【2021年最新版】ニュージーランドのSNS事情/デジタルマーケティングお役立ち情報

ニュージーランド

はじめに

アフターコロナにおいて、諸外国のデジタル事情を知っておくのは重要です。

日本文化や食、アニメなどの人気は相変わらず高く、アフターコロナにインバウンド需要が回復することを見据え、各国のSNSの使用状況を把握しておくことはデジタルマーケティングに不可欠です。

今回特集するのは、ニュージーランドです。SNS(ソーシャルメディア)利用率や利用状況、最新のインターネット統計やモバイル統計などの情報をご紹介します。今後のデジタルマーケティングやプロモーション施策に役立つ情報です。

ニュージーランドのスマホ・ネットの普及率

ニュージーランドにおけるスマホやネットの利用率などに関するデータ

ニュージーランドの人口は2021年1月現在で、484万人です。モバイル接続は656万回で、人口比率135.6%です。インターネットユーザーは455万人、人口比率では94%。ほとんどの人が携帯を使用し、インターネットを利用しています。アクティブソーシャルメディアユーザーは397万人で、人口比率は82%。大勢の人がソーシャルメディアを利用していることが分かります。

出典:datareportal.com

ニュージーランドのモバイル接続回数は、前年比プラス1.2%(7万8,000人)。インターネットユーザーは、前年比プラス1.9%(8万4,000人)。アクティブソーシャルメディアユーザーは、前年比プラス2.8%(11万人)と報告されています。

出典:datareportal.com

ニュージーランドのスマーフォン保有率は96.8%パソコンの保有率は79.2%です。諸外国と同じく、スマートフォンが最も活用されています。

出典:datareportal.com

ニュージーランドにおけるネットやスマホに触れている時間

ニュージーランドの国民がインターネットに費やしている時間(すべてのデバイス)は、6時間39分です。テレビを見ている時間が3時間10分ですから、2倍以上の時間をネットやスマホに費やしていることが分かります。SNSには、1時間55分使っています。インターネットやスマホに触れている時間のうち、およそ3割の時間をSNSに費やしているようです。

出典:datareportal.com

ニュージーランドにおけるブラウザ・検索事情

ニュージーランドのブラウザシェア

ニュージーランドのブラウザシェアトップは、「Google Chrome」の56.9%です。次いで、「SAFARI」が27.5%です。他に「Microsoft Edge」4.5%、「Firefox」4.0%、「Samsung Internet」 3.3%、「Internet Explorer」0.9%、などのブラウザが使われています。

前年比では、「Microsoft Edge」が57%も増加し、次いで「Samsung Internet」が+7.1%、Google Chromeが+4.6%となっています。逆に「SAFARI」は-10%、「Firefox」-7.1%、「Internet Explorer」に至っては43%も減少しています。

出典:datareportal.com

ニュージーランド人は検索で何を調べるか?

出典:datareportal.com

ニュージーランドの人々はインターネット検索で何を調べるのでしょうか?

検索されたキーワード上位の1位は、「WEATHER」です。2位は「NEWS」、3位「STUFF」、4位「FACEBOOK」、5位「GOOGLE」、6位「NEW ZEALAND」、7位「CORONAVIRUS」と8位「YOUTUBE」が同じ数値です。ほか、9位の「WAREHOUSE」10位「HERALD」も同スコア、11位「TRADE ME」と続いています。

ちなみに、第3位の「STUFF」は、ニュージーランド最大のニュースサイトです。また、第9位「WAREHOUSE」はディスカウントショップ、第10位「HERALD」は、ニュージーランド・ヘラルドという新聞社です。11位「TRADE ME(トレードミー)」は、ニュージーランド版ヤフオクのようなもの。ちなみに13位に入った「ANG」(31%)は銀行です。

オンラインコンテンツでは、オンラインビデオ94.3%、ブログ36.5%、音楽ストリーミング・サービス65.7%、オンラインラジオ34.4%、ポッドキャスト34.8%がよく利用されています。

出典:datareportal.com

ニュージーランドにおけるSNSの現状

ニュージーランドのSNS事情

ニュージーランドのSNS利用者数は、397万人で、総人口の82.0%に相当します。前年比で11万人増加し、前年比+2.8%です。なかでも、モバイルフォンによるSNSユーザー数は385万人で、パーセンテージは97%です。

