翻訳会社に財務会計・金融文書の翻訳を依頼する際に覚えておきたい5つのこと
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財務会計・金融文書とは?
ビジネスのグローバル化に伴い、外国企業や外国人投資家向け資料の翻訳ニーズが高まっています。
例えば、有価証券報告書・投資レポート・企業分析報告書・決算書・決算短信・IR資料・会計報告書・監査報告書・株主総会招集通知・株主総会議事録などの翻訳が求められています。
財務会計・金融文書の翻訳は、特有の用語(専門用語)が用いられます。この分野の翻訳では、専門知識を持つ翻訳者に担当してもらうことが重要です。翻訳会社に依頼する際には、財務会計・金融の分野での実績があるかどうか、またこの分野の専門家が翻訳を担当するかどうかを確認するようにしてください。
財務会計・金融文書の翻訳の特徴
財務会計・金融文書の翻訳では、専門の翻訳者でなければ対応できない案件が少なくありません。
この分野で使用される専門用語について、日本語と翻訳対象言語の両方に通じていなければなりません。翻訳担当者の言語能力の高さ、調査能力の高さ、経験と実績が求められます。
また、「数字」の表記に関しては、特に正確でなければなりません。もし数字の記載にミスがあると、後々トラブルが発生しかねないからです。投資家向けの財務関連資料などの翻訳では、株主総会の期日に間に合わせなければなりません。もし文章量が多い場合に、正確かつスピーディーに翻訳作業を進めるためには、翻訳者の能力以外に、翻訳会社の万全な体制が求められます。
財務会計・金融文書の翻訳を依頼する際に覚えておきたい5つのこと
1.会計や金融の専門翻訳者が対応してくれるか?
翻訳会社に依頼する時に、財務会計・金融文書を専門とする翻訳者が担当するかどうかを確認して下さい。専門知識が必要な分野の翻訳ですので、知識と経験のある翻訳者に依頼するようにしてください。
2.正確な翻訳が重要。チェック体制は充実しているか?
財務会計・金融文書の翻訳では、特に「数字・会社名・人名」などの固有名詞の正確さが重要となります。翻訳者1人だけでは、100%正確な文章に仕上げることは出来ません。ケアレスミスを防ぎ、高品質な翻訳を行うためには、チェック体制が整っていることが重要です。依頼を考えている翻訳会社の管理体制はどうか、チェック体制が整っているかどうかを確認するようにしましょう。
3.キャパシティや対応力はどうか?
会社の決算に関する資料は、どうしても一年の同じ時期に集中してしまいます。急いでいる案件が多い場合、それに対応できるキャパシティを持つ翻訳会社であるかどうかも、依頼を考える上で重要となります。スピード対応が出来て、お客様の要望に柔軟に取り組み、ミスのない翻訳を行える翻訳会社を選ぶようにしてください。
4.価格は良心的か?
会社の担当者は、翻訳にかかるコストの相場を知りたいと思われるでしょう。スピード対応が可能であっても価格が安い翻訳会社は、チェック体制が弱い場合もあります。翻訳の品質を保つためには、価格が安ければ良いという訳ではありません。翻訳料金の目安があると判断に役立つことでしょう。日本翻訳連盟(JTF)が提示している料金表を参考にしてみてください。
参照:日本翻訳連盟(JTF)
5.翻訳+@の対応はどうか?
翻訳以外にレイアウト調整も必要とするのであれば、DTP(レイアウト調整)のサービスも行なっている翻訳会社に依頼するのが良いでしょう。
もし企業の海外進出や外国人の集客をお考えであれば、海外向けプロモーション活動をも手掛けている翻訳会社に依頼することをお勧めします。翻訳とプロモーションの両方を行える翻訳会社であれば、スムーズに海外進出を達成することができるでしょう。
まとめ
財務・会計・金融に関する文書は、この分野の知識を持つ専門の翻訳会社(翻訳者)に依頼しなければなりません。また、この分野の文書の翻訳は、数字・会社名・人名の正確な表記、専門用語の使用が求められます。上記にあげたポイントを参考に、信頼できる翻訳会社を判断してください。
株式会社アットグローバルは、財務会計・金融文書の翻訳を行なっており、長年の実績と経験を生かした高品質な翻訳を提供しています。ご要望の際は、お気軽にご連絡下さい。