世界で認められている日本の「ワイン」「梅酒」「果実酒」!
コンテンツ一覧
- 日本の美味しいお酒は「日本酒」や「焼酎」だけではない
- 2019年 フェミナリーズ世界ワインコンクールhttps://feminalise-tm.asia/
- 2019年 フェミナリーズ世界ワインコンクール「金賞」受賞「ワイン」
- 岩の原ぶどう園(新潟)http://www.iwanohara.sgn.ne.jp/
- エーデルワイン(岩手)https://edelwein.co.jp/
- キャメルファーム(北海道)http://camelfarm.co.jp/
- 楠ワイナリー(長野)https://www.kusunoki-winery.com/
- サンクゼール(長野)http://www.stcousair.co.jp/
- シャトレーゼベルフォーレワイナリー(山梨)http://www.belle-foret.co.jp/
- 白山やまぶどうワイン(福井)https://www.yamabudou.co.jp/
- 盛田甲州ワイナリー(山梨)http://www.chanmoris.co.jp/
- 大和葡萄酒株式会社(山梨)http://www.yamatowine.com/
- 2019年 フェミナリーズ世界ワインコンクール「金賞」受賞「リキュール」
- 2019年 フェミナリーズ世界ワインコンクール「金賞」受賞「ワイン」
- まとめ
日本の美味しいお酒は「日本酒」や「焼酎」だけではない
ワインで有名な国で思い浮かぶのは、フランス・イタリア・スペインなどですが、日本のワイン・梅酒・果実酒も世界に引けを取らなくなってきているのです。ヨーロッパで開催されるワインコンテストでも賞を受賞しており、その価値が世界で認められるようになっています。
一例として、2019年に開催されたコンクールで、どのような商品が受賞したのか見てみることにしましょう。
2019年 フェミナリーズ世界ワインコンクール
https://feminalise-tm.asia/
ワインの本場であるフランスのパリで開催される、女性の審査員によるワインコンクールです。「金賞」と「銀賞」を獲得したワインは、価値あるワインとして世界に広くPRされます。2019年に開催されたコンクールでは、日本のワイン9社(15商品)、リキュール6社(6商品)が見事「金賞」を受賞しました。日本企業の素晴らしい努力の結果と言えますね(今年は「銀賞」の受賞はなかったそうです)。
2019年 フェミナリーズ世界ワインコンクール「金賞」受賞「ワイン」
岩の原ぶどう園(新潟)
http://www.iwanohara.sgn.ne.jp/
レッド・ミルレンニューム 2017 (白ワイン)
北陸育ちの「レッドミルレンニューム」の葡萄を使って作っています。ライチのような香りと、酸味と甘みのバランスのとれたワインです。
深雪花(みゆきばな)(赤ワイン)
「マスカット・ベーリーA」という黒葡萄を使用して作っています。濃厚な果実の香りと、甘みと酸味と渋みのバランスのとれたワインです。
エーデルワイン(岩手)
https://edelwein.co.jp/
ゼーレ 大迫 メルロー樽熟成 2016 (赤ワイン)
ゼーレ 大迫 ツヴァイゲルトレーベ樽熟成 2016(赤ワイン)
五月長根葡萄園 リースリング・リオン 2017 ( 白ワイン)
岩手の葡萄「リースリング・リオン」を使用し、長期低温発酵させています。グレープフルーツやりんごといった柑橘系の香りと、キレのある酸味が特徴のやや辛口の白ワインです。
キャメルファーム(北海道)
http://camelfarm.co.jp/
キャメル ブリュット メトード・トラディショナル 2014
楠ワイナリー(長野)
https://www.kusunoki-winery.com/
リースリング 2017 (白ワイン)
爽やかな白い花の花弁と梨やりんごの香りに、ホワイトペッパーの風味が加わった、キリッとした辛口の白ワインです。
サンクゼール(長野)
http://www.stcousair.co.jp/
サンクゼール シャルドネ 2017(白ワイン)
自社畑で栽培したシャルドネを100%使用した辛口の白ワイン。洋梨のような香りに、樽熟成による香ばしさが加わった、上品な口当たりのワインです。
長野シャルドネ 2017(白ワイン)
こちらも洋梨の香りと、樽熟成による香ばしさが合わさった、上品な口当たりが特徴の辛口白ワインです。
エール ルージュ 2014(赤ワイン)
鮮やかなルビー色で、ベリーの果実の香りとスパイシーな渋みが口に広がりますが、口当たりはとても滑らかな赤ワインです。
