CQセミナー事例|全海外事業部を対象にした異文化対応力セミナー
パラマウントベッド様でのCQセミナー事例

パラマウントベッド株式会社
医療・介護用ベッド等の製造・販売において国内トップシェア。世界110カ国以上へ製品を供給し、グローバルヘルスケア企業としての地位を確立している。
「駐在経験者の悩みを、全社の財産にしたい」
各国に拠点を持ち、グローバル展開を加速させる中で、いかにして「多様な人材を活かし、グローバル視点で事業を牽引できる組織」を作っていくか。
長年(13年間)のメキシコ駐在経験を持つ主催ご担当者は、「なぜこれが伝わらないのか」と海外現場で幾度も壁にぶつかった実体験から、「個人の苦労や経験則で終わらせず、全社で共有できる体系的な知見にしたい」と強く感じていました。
そこで、海外経験が豊富なベテラン社員と、国内メインで活動する社員との間にある「考え方のギャップ」を埋め、グローバルコミュニケーションにおける「共通言語」を組織内に築くための第一歩として、全部門横断での本セミナー開催に至りました。
3時間で、「気づき」から「実践」まで。
マインドセット
- 違いと共通点のバランス
- 優劣で考えない姿勢
- ステレオタイプの扱い方
- 多様性をアドバンテージに
- レジリエンスと氷山モデル
知識|文化の指標
- 不確実性の回避傾向
- 厳しい文化/緩い文化
- 集団主義の”質”の違い
- ハイ/ローコンテキスト
- 権力格差と時間感覚
マネジメント応用+WS
- 報連相の仕組み化・再設計
- スケジュール感覚の調整
- 受け入れられる伝え方
- カルチャーサーベイの活用
- ローコンテキスト言い換え演習
講師と内容が、90%以上の高評価。
参加者アンケートでは、単なる知識の習得にとどまらず、自らの「無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)」に気づく機会として高く評価されました。
※ 社内アンケート回答20名の集計(2026年6月実施/設問により有効回答数が異なります)。
同じ出来事でも、“見え方”が変わる。
これこそがCQ(異文化対応力)の向上です。参加者の声から見えてきた、受講前後の確かな変化です。
※考え方の変化はあくまで一例であり、参加者全員の捉え方を示すものではありません。
| 現場の場面 | これまでの捉え方 | CQ習得後の捉え方 |
|---|---|---|
| 相手が時間に遅れる | ✕「だらしない・不誠実だ」とストレスを感じる | ○目の前の関係を大切にする文化。バッファを設計すればいい |
| 外国人材の仕事ぶり | ✕「仕事が遅い・対応が緩い」と決めつける | ○価値観や思考回路が違うだけ。事実を確かめてから判断する |
| ミスを謝らない | ✕「責任感がない」と苛立ちを覚える | ○謝罪の重みは文化で異なる。まず問題解決にフォーカスする |
| 報連相が上がらない | ✕「やる気がない・指示待ちだ」と感じる | ○上司から取りに行くのが自然な文化もある。報告を仕組み化する |
| 自分(日本)の進め方 | ✕「これが当たり前・正解だ」と思い込む | ○世界では少数派かもしれない。違いはシナジーの種になる |
※ 参加者アンケートおよびワークショップでの発言をもとに、当社で再構成したものです。
立場を超えて寄せられた、リアルな気づき。
「日本人のマインドがそもそも体系として異質」という内容が、案外目からウロコでした。変わっているのはむしろ自分なのだ、と考える良いきっかけになりました。
無意識のうちに異文化へバイアスを持っていたと気づけました。「仕事が遅い」ではなく価値観や思考回路が違うだけ。第二弾も期待しています。
インドネシア法人に赴任して約1年、共感できる内容がいくつもありました。不確実性を許容する現地文化に合わせることで、柔軟性×スピード×正確性という一見矛盾する要素も両立できると感じました。
お互いの価値観を押し付け合わず、折衷案を考えることの重要性を感じました。先輩社員の経験談を聞ける環境がとても有意義で、デザインをする上でも文化理解は欠かせないと実感しました。
「日本が、世界から見ると特異な点が多い!」ということがとてもよく分かりました。
国内のコミュニケーションでも活かせると思いました。「郷に入っては郷に従え」から一歩進んで、文化のシナジーを提案することの大切さが印象に残りました。
「個人の苦労で終わらせず、
組織全体に『共通言語』のベースを作りたかった」
私自身、13年間の海外駐在において、日本から来たメンバーや現地スタッフとの間にある『考え方のギャップ』に直面してきました。そうしたすれ違いを個人の経験則だけで解決するのではなく、組織全体でグローバルコミュニケーションのベースとなる『共通言語』を作りたいと考えたのが、今回のセミナー開催の出発点です。
立場の違うメンバーが体系的な知識を共有し、組織としてのベースを築くうえで、全体観として非常に有意義な第一歩になったと実感しています。
実体験に裏打ちされた、“伝わる”講義。
蔭山 友紀子
関西出身。父の仕事の関係で幼少期から海外で暮らす”海外族”として育つ。アメリカでの大学院留学・インターンシップを経て、中国・上海で10数年にわたり多国籍・多文化のチームで勤務。さまざまな国・文化背景の人々と働いた実体験をもとに、難解な学術データを「素人でもわかるように噛み砕く」講義に定評があります。本セミナーでも参加者全員が講師の知識を「深い」以上と評価しました。
— パラマウントベッド様の事例は、ここまで —
では、貴社で同じ成果を出すには?
