Discordとは?メッセージングアプリ最新情報【2020年版】

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日本ではあまり知られていませんが、世界には、さまざまなメッセージングアプリがあります。

今回は、もともとオンラインゲーマー向けに開発された無料のアプリ、Discord(ディスコード)の特徴や、どんな人やどんなシーンで使っているか、について解説していきます。

ボイスチャットのツールが同種のアプリより秀逸なことから、リアルタイムのコミュニケーションを重視する企業のテレワークにも活用され、広がっています。加えて大量の仮想通貨がゲームのハイスコア者への投げ銭として使われたことから、IT技術者・ビジネスパーソンの間でも人気が高まっています。幅広い層に広がりつつあるアプリで、インバウンド担当者のPRの場としては、有望株といえるでしょう。

Discordの特徴

Discordは、もともと、PCゲーマー向けの無料チャットツールです。現在では活発なユーザーが1億人を超えています。

テキストだけではなく音声通話も出来ます。SkypeやChatworkと似たようなアプリと考えていただくと分かりやすいでしょう。動作が軽いため、仕事でほかのアプリケーションを使っていても、同時に使えるため、テレワークが広まった現在、ビジネスシーンでも人気が上昇しています。

Discordは、WindowsとMacのデスクトップアプリも提供していますし、Webブラウザ上でも動作します。AndroidとiOS用のアプリもあります。Discordアプリは、PC版であれば公式サイトからダウンロードできます。

 

Discordでは、多くの場合、一般的なチャットツールでいうグループにあたる「サーバー」を立てて使います。「サーバー名」を決めて「サーバーリージョン(住んでいる地域)」を選択します。そのあと招待したいメンバーに専用URLをメールなどで送って参加してもらいます。サーバー内に、複数の「チャンネル」を作成することができます。

「テキストチャンネル」はチャット専用で、通話はできません。サーバー内に音声通話用の「ボイスチャンネル」を作ります。Discordのボイスチャットは相手の呼び出しが必要ないので、Skypeに比べて使い勝手がいいといえます。

Discordを使うシーン

ゲーム

そもそも、Discordはゲームに特化したコミュニティーアプリで、LINEやSkypeのゲーム版といえます。

離れたところにいる友人とオンラインゲームをしつつ、ボイスチャットを楽しむ、という使い方をします。オンラインゲームでは、複数人で構成されたチームが協力して敵チームと戦う場面が多々あり、その際に自分たちのチーム内でDiscordで連絡を取り合いながらバトルするのが定番の使い方です。

サーバー作成後に友人やゲーム仲間をサーバーに招待します。サーバーは作成者が削除することができます。参加者も自由に脱退することができます。また、「ゲーム実況」のようにPCのゲーム画面などをチャンネル参加者に向けて配信することができます。

LINEよりもマイクやスピーカーなど音声の調整がしやすくて優れていて、登録しなくても参加できますし、作成したサーバーのなかにさらに多くのチャンネルをつくることもできます。こうした使い勝手の良さが、オンラインゲーマーに受けているようです。

テレワーク

テレワークで使う人も増えています。会社や部署ごとにサーバーを立ち上げておき、社員がいつもボイスチャンネルに入っていれば、実際に会社にいるのと同じような状況でコミュニケーションできます。画像やファイルをチャンネルで送信することもできます。

ダイレクトメッセージ上でビデオ通話もできるので、ビデオ会議に活用しているところも多いようです。ビデオ通話では、画面共有をすることもできます。ユーザーは「オンライン」や「オフライン」、「離席中」といったステータスも表示できるので、勤怠管理にも活用できます。

仮想通貨取り引き

仮想通貨の取引では、いち早く情報を入手する必要があります。つねに新しい情報が必要になるため、仕事でほかのアプリケーションを使っていても、いつも見ることができるDiscordはIT技術者、ビジネスパーソンの間でも人気です。現在、仮想通貨のコミュニティーが多くつくられ、活発な情報交換が行われています。

DiscordがITビジネスパーソンの間に広まったのは、昨年末のことです。ゲームで高いスコアを出したときなどに利用される「投げ銭」として使われていた仮想通貨「XP」の日本支部で、ばらまきイベントが行われ、一気に広まりました。コミュニティの参加者は3万人以上となっています。XPで支払いのできる店舗もできました。

XPコミュニティー以外にも、多くの仮想通貨のサーバーが立てられています。サーバー内には、テーマ毎にさまざまなトークルームが設けられ、多くは英語によって情報交換が行われています。(もちろん仮想通貨の取り引きについては自己責任でお願いいたします)

まとめ

日本ではあまり知られていませんが、世界には様々なメッセージングアプリがあります。インバウンド担当者にとっては、メッセージングアプリでのPRはとても有効な販促手段です。

どんなマーケットに、どんなメッセージングアプリが人気なのか、市場に合わせてPRする必要があります。ストラテでは、世界各地のSNSや、多言語対応などの情報をこれからも伝えてまいります。

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