翻訳者目線で選ぶ、DTPにも強い翻訳会社3選

DTP

世界の消費者に自社の製品や自社のサービスを届けたいなら、多言語化は必須です。紙媒体のマニュアル、カタログ、パンフレット、ガイドブックを日本語から現地の言葉に翻訳したり、Webサイトを多言語対応にすることが必要になってきます。

マニュアル・カタログ等は、原文の日本語の内容と統一性をもたせつつ、現地のネイティブの消費者に十分伝わる内容でなければなりません。

そして、「日本語を訳したら、外国語のほうのボリュームが増えて、レイアウトが崩れた」「外国語で見出しをつけるのがとても大変」といった問題が生じてきます。DTPの作業にも、技と知識が必要です。紙媒体を多言語展開したいなら、DTPにも精通した翻訳会社にワンストップで依頼すると、コストや時間の軽減化につながり、納得した内容の仕上がりが期待できるといえるでしょう。DTPにも強い翻訳会社を選ぶメリットと、おすすめの会社をご紹介します。

DTPにも強い翻訳会社とは

DTPとはDesktop Publishing の略です。マニュアル・カタログ・パンフレット・ガイドブックなどの紙媒体のテキスト入力、デザイン、レイアウト、編集などの作業を机上で、コンピュータ上で行うことです。
DTPにも強い翻訳会社は、翻訳だけでなく、こうした翻訳後のドキュメントのレイアウトや印刷も行います。Webサイトや電子書籍にも対応するのが一般的です。DTPまでワンストップでのサービスを提供してくれる多言語翻訳会社のニーズが高まっています。
 

DTPにも強い翻訳会社を選ぶメリットは?

DTPは、多言語サービスを提供するうえで、とても重要な工程になっています。翻訳会社がワンストップでDTP作業を担当するメリットは何でしょうか。

日本語から外国語に翻訳すると、文字のボリュームがかなり増えるのが一般的です。日本語版と同じようなレイアウトを維持するためには、テクニックが必要となってきます。プロの翻訳者がディレクションする翻訳会社であれば、翻訳で変わっていく文字の量に柔軟に対応してデザインを統一することが可能です。


記者も、日本語の記事を英語に翻訳して紙メディアで出版する作業のディレクションを担当したことがあります。日本語から英語に訳した場合、文字数は1.5倍から2倍になり、そのまま収容すると、ページ数は2~3割増になります。日本語版と同一のレイアウト・デザインにするため、フォントを設定し直したり、文字ポイント数を変えたり、改行を工夫したりと、膨大な作業が続きました。

特に苦労したのが、ハイフネーションです。単語の途中で改行を行う場合、行末にくる語を音節で分割してハイフンをつけ、残りを次の行に送る作業です。ハイフンをつけることができる位置は決まっており、語学の知識と経験が必要になります。長い単語が多いドイツ語やロシア語では、とりわけハイフネーションに習熟した翻訳会社にDTP編集を依頼するのが安心です。

翻訳は翻訳会社に依頼しDTPを別の会社に依頼したら、コストも時間もかかってしまいます。多言語のビジネス展開を行うときは、翻訳からDTPまでお願いできる、DTPにも強い翻訳会社を選ぶのが最近の流れになっています。

多言語でのキャッチコピーの作成も専門知識とセンスが必要になってきます。日本語の見出しをそのまま英訳しても、ネイティブにはピンとこないことが多く、せっかくのマニュアルの内容が伝わらないことがあります。レイアウト作業には、ネイティブの感覚が理解できている専門家が必要なのです。

記者の経験からいっても、翻訳会社とDTP作業を同じ会社に依頼するのは必須であり、別な会社に頼むとかえって煩雑になる、というのが実情だといえます。

DTPにも強い翻訳会社を選ぶ際のポイント

まずは、翻訳力に定評のある会社を選定しましょう。

医療や法務、ITなど、専門分野の翻訳なら、その分野の経験が豊富な翻訳会社にする必要があります。どうしても低価格の業者に目がいきがちですが、安さをアピールする翻訳会社では、校正作業が省略されることがよくあります。そうすると、同じカタログなのに、場所によって表記が違う、ということも起きます。ネイティブチェックや校正のステップがしっかりしているか、をよく見極めましょう。

翻訳会社の専門性と校正能力をチェックしたら、無料トライアルを活用し、コーディネーターとの相性をみましょう。この間の日本語でのメールのやり取りも選定のポイントになります。依頼したテスト翻訳の品質だけでなく、コーディネーターが顧客の質問に端的に的確に答えているかレスポンスが迅速か、チェックしましょう。依頼者のためになる、依頼者の予想を超えるような顧客目線の提案をしてくれる翻訳会社なら、長くつきあっていけるのではないでしょうか。

参考記事:翻訳者が選ぶ!英語翻訳に強い会社3選!選び方や注意点、相場を徹底解説

気になる料金ですが、多言語DTP作業の料金は、対応言語やレイアウトの煩雑さによって異なってくるので、事前に担当者と詳しい打ち合わせが必要です。

翻訳会社によって、対応しているファイル形式も異なりますので、この点も要チェックです。

DTPの価格相場は?

繰り返しになりますが、多言語DTP作業の料金は、対応言語やレイアウトの煩雑さによって異なってきます。テキスト入力のみのサービスを扱っているところもあり、依頼したい作業について、複数の翻訳会社から見積もりをとって、料金やサービスを比較するのが早道です。

DTPにも強い翻訳会社3選

DTP作業までワンストップでのサービスを提供している、専門性の高い翻訳会社をご紹介していきます。

1.株式会社アットグローバル

株式会社アットグローバルは、もともと、大手グローバルIT企業の企業内翻訳者だったスタッフが立ち上げた翻訳会社で、IT関連のソフトウェアマニュアル類、機械・機器類のハードウェアマニュアル、仕様書、製品カタログ、パンフレットなど、さまざまな分野の技術翻訳に対応します。

各言語でのDTP・製本・印刷、各言語でのWebサイトの作成と運用を提供しています。

1,600人以上の翻訳者、チェッカーから、適材適所のスタッフを選択してチームを構成するため、外国語でのキャッチコピーの作成、トランスクリエーション、用語集の作成とメンテナンスに定評があります。翻訳開始前のヒアリングから納品まで、標準化されたワークフローに則って作業しています。

「翻訳者+レビューアー」によるダブルチェックが標準の工程となっています。人の目に加えて、ツール類を駆使した徹底的