教材を読むと、そうだったのか、と気づく点もありますが、そういった難しい内容については、それ以前の時点で理解する必要もないことだと思います。

(翻訳経験4年、英語・イタリア語)

そしてやはり今は、Youtubeを活用することが効果的だと感じますね。ネイティブの自然な会話に触れることで、いっそう聞く力が磨かれます。

ネイティブとのコミュニケーションに勝るものなし

学ぶ言語が話されている環境に住むことができる場合は、実際に移住することが一番の近道だと思います。そこに移動したら基本「その言語しか話さない」と決心すること。元サッカー選手の本田圭佑さんの「ものすごく簡単だけど意外とやらない。環境にこだわれということ」という言葉のとおりだと思います。

(翻訳経験15年、英語)

ネイティブとのマンツーマンレッスン。その言語しか話せない状況になると、自然と表現力が増すと思います。

(翻訳経験1年、英語・中国語・フランス語)

ネイティブに習わないと習得できないものと、一人で勉強した方がよいものを棲み分けることが大切です。前者は発音や自由な会話、Phrasal verbなどノンネイティブでは直感的に理解できないものなどです。後者は単語の記憶、文法、話す練習、読み書きの練習などです。

(翻訳経験18年、英語・中国語・韓国語)

さらに良いのはネイティブのレッスンを受けたり、ネイティブの友だちを作ったり、いっそ移住してしまうということですね。確かに環境を整えれば、語学学習のスピードもアップしそうです。状況が許すなら、これが近道なのは間違いありません。

ある人は勉強に飽きてきたなら別の言語を趣味として行うなら、自信がつくと言っていました。例えば中国語を勉強していて飽きた時、フランス語の勉強を始めます。そうすると、自分はフランス語は全然わからないが、中国語ならこんなにわかる、と自信が湧いてくるのだそうです。面白いですね。

(翻訳経験9年、ベトナム語)

今は学校教育以外にも多様な勉強方法がありますが、いずれの勉強法も、継続していくことが大事ですね。アットグローバルの翻訳チームも、仕事だけでなく日々語学の勉強に励んでいます。

では学習を定期的に続けていくためのモチベーション維持に、何か役立っているものがあるでしょうか?

Q. 勉強のモチベーションを保つためどんなことをしていますか? 挫折を乗り越えた経験があれば、そのコツも教えてください。

プロになっても勉強がずっと続くのが、翻訳の世界です。外国語学習に終わりはありませんので、楽しく続けられるよう、モチベーションを維持することはとても重要です。アットグローバル翻訳チームの回答を見てみましょう。

外国人の友だちがいれば、勉強に役立つと同時にやる気もアップ!

その言語を話す人を友達にすること

(翻訳経験12年、ネパール語)

学習の最初の段階でネイティブの友達を作ると、勉強をやめた時にその人と話せなくなると考えられる(とても個人的な考え方ですが)ので、勉強のモチベーションになります。挫折はありませんが、忙しい中、時間をとって継続することの難しさをひしひしと感じています。

(翻訳経験4年、英語・イタリア語)

やっぱり友だちがいるというのは励みになりますね!大事なネイティブの友だちと心を通わせるためなら、がんばろうという気持ちになります。学ぶためだけでなく、やる気を維持するためにも、早めにネイティブと知り合う機会を持ちたいですね。初心者だからと気後れせず、外国人と知り合う機会を探しましょう。

他の人と比較しない

進歩していないと感じたときは、半年前とか1年前の自分と比べてみる。進歩していないわけがない

(翻訳経験3年、英語・中国語)

他の人と比較しない。比べるのは過去の自分だけ。初心者段階で人から笑われても、ユーモアや笑いで返すようにする。

(翻訳経験12年、英語・中国語)

勉強していることが「好き」ということだけをモチベーションにする。必ず上には上がいるので人とは比べない。自分の上達だけを「楽しむ」。このまま続けていても上達しないのではないかと不安に駆られることは「あるある」なので、勉強を続けていれば必ず上達していくと「信じる」。そして実際、必ず上達する。

(翻訳経験15年、英語)

他の人と比較しない、ということも大事です、確かに。初心者はとかく上手な人と比べがちです。同じ時期に勉強を始めた友だちとも、比べないように気を付けましょう。あんまりマウンティングをとってくる人にも注意したいですね。

