インバウンド再開!外国人にアピールできる日本食は何だろう?

インバウンドが復活した今取り組みたい施策

はじめに

インバウンド再開のきざしが見え始めています。多くの外国人旅行者は、日本を旅行する際の楽しみの一つに日本食をあげています。

日本食を代表するものといえば「お寿司」が有名ですが、日本食の魅力はまだ他にもたくさんありますよね。日本らしさが満載の美味しい日本食を、日本を訪れる外国人にもっと食べてもらいたい。日本人が自信を持ってお勧めできる日本食について改めて考えてみましょう。

ここでは、JNTOの提案から、アピールできる日本食をピックアップしてみました。

参考:JNTO

おすすめ日本食は?

会席料理

会席料理は、お酒の席で客をもてなすための料理です。一汁三菜(お椀、刺身、焼き物、煮物)を基本としていますが、お茶を楽しむ前に一時的な空腹を満たすための軽食を指す懐石料理とは異なり、お酒を嗜むための食事。一品一品が美しい器に盛られて順番に運ばれてくるのが特徴です。

まず1品目は前菜、酒の肴となる「先付け」です。2品目は口直しとしての「お椀」、3品目は旬の魚を使ったお造りの「向付」、4品目には旬の魚介類や肉の「焼き物」と続きます。5品目に旬の野菜を使った「煮物」、6品目は野菜や魚の天ぷらとなる「揚げ物」、7品目に「蒸し物」、8品目「酢の物」、9品目の「ご飯・止め椀・香の物」、そして最後に10品目のデザート「水菓子・甘味」となります。

現代の会席料理は、季節を感じさせる旬の素材を使い、伝統的なスタイルを保ちながらも洋風のアレンジがされているなどお店毎の工夫が凝らされています。目に鮮やかな美しい料理の数々は、日本のもてなしの心を伝えてくれるでしょう。

定食

定食は、献立のセット料理です。会席料理のようにコースで出てくる料理が同時に供されるのが定食です。ごはんとみそ汁にメインとなる魚料理や肉料理、さまざまな季節の野菜の料理がセットになっています。他にも茶わん蒸しや生野菜サラダ、漬物などが加わる定食もあります。

焼き魚定食、刺身定食、天ぷら定食、唐揚げ定食、ハンバーグ定食などが人気で一般的に供されています。中でも変わり種は、焼肉定食やチキン南蛮定食、ラーメン定食など、お店の個性を生かした定食です。

定食は比較的安価で気楽に食べられるうえ、献立がバランス良く組み合わされているため、好みのメニューをセットで味わうことができる優れものです。定食は、外国人ビギナーが日本食を試すには最適と言えるでしょう。

うどん・そば

日本発祥の麺類の代表、うどんとそば。小麦粉を使った麺のうどんとそば粉から作るそばはのど越しも良く、麺好きの外国人にはぜひ試してほしい日本食です。うどんもそばも温かい汁でも冷たい汁でも美味しくいただけますので、季節を問わず楽しめます。

ざるうどん、ざるそばなら、付け汁にねぎとしょうがやわさび、刻みのりなどを入れて食します。あたたかい汁の場合は、天ぷらやお揚げ、とろろなどが入ったものが人気です。汁は、昆布や鰹節、魚介などで取っただしに、醤油や砂糖、酒、みりんなどで味付けされています。日本食らしいうどん・そばは、外国人にもぜひ体験してもらいたい麺類です。

お弁当

日本のランチの定番、お弁当は、世界でも「BENTO」として人気を博し有名です。日本では、スーパーやコンビニで売られるだけでなく、お弁当専門店もたくさんあります。

市販のお弁当といえば冷ましてから販売されているのが当たり前でしたが、できたての温かい料理とご飯をその場で詰めてくれるお弁当屋さんも増え、たくさんの人が行列を作る店もあります。また、お弁当の種類やメニューはバラエティに富んでおり、日本食以外の弁当もあります。

人気の定番は、のり弁当やから揚げ弁当、ステーキ弁当、肉野菜炒め弁当、焼肉弁当など。外国人に馴染みの薄い弁当としては、カツ丼弁当やオムライス弁当、ドライカレー弁当などですが、あえておすすめしたいのはチャーハン弁当。チャーハンの上にかけるあんかけの種類を変えると、色々な味が楽しめます。

まとめ

外国人旅行者が日本を訪れたらぜひ食べて楽しんでもらいたい日本食をご紹介しました。どれも日本人にも人気のメニューばかりですから、自信を持って外国からのお客様におすすめできますね。インバウンドが本格的に再開したら、たくさんの外国の人たちにバラエティ豊かな日本食を味わってもらいましょう!

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