Google翻訳でURLやWEBサイトごと翻訳する方法
Google翻訳に、URLやWebサイトのページをまるごと翻訳できる機能があることをご存知でしょうか。
有益な外国語の情報のサイトを、さっとすばやく読みたいとき、とても便利です。特に、Google翻訳は、最近、長文を訳す機能が大幅に向上したので、人気があるようです。英語だけでなく、さまざまな言語に対応しています。スマートフォン用のアプリもあるので、いつでもどこでも世界の最先端の情報が手に入ります。Google翻訳のページ翻訳・WEBサイト翻訳の機能と使い方をご説明します。
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Google翻訳のページ翻訳/WEBサイト翻訳機能とは? URLを指定するだけでサイトの言語が翻訳される
Google翻訳の対応言語は、100以上あります。みなさんが通常、文章を入力している部分にURLを貼り付けると、わずかな時間で、サイトのページがまるごと、希望する言語に翻訳されます。SSLページにも対応しています。
音声翻訳、手書きで入力した文章の翻訳、カメラ入力の翻訳と、翻訳方法にもバリエーションがあります。スマートフォン専用のアプリもあります。画像からの翻訳、手書きでの翻訳にも対応しています。
Google翻訳のページ翻訳/WEBサイト翻訳機能の使い方
https://translate.google.co.jp/?hl=ja
国連ユネスコのホームページを例にして、Googleのページ翻訳機能の使い方をご説明します。この英語のページを日本語に訳していきます。
Google 翻訳の左の欄に、このページのURLを貼り付けます。左は英語(元の言語)、右は日本語(翻訳を希望する言語)にします。右のURLをクリックします。
すぐに、ページ全体が、日本語になります。
右上の「翻訳」「原文」をクリックすると、元のページと翻訳されたページを切り替えて、見比べることもできます。
Google翻訳以外でも使えるページ翻訳/WEBサイト翻訳機能ありの翻訳サイト
Google翻訳のほかにも、いろいろなページ翻訳・Webサイト翻訳機能がある翻訳サイトがあります。
・Weblio英語翻訳
・Infoseek マルチ翻訳ー楽天
・Bing翻訳
・Yandex
1つずつ解説していきましょう。
Weblio英語翻訳のページ翻訳/WEBサイト翻訳機能
オンライン英語辞書Weblioの翻訳サイトでのページ翻訳・Webサイト翻訳の手順をご紹介します。日本語に翻訳するときに「です・ます体」か「だ・である体」を選ぶことができます。
ウエブページ翻訳を選び、URLを貼り付けます。和訳の文体を選びます。
英語→日本語をクリックすると、翻訳されます。
Infoseekマルチ翻訳━楽天のページ翻訳/WEBサイト翻訳機能
楽天が運営する翻訳サイトです。英語以外にも、中国語や韓国語などが無料で翻訳できます。有料プランでは、月額料金を支払うことによって、翻訳者に依頼したり、専門性の高い機械翻訳を選んだりすることができます。SSLページの対応はしていません。スマートフォンでも利用することができます。
まず、「ウエブ翻訳」をクリックして、URLを貼り付けます。
SSLページは翻訳できません。
Bing翻訳のページ翻訳/WEBサイト翻訳機能
マイクロソフト社が運営し、無料で60以上の言語に対応しています。原文と翻訳文を同時に見比べる機能がついています。
まず、左を英語、右を日本語にし、続いて、URLをを貼り付けます。
右のURLをクリックしてサイトに移行します。ページが翻訳されます。
ここで訳された文にカーソルを合わせると、原文が出てきます。
Yandexのページ翻訳/WEBサイト翻訳機能
ロシア発の翻訳エンジンです。対応言語は90以上で、希少言語に広く対応しているものの、日本語の性能はまだまだといったところです。
まず、URLを左に貼り付けて、右に表示されたリンクをクリックします。
日本語に翻訳されます。
右上の四角の真ん中をクリックすると、原文と翻訳文が同時に表示され、見比べることができます。
便利なページ翻訳/WEBサイト翻訳機能。各サービスの特性を理解し活用しよう
世界の最先端の情報を瞬時に読めるページ翻訳/WEBサイト翻訳機能をご紹介しました。全般的に性能が高いGoogle翻訳のほか、翻訳の文体が選べるもの、原文と翻訳文が同時に表示される機能をもつもの、希少言語に対応できるものなどさまざまな特長があります。用途やシーンに応じて、使い分けてみてください。