【中国】インバウンドプロモーションで役立つSNS事情
訪日中国人向けプロモーション 統計データとポイント
訪日中国人がよく使う情報源(2015~2017年の統計)
訪日中国人がよく使う情報源トップ5(2017年)
① SNS(24.4%)※観光目的に絞ると28.1%にのぼる
② 旅行会社ホームページ(20.8%)
③ 自国の親族・知人(17.5%)
④ 個人ブログ(14.7%)
⑤ 旅行ガイドブック(13.9%)
訪日中国人向けインバウンドプロモーションのポイント
訪日中国人向けのプロモーションを考える場合、とても大切なのが「口コミ」です。「口コミを制する者が中国を制する」という言葉があるほどです。このことは上記の統計にもよく示されています。中国人がSNSや親戚・知人からの情報をもっとも重視していることが分かります。
中国では、中国国内企業による食品汚染問題や、政府やマスコミが発表する情報の信頼度が低いなどの理由で、公式の情報があまり信用されない傾向があります。実際、2015年の新語・流行語大賞で年間大賞に輝いた「爆買い」という現象も、当時の人民元高・円安に加えて、日本製品の品質の高さがSNSで拡散され、生じた現象と言われています。中国向けにはSNS活用してプロモーションを行い、ソーシャルリスニングツールなどで効果を測定しながら勧めていくのが有効と思われます。
中国人がよく使うSNS
上記の統計が示すとおり、微信(WeChat)、QQ、微博(Weibo)の3つのサービスが大部分を占めています。その他の小規模SNSについては、当面インバウンドプロモーションでは考慮しなくても差し支えないでしょう。詳細については、以下の各SNSの説明ページをご覧ください。
[WeChat] [QQ] [Weibo]