翻訳者が選ぶ!タイ語翻訳に強い会社は?選び方や注意点、相場を徹底解説

2019年12月13日タイ,タイ語

世界のビジネスの拠点は、英語圏や中国語圏内だけではなく、各地に分散しています。近年、経済成長が顕著な東南アジアの言語の翻訳ニーズが高まっています。今回は、タイ語の翻訳会社を選ぶときのポイントをまとめました。

タイ語の翻訳会社の選び方

希少言語は、ネイティブチェックの有無がポイント

たいていの翻訳会社は、ホームページで、料金や納期のスピードなど、サービス内容の概要を説明しています。料金の安さに目がいってしまいがちですが、希少言語の場合は、「ネイティブチェッカーがいるか」が、選定の鍵となるでしょう。タイ語は特殊な文字を使うため、複雑なコンピューター処理が必要だからです。

ネイティブチェックをしない翻訳会社もある

ところが、特に明記されていない場合、ネイティブチェックをしない翻訳会社が多いです。

ネイティブチェックなし

ほぼ1人で翻訳・納品するので、納期のスピードは速く、低料金です。内部向けの資料ならこれでもいいでしょう。

ネイティブチェックはないが、校閲あり

翻訳者が翻訳したものを、校閲者がチェックし、それを翻訳者が修正し、納品するパターンです。納期のスピードはまあまあ速く、料金もリーズナブルです。

ネイティブチェックあり

翻訳者が翻訳したものを、ネイティブや専門家がチェックをして、正確な文章に書き直していきます。それをさらに校閲者が校正し、さらに翻訳者が修正を加え、完成させ、納品です。この工程は、ネイティブチェックなしの場合よりも、2〜3倍の費用と時間がかかります。ですが、高品質な翻訳を期待するなら、ネイティブテェックは不可欠です。社外への文書や、外部の人の目にふれるものなら、ネイティブチェックを行いましょう。

トライアルを活用する

依頼したい翻訳会社が見つかったら、メールなどで問い合わせます。多くの翻訳会社では、日本語原文400文字程度の「無料トライアル」に応じていますので、ぜひ活用するようにしましょう。トライアルの結果、満足のいくものであれば正式に依頼します。もし、イメージしていたものと違う、品質が低いなどの問題があればこの時点で依頼を断って構いません。おおむね満足しているものの、ほかに要望や改善点があればこの時点でしっかりと担当者に伝えてください。トライアルを担当した翻訳チームにお願いしたい、と明確に伝えておくと安心です。

タイ語翻訳の注意点

タイ語ネイティブ翻訳者を使っているか

タイ語の特性を十分に理解している「ネイティブ翻訳者」が担当するかを確認しましょう。

コンピューター処理に慣れているか

タイ語は「子音字」「母音符号」「声調記号」のセットで一つの単語になる特徴があります。そのため、声調記号がきちんとコンピューター上・紙面上に表示されなければ意味が伝わりません。この点でタイ語に慣れている翻訳会社でないと処理が甘いことがあります。

単語の構成をきちんと理解しているか

タイ語は「単語」の途中に改行を入れてしまうと単語として成り立ちません。例えば「お湯」は「น้ำร้อน」で、「 น้ำ(水)」+「ร้อน(熱い)」という2つの単語で表します。もしこの単語の途中に改行をいれると、「水」と「熱い」という 2つの別個の単語に分かれてしまいますので、本来の「お湯」の意味を持たなくなります。「真水」を表す「น้ำเปล่า」も同様に、「 น้ำ (水)」+「เปล่า (何もない)」という2つの単語で成り立っていますので、単語の途中で改行すると意味が通じません。

ストラテの過去記事「【タイ語翻訳の落とし穴】翻訳者が語る!注意するべき7つのこと」より抜粋 https://www.atglobal.co.jp/strate/5425

タイ語翻訳の相場

翻訳業界は、字数単価が一般的です。ページ数が多いときは、ページ単価になることがあります。

・通常コース:11-18円/1文字
・専門分野コース:12円から
・スピードコース:15-25円

翻訳者が選ぶ!タイ語翻訳に強い会社

株式会社アットグローバル

翻訳実績10万件以上、翻訳対応言語40か国以上、登録翻訳者数1700人以上、20年の実績を持つ翻訳会社。タイ語翻訳にも強く、一般的な内容から専門分野まで対応可能。

タイ語⇒日本語の翻訳では、日本人ネイティブが担当。日本語⇒タイ語の翻訳では、タイ人ネイティブが担当します。すべての案件で、翻訳者とチェッカー2人体制による「ダブルチェック」を行っています。これにより、より正確で高品質な翻訳を達成しています。一般的な翻訳の他に「トランスクリエーション」、現地言語を話す人々が分かりやすい、キャッチの効いた表現に変える翻訳も行っています。

まとめ

タイ在住の日本人は10万人を超えるとも言われています。今後も、タイでのビジネスチャンスは拡大してゆくでしょう。そこで必須となるのが「タイ語翻訳」です。タイ語は特殊な文字を使っています。タイ語の特性を熟知したネイティブ翻訳者が担当するか、チェック体制がきちんと整っているか、が翻訳会社選びの重要なポイントとなります。上記の情報を参考にして、最適な翻訳会社に依頼するようにして下さい。

株式会社アットグローバルでは、タイ語を含む、多言語翻訳を行っています。利用をご希望の際は、お気軽にご連絡ください。

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