今年は日本の秋が熱い、ラグビーワールドカップ2019

イベント

アジア圏発「日本」で開催!

ラグビーワールドカップは、4年に1回開催されるオリンピック・パラリンピック、サッカーワールドカップに次ぐ「3大国際スポーツ大会」です。過去に8回世界各地で開催されてきましたが、第9回にあたる今年の大会は、初のアジア圏発、我が国日本での開催となります。

開催期間は、2019年9月20日(金)~11月2日(土)の44日間。今年の秋は、日本が世界中から大きな注目を浴びることでしょう。

「ラグビーワールドカップ2019 日本大会」では、プール戦40戦、決勝トーナメント8戦の計48試合が開催されます。全国12の都市で、20カ国のチームが戦います。

参加チーム

アイルランド、アルゼンチン、イタリア、イングランド、ウェールズ、ウルグアイ、オーストラリア、サモア、ジョージア、スコットランド、トンガ、ニュージーランド、フィジー、フランス、ロシア、南アフリカ、日本、米国、アフリカ地区1位、敗者復活戦勝者

プールA:  アイルランド、スコットランド、日本、ロシア、サモア
プールB:  ニュージーランド、南アフリカ、イタリア、ナミビア、敗者復活予選優勝チーム
プールC:  イングランド、フランス、アルゼンチン、アメリカ、トンガ
プールD:  オーストラリア、ウェールズ、ジョージア、フィジー、ウルグアイ

開催地・会場

北海道札幌市: 札幌ドーム
岩手県釜石市: 釜石鵜住居復興スタジアム
埼玉県熊谷市: 熊谷ラグビー場
東京都調布市: 東京スタジアム
神奈川県横浜市:横浜国際総合競技場
静岡県袋井市: 小笠山総合運動公園エコパスタジアム
愛知県豊田市: 豊田スタジアム
大阪府東大阪市:東大阪市花園ラグビー場
兵庫県神戸市: 神戸市御崎公園球技場
福岡県福岡市: 東平尾公園博多の森球技場
熊本県熊本市: 熊本県民総合運動公園陸上競技場
大分県大分市: 大分スポーツ公園総合競技場

試合日程スケジュール

1:9月20日(金)日本対ロシア(19:45) 東京スタジアム
2:9月21日(土)オーストラリア対フィジー(13:45) 札幌ドーム
3:9月21日(土)フランス対アルゼンチン(16:15) 東京スタジアム
4:9月21日(土)ニュージーランド対南アフリカ(18:45) 横浜国際総合競技場
5:9月22日(日)イタリア対ナミビア(14:15) 東大阪市花園ラグビー場
6:9月22日(日)アイルランド対スコットランド(16:45) 横浜国際総合競技場
7:9月22日(日)イングランド対トンガ(19:15) 札幌ドーム
8:9月23日(月)ウェールズ対ジョージア(19:15) 豊田スタジアム
9:9月24日(火)ロシア対サモア(19:15) 熊谷ラグビー場
10:9月25日(水)フィジー対ウルグアイ(14:15) 釜石鵜住居復興スタジアム
11:9月26日(木)イタリア対敗者復活予選優勝チーム(16:45) 東平尾公園博多の森球技場
12:9月26日(木)イングランド対アメリカ(19:45) 神戸市御崎公園球技場
13:9月28日(土)アルゼンチン対トンガ(13:45) 東大阪市花園ラグビー場
14:9月28日(土)日本対アイルランド(16:15) 小笠山総合運動公園エコパスタジアム
15:9月28日(土)南アフリカ対ナミビア(18:45) 豊田スタジアム
16:9月29日(日)ジョージア対ウルグアイ(14:15) 熊谷ラグビー場
17:9月29日(日)オーストラリア対ウェールズ(16:45) 東京スタジアム
18:9月30日(月)スコットランド対サモア(19:15) 神戸市御崎公園球技場
19:10月2日(水)フランス対アメリカ(16:45) 東平尾公園博多の森球技場
20:10月2日(水)ニュージーランド対敗者復活予選優勝チーム(19:15) 大分スポーツ公園
21:10月3日(木)ジョージア対フィジー(14:15) 東大阪市花園ラグビー場
22:10月3日(木)アイルランド対ロシア(19:15) 神戸市御崎公園球技場
23:10月4日(金)南アフリカ対イタリア(18:45) 小笠山総合運動公園エコパスタジアム
24:10月5日(土)オーストラリア対ウルグアイ(14:15) 大分スポーツ公園総合競技場
25:10月5日(土)イングランド対アルゼンチン(17:00) 東京スタジアム
26:10月5日(土)日本対サモア(19:30) 豊田スタジアム
27:10月6日(日)ニュージーランド対ナミビア(13:45) 東京スタジアム
28:10月6日(日)フランス対トンガ(16:45) 熊本県民総合運動公園
29:10月8日(火)南アフリカ対敗者復活予選優勝チーム(19:15) 神戸市御崎公園球技場
30:10月9日(水)アルゼンチン対アメリカ(13:45) 熊谷ラグビー場
31:10月9日(水)スコットランド対ロシア(16:15) 小笠山総合運動公園エコパスタジアム
32:10月9日(水)ウェールズ対フィジー(18:45) 大分スポーツ公園総合競技場
33:10月11日 (金)オーストラリア対ジョージア(19:15) 小笠山総合運動公園エコパスタジアム
34:10月12日 (土)ニュージーランド対イタリア(13:45) 豊田スタジアム
35:10月12日(土)イングランド対フランス(17:15) 横浜国際総合競技場
36:10月12日(土)アイルランド対サモア(19:45) 東平尾公園博多の森球技場
37:10月13日(日)ナミビア対敗者復活予選優勝チーム(12:15) 釜石鵜住居復興スタジアム
38:10月13日(日)アメリカ対トンガ(14:45) 東大阪市花園ラグビー場
39:10月13日(日)ウェールズ対ウルグアイ(17:15) 熊本県民総合運動公園
40:10月13日(日)日本対スコットランド(19:45) 横浜国際総合競技場
41:10月19日(土)準々決勝1:プールC1位対プールD2位(16:15) 大分スポーツ公園総合競技場
42:10月19日(土)準々決勝2:プールB1位対プールA2位(19:15) 東京スタジアム
43:10月20日(日)準々決勝3:プールD1位対プールC2位(16:15) 大分スポーツ公園総合競技場
44:10月20日(日)準々決勝4:プールA1位対プールB2位(19:15) 東京スタジアム
45:10月26日(土)準決勝1:準々決勝1勝者対準々決勝2勝者(17:00) 横浜国際総合競技場
46:10月27日(日)準決勝2:準々決勝3勝者対準々決勝4勝者(18:00) 横浜国際総合競技場
47:11月1日 (金)3位決定戦(18:00) 東京スタジアム
48:11月2日 (土)決勝(18:00) 横浜国際総合競技場