出典:datareportal.com

ユーザーの年齢層は、25~34歳(女性12.3%、男性12.6%)が最も多く、次いで35~44歳(女性9.0%、男性8.2%)、そして18~24歳(女性8.8%、男性8.5%)、45~54歳(女性7.9%、男性6.6%)の順です。18歳から44歳の若い人たちが中心ではありますが、45歳以上の人たちの利用も多いようです。

出典:datareportal.com

過去1か月以内にソーシャルメディアでメッセージのやり取りをしたユーザーは98.0%、エンゲージメントに繋がるアクションを起こしたユーザーは86.3%でした。1日の平均SNS利用時間は1時間55分、インターネットユーザーが保有するSNSアカウントの平均は7.6、SNSを仕事目的で使用しているインターネットユーザーは33%に及びます。

出典:datareportal.com

ニュージーランドのSNSシェア

ニュージーランドのSNSユーザーが利用するプラットフォームは、「YouTube」86.7%、「Facebook」83.5%、次いで「Facebook Messenger」74.8%、「Instagram」57.0%、「Whatsapp」40.0%、「Snapchat」32.0%、と続いています。

出典:datareportal.com

ニュージーランドにおけるFacebookの状況

「Facebook」へアクセスするデバイスで最も多いのがモバイルフォン(97.0%)で、PCはたったの3%です。また、モバイルフォン・PC両方使用するユーザーは39.4%に対し、モバイルフォンだけと答えたのは57.6%でした。

出典:datareportal.com

Facebookの広告を見る可能性のある人数は、320万人です。人口比(13歳以上)は、79.4%。四半期で比較すると+3.2%、10万人が増加しました。Facebook広告を見る女性の割合は54.8%、男性は45.2%です。

出典:datareportal.com

ニュージーランドにおけるYouTubeの状況

YouTubeの広告を見る可能性のある人数は、397万人います。人口比(18歳以上)は、89.4%。Facebook広告を見る女性の割合は51.4%、男性は48.6%です。

出典:datareportal.com

YouTubeでよく検索されているワードは、「SONG」100%、「SONGS」95%、「MUSIC」41%、「MOVIES」40%、「BABY」37%、「FORTNITE」33%、「TIK TOK」32%、「MINECREFT」29%などです。

ニュージーランドにおけるInstagramの状況

Instagramの広告を見る可能性のある人は、200万人います。人口比(13歳以上)は、49.6%。Instagram広告を見る女性は56.7%、男性は43.3%です。

出典:datareportal.com

ニュージーランドにおけるその他のSNSの状況

ニュージーランドにおけるその他のSNSの状況をご説明します。

「Facebook Messenger」:広告を見る可能性があるのは、280万人。人口比(13歳以上)は69.4%(女性55.6%、男性44.4%)
「LINKEDIN」:広告を見る可能性があるのは、220万人。人口比(18歳以上)は、59.1%(女性46.3%、男性53.7%)
「Snapchat」:広告を見る可能性がある人は、145万人。人口比(13歳以上)は、36.0%(女性55.0%、男性44.6%)
「Twitter」:広告を見る可能性を持つ人は、42万400人。人口比(13歳以上)は、10.4%(女性28.7%、男性71.3%)
「Pinterest」:広告を見る可能性がある人は、83万6千人。人口比(18歳以上)は、22.5%(女性76.3%、男性17.4%)

まとめ

今回は、ニュージーランドのSNS事情、人気の検索KWやプラットフォームなどをご紹介しました。

Facebook・YouTube・Instagramなどは常に上位にあがっていて、不動の人気のようです。また、広くSNSを使いこなしている状況が垣間見られます。ニュージーランドのSNSユーザーの関心事や特性などを把握し、アフターコロナに訪日するのを心待ちにしている人たちに向けて、日本の楽しい情報を発信していくのはいかがでしょうか。

インバウンドプロモーション外国語サポートを必要とされる方は、
ぜひ「アットグローバル」にご相談ください。
見積もりやご相談は完全に無料です。こちら からどうぞ!