比較するとしたら、過去の自分と比べて、成長した部分を考えてみることは良いようです。半年とか1年経ったところで、自分のがんばりを確認して自分を褒めてあげるのも大事です。何か目標を達成した時の自分へのご褒美を準備しておくのも良いでしょう。

外国語学習の進歩は、階段を昇るようなもの

言語学習は階段のようだと言われます。3か月、3年などで階段を上る瞬間が来ると聞いていましたが、実際そうだった気がします。(その次の階段が来るのはいつになるかわからない…という怖い話もありますが。前に上れたということは、いつか次の階段が来るはずだ、と考えるようにしていました。

(翻訳経験1年、英語・中国語・フランス語)

3言語を学びましたが、どの言語も習得までのパターンやかかる時間が同じであることに気づきました。坂道のような進歩ではなく、階段式の進歩です。それで最初は次の進歩まで何も変わっていないように感じて不安になりますが、あきらめずに続けていると、ある日突然よく聞こえるようになる経験をします。例えば帰国してその言語から少し離れ、その後戻ると突然よく聞こえて分かることがあります。脳内で整理する時間が必要なのかもしれません。一度でもそうした体験ができれば、焦らず進歩を信じて続けることができます。

(翻訳経験33年、韓国語)

学習する目的を忘れないことです。また、言語学習は階段と同じで、乗り越えてしばらく進むとまた壁に当たります。しかし、乗り越えるときに視界が広がりますので、諦めないことです。

(翻訳経験9年、ベトナム語)

外国語学習は日ごとに自分で進歩を感じることはないかもしれませんが、ある時ステップアップする瞬間があるとのことです。階段を昇った感覚を掴めると、脱初心者!その後もまた続けていこうという気持ちになりますね。

モチベーション維持に役立つその他のアドバイス

言語の初歩に慣れてきたら、単語帳の暗記、文法事項の暗記をすると挫折しにくい。定期的に試験や検定を受けると、暗記タスクのペース作りに役立つ。

(翻訳経験14年、英語)

語学勉強は嫌いなので、勉強そのものではなく、語学を使ってできることに目標を置き、それに向けて努力しています。例:5分のプレゼンをする。他の人と意思を疎通する。

(翻訳経験10年、英語・タミール語)

時々楽しい要素を取り入れること。少し勉強が辛くなってきたら同じ英語でもスラングであったり、イディオムであったり、洋楽の歌詞であったり、楽しく学べるものを取り入れて、気分転換する。

(翻訳経験2年、英語)

とにかく同じペースを保つことが大切だと思います。海外に住んでいたころの話ですが、言い間違いをしたり、あまりうまく話せなかったというのは日常茶飯事なので、それで一人で落ち込むのではなく、「恥をかいてこそ成長する」という気持ちでドンと構えるのがコツです。

(翻訳経験15年、英語)

楽しいと思える教材(ニュース、Youtubeなどでも良い)で、少しでも毎日、英語に触れること。英語はコミュニケーションの手段に過ぎないので、あまり真面目にとらえすぎず、英語ネイティブの友人を増やして交友を楽しむこと。

(翻訳経験25年、英語)

目的意識を持つ、楽しめる工夫をする、継続していくことが大事ですね。翻訳のプロも勉強は継続していく必要があります。同じように頑張っている人がいることを知れることも、励ましになります!

まとめ

アットグローバルには多くの登録翻訳者がいますが、主力メンバー30人に絞ってアンケートをお願いしたことで、外国語学習の初心者にとってためになる考え、学習やモチベーション維持のヒントをたくさん得ることができました。

  • 外国語を早くマスターするためには、聞くことを優先すると良い!という意見が多数
  • Youtubeやネイティブとのレッスンで、生の外国語に触れることがおすすめ
  • 他の人と比較しない、語学学習の進歩は階段のようなので、自分がステップアップしていることを意識

今回の記事ではご紹介しきれなかった、おすすめアプリや初心者へのアドバイス(名言がたくさん!)もありますので、また別記事にてまとめ、ご紹介したいと思います!

▼アンケート企画の続きはこちら!

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