ここからは、CQ(異文化対応力)セミナーそのものについてご説明します。
CQ(異文化対応力)セミナーとは
こんな”すれ違い”に、心当たりはありませんか?
海外と関わる現場では、こんな声が日々生まれています。
それは”個人の頑張り”では解決しません。
語学力でも、経験の量でもなく、根っこにあるのは「文化の違い」です。
語学力だけでは足りない
異文化トラブルは、同じ英語を話す英国人と米国人の間でも頻繁に起きています。言葉が通じることと、分かり合えることは、まったくの別問題なのです。
経験を積むだけでは足りない
豊かな経験も、正しいマインドセットという土台がなければ積み上がりません。同じ駐在でも、充実して帰る人と、現地が嫌いになって帰る人に分かれます。
放置するとコストになる
すれ違いの放置は、駐在員の離職や現地の人材流出、商機の喪失に直結します。文化の差は脳科学でも裏付く構造的なものだからこそ、学ぶ価値があります。
答えは、「CQ(異文化対応力)」を高めること。
CQ=Cultural Intelligence(文化知能指数)。IQ(知能指数)・EQ(感情指数)に続く”第三の知能”として、近年ユネスコのレポートなどでも注目されています。アットグローバルのセミナーは、このCQを「マインドセット・知識・スキル」の3本柱で体系的に伸ばします。
マインドセット
違いと共通点をバランスよく捉え、優劣で判断しない。多様性を脅威ではなく強みに変える、すべての土台となる考え方を養います。
知識(文化の指標)
不確実性の回避、ハイ/ローコンテキスト、権力格差など、文化を可視化する世界的な指標を、自社の関係国に当てはめて理解します。
スキル(応用)
報連相の仕組み化、スケジュール感覚の調整、伝わるフィードバック術など、明日から現場で使える実践手法に落とし込みます。
真のDEI(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)定着をサポート
多様な人材(Diversity)を集めるだけでなく、互いの価値観の違いを理解し、活かし合う環境(Inclusion)を作るには「文化を客観視する力」が欠かせません。CQは、制度だけでなく現場レベルでDEIを推進・定着させるための強固な土台となります。
研修だけで終わらない、グローバル支援の総合力。
ISO 17100認証の品質を他言語で。
多言語グローバル支援で培った知見。
学術理論を現場で使える形へ翻訳。
通訳・ローカライズ・定着支援まで。
貴社の課題に合わせて、最適化できます。
業種・拠点・参加者の経験レベルに応じて、内容を柔軟に設計します。
国・地域に特化した内容
進出先や取引先の国にフォーカスしたケーススタディ型も可能。「国別セミナーを受けたい」という参加者の声にお応えします。
対象者別の設計
赴任前の駐在員向けから、現地スタッフへ日本の価値観を伝える”逆方向”の研修まで、目的に合わせて柔軟に設計します。
ワークショップ比率の調整
「もっと議論したい」という前向きな声も多数。講義と演習の比率を、貴社のご要望に合わせて最適化します。
オンライン/対面の選択
各国の拠点をつなぐオンラインも、一体感を高める対面も対応可能。規模や目的に応じてお選びいただけます。
ご相談から開催まで、かんたん3ステップ
無料相談・ヒアリング
貴社の課題・拠点・参加人数を、オンラインでお聞かせください。
カスタムプログラム提案
課題に合わせた内容・構成・お見積りをご提案いたします。
開催・振り返り
オンライン/対面で実施し、アンケート分析まで支援します。