詳細はこちらを参照してください。
https://hospitality.rugbyworldcup.com/schedule/

大会のキャッチコピー

ラグビーワールドカップ2019は、ラグビー伝統国以外の、初めてのアジア圏日本での開催となり、新たな歴史を刻む大会となることでしょう。「一生心に刻まれる」ような大会を目指して、このようなキャッチコピーが作られました。

「4年に一度じゃない。一生に一度だ。-ONCE IN A LIFETIME-」

この大会にかける熱い思いが伝わって来ますね。ぜひとも、盛り上がってもらいたいです。

期待されている経済効果

2015年イングランド大会での経済効果

前回のイングランドで開催された大会は、ラグビーワールドカップ史上最も成功した大会となりました。チケット販売枚数は247万枚以上、ほとんどのスタジアムでほぼ売切れ状態となり、全48試合の観客動員数は247万人以上、入場料収入は約2億5,000 万ポンド(約 465 億円)にも達しました。そして、世界の200カ国でTV放映され、40億人以上が視聴したということです。

海外からは、40万6,000人以上の人々がイングランドを訪れました。大会期間が44日間と比較的長期のため、ホテルの滞在日数も長く、大会開催地以外の観光スポットを訪れる時間的余裕もあるので、イングランド各地に大きな経済効果をもたらしました。海外から訪れた観客による大会期間中の消費額は。総計 9億5,800万ポンド。 海外からの観客1人当たりの 消費額は平均2,400ポンドと報告されています。

詳細は以下の資料を参照してください。
http:// https://www.shinnihon.or.jp/shinnihon-library/publications/research/2016/pdf/2017-01-26.pdf
http://www.soumu.go.jp/main_content/000571808.pdf

2019年日本大会で期待されている経済効果は?

公益財団法人ラグビーワールドカップ2019組織委員会による「ラグビーワールドカップ2019大会前経済効果分析レポート」によると、以下のように推測されています。

・日本大会での経済波及効果の総額は約4,372億円(直接効果1,917億円、第一次間接効果1,565億円、第二次間接効果890億円)
・大会を目的に訪日する外国人客は最大40万人
・スタジアムでの観戦者は180万人
・訪日外国人の旅費・宿泊費などによる経済効果は1,057億円
・税収拡大効果は216億円

詳細はこちらをご覧ください。
https://www.rugbyworldcup.com/news/321850?lang=ja

2015年イングランド大会と同様に、2019年日本大会も開催期間が44日間 と長期にわたる上に、今回の大会の44日中18日は試合が行われない ため、外国人旅行客が12の開催都市滞在だけでなく、全国各地へと観光に出かけることでしょう。これは日本各地のインバウンドの大きなチャンスです。

大会開催(試合数)の多い順に並べると

 東京都調布市 (8試合)
 神奈川県横浜市(7試合)
 大分県大分市 (5試合)
 静岡県袋井市 (4試合)
 愛知県豊田市 (4試合)
 兵庫県神戸市 (4試合)
 大阪府東大阪市(4試合)
 埼玉県熊谷市 (3試合)
 福岡県福岡市 (3試合)
 北海道札幌市 (2試合)
 熊本県熊本市 (2試合)
 岩手県釜石市 (2試合)

大会開催中、おそらく全国に外国人旅行客が拡散されるものと思われます。各国から来られる外国人のお客様のために、特に飲食店、小売店やスーパー、ホテルや旅館など、インバウンド対策を行う必要があります。まず必要とされる対策として、飲食店や店舗におけるメニューや各種案内の「英語表記」があげられます。現時点では「機械翻訳」では誤訳が発生する可能性が高い(こちらの記事もご覧ください)ため、専門の翻訳会社に依頼するのがベストです。クレジットカード決済やスマホ決済などの「キャッシュレス化」も必要ですね(こちらの記事もご覧ください)。いつまでも「現金のみ対応」では、外国人旅行客を集客することはできません。

おわりに

約40万人の外国人が訪日すると予想されている「ワールドカップ2019」。大勢の外国人旅行客が日本の各地を訪れる機会となるわけですから、ぜひとも、その地方ならではの特産品、日本食、日本酒など、日本の良さをアピールして、今後も継続して来日してもらえるような「おもてなし」をしてゆきましょう。約半年後に開催される、アジア圏発のワールドカーップ日本2019。「4年に一度じゃない。一生に一度だ。-ONCE IN A LIFETIME-」。ぜひとも、心に刻まれる大会になってほしいものです。

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