農家や漁村、学校や古民家に泊まる「民泊」もおもしろい

民泊

訪日外国人にニーズが高まる「民泊」

政府は訪日外国人の受け入れ人数の目標を、2020年は4,000万人、2030年は6,000万人としています。

ますます増加する外国人旅行客の宿泊のニーズを満たすために、空家やマンションを「民泊」として利用する制度があります。まだまだ問題点もあるようですが、ゲストには「安く泊まれる」「日本の日常生活を体験できる」、ホストには「空き室を有効活用できる」というメリットがあります。

民泊を行うためには、2018年6月からスタートした「民泊新法」に基づいて、行政への手続きと、定められている条件を満たすことが必要です。例えば、都道府県知事等への届出、住宅の条件をクリアしていること、衛生や安全に関する指示など、定められた規準に従うことが必要です。

民泊の仲介サービス業を行う場合は、違法な民泊業を防ぐために、観光庁長官の登録を受けることが義務付けられています。民泊を利用したいゲストにとっても、正規に登録されている仲介業者(仲介サイト)を通して、安心して宿舎を選ぶことができます。

詳細はこちらのサイトを参照してください。
政府広報オンライン
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201805/2.html
民泊制度ポータルサイト
http://www.mlit.go.jp/kankocho/minpaku/index.html

どのような「民泊」紹介サイトがあるのでしょうか?

STAY JAPAN
https://stayjapan.com/

こちらのサイトでは「農泊」「船宿」「学校泊」「離島別荘」「日本邸宅」「里山」「古民家」など、たくさんの宿泊先が検索できます。日本人でも非日常を味わうことができておもしろいでしょうし、外国人であればローカルな日本を体験できて、よい思い出作りになるのではないでしょうか。

以下のように、廃校を改装した宿泊施設もあります。大人も子供も楽しめることでしょう。

実際にここに泊まった方ではありませんが、中国から来たある親子が、東海地方の漁村にある「学校泊」を初めて体験し、海と山で思いっきり遊び、自然を満喫し大満足だったと言っていました。写真を見せてもらったのですが、子供達のこぼれそうな満面の笑みを見て、「日本の良い思い出になったんじゃないかな」と思いました。

以下のように、古民家を利用した民泊もあります。外国人旅行客には、古き良き日本の情緒を堪能してもらえることでしょう。

このような日本の「邸宅」に宿泊してみるのも楽しそうです。

日本の田舎の風景も良いものです。田植えや稲刈りなどの農業体験ができるそうです。



SPACEMARKET
https://www.spacemarket.com

都市・地方の民泊施設はもちろん、貸切レンタルスペースなども検索できるサイトです。



都心の一軒家なども登録されています。何部屋かあるので、大家族で泊まる場合、このような民泊を利用するのも一案でしょう。



Airbnb
https://www.airbnb.jp

言わずと知れた、世界中の民泊を検索できるWebサイト。世界中の多くの人たちがこのサイトを利用して、民泊の予約をしています。



試しに「東京都品川区」で検索してみたら、たくさんの民泊施設が検索できました。宿泊施設はホテルだけではなく、こういった民泊やゲストハウスを利用するのもよさそうですね。



まとめ

今後も増え続ける訪日外国人を受け入れるためにも「民泊」を活性化させることは必須です。空き家やマンションを空室があるならば、それらをゲストハウスとして運用するのはいかがでしょうか。管理面や収益面で引き続き課題が散見されますが、政府も2017年に民泊新法を施行して参入障壁を低くしたり、一定の前進が見られます。民泊開業に必要な資料を無料で、自動的に作成できる「民泊開業freee」などのユニークなサービスも登場しており、助けになることでしょう。

民泊は、都心であっても、地方であっても外国人旅行客にニーズが高まっている分野です。外国人のお客さんの言語対応のためには「多言語案内表記」が必須です。誤訳が原因で思わぬトラブルも起きかねませんので、専門の翻訳会社に依頼する方がよさそうです。

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