シャトレーゼベルフォーレワイナリー(山梨)
http://www.belle-foret.co.jp/
勝沼 甲州 シュール・リー 2017(白ワイン)
勝沼産「甲州葡萄」を、同社の「シュールリー製法」によって作られたワイン。華やかな香りに、フレッシュな果実味が加わった辛口白ワインです。
白山やまぶどうワイン(福井)
https://www.yamabudou.co.jp/
白山 アンドソル ヤマソーヴィニョン 2017(赤ワイン)
日本ヤマブドウとカベルネソーヴィニョンの交配品種を使ったワイン。豊かな果実味に、程よい渋さと爽やかな酸味が調和したミディアムボディの赤ワインです。
盛田甲州ワイナリー(山梨)
http://www.chanmoris.co.jp/
シャンモリ 山梨 甲州 2018(白ワイン)
山梨県産の「甲州種葡萄」を使用しています。香り高くすっきりと爽やかで、上品な口当たりが特徴。和食と良く合う白ワインです。
大和葡萄酒株式会社(山梨)
http://www.yamatowine.com/
重畳(ちょうじょう) 2018
ハギースパーク重畳(ちょうじょう)甲州 スパークリング 2018
山梨県産の「甲州葡萄」を樽熟成し、ほのかなオークの香りとほどよい酸味のバランスがとれたワインです。
さて、ここからが「金賞」を受賞した、梅酒などのリキュールの登場です。
2019年 フェミナリーズ世界ワインコンクール「金賞」受賞「リキュール」
香住鶴(兵庫)
https://www.fukuchiya.co.jp/
こだわりの 梅酒
三種類の国内産の梅(南高梅・豊後・小梅)をそれぞれ単独で漬け込んだ梅酒を、独自の割合でブレンドしています。梅の香り高く、優しくまろやかな口当たりです。
賀茂鶴酒造(広島)
https://www.kamotsuru.jp/
賀茂鶴 純米酒仕込 梅酒
良質のクリスタル氷砂糖と「紀州南高梅」を100%使用して作られています。厳選された梅の香りと、純米酒の旨味がミックスされた深い味わいの梅酒です。
久保田酒造(福井)
http://www.fukukoma.co.jp/
一筆啓上 梅の酒
福井の梅「紅映梅(べにさしうめ」を日本酒に漬け込んで作られています。はっきりとした日本酒の風味と、甘い梅の香りが広がる芳醇な日本酒です。
大七酒造(福島)
https://www.daishichi.com/
生酛梅酒
日本酒の伝統的な醸造法である「生もと造り」で作られた日本酒に、「紀州産南高梅」を漬け込んで作られた梅酒。奥深い味わいとコク、なめらかさが特徴。
舩坂酒造店(岐阜)
https://www.funasaka-shuzo.co.jp/
すっぱ濁り梅子
代表銘柄の日本酒「深山菊」に、国産の梅を漬け込み長期熟成させています。日本酒のとろみと、梅の甘酸っぱさがしっかりと口に広がります。女性受けが良さそうな梅酒です。
町田酒造(鹿児島)
https://www.satoake.jp/
奄美たんかん酒
代表銘柄焼酎「里の曙」に、奄美の南国の太陽の元で育った「たんかん」を漬け込んで作っています。香り高いたんかんと、焼酎のまろやかな深みが調和よく合わさった逸品です。
参照:2019年「フェミナリーズワインコンクール」受賞結果
https://omotenashi-sakejo.com/news/feminalise2019-3/
まとめ
今回は「フェミナリーズワインコンクール」に関して取り上げましたが、このコンテストで興味深い点は、日本の「リキュール」も世界に評価されるようになっているということです。見事に「金賞」を受賞した「梅酒」や「たんかん酒」。これらの「果実酒」も日本独特のお酒といえます。
「日本酒」や「焼酎」を外国人向けにアピールしてゆく価値はありますが、同様に「梅酒」をはじめとした「果実酒」をアピールしてゆくことも、今後のインバウンド対策に大きな影響を与えることでしょう。
今後も増加していくと思われる訪日外国人旅行客。日本のお酒は「日本酒」や「焼酎」だけではなく、「ワイン」「梅酒」「果実酒」などの美味しいお酒もあることを外国人に知ってもらいたいものです。最近の傾向として、外国人旅行客は「地方」に関心を向け始めています。地方創生のためにも、積極的に地元の美味しい「ワイン」「梅酒」「果実酒」を情報発信&アピールし、外国人旅行客を地方に呼び込みましょう。
インバウンド対策で必須といえるのは、言語面での対策です。外国人に容易に理解してもらうために、商品やその説明、各種案内などの「多言語表記」を準備しましょう。 ちなみに、メニューなどを「機械翻訳」すると誤訳になりがちです(こちらの記事を参照)。ぜひとも、専門の翻訳会社にご相談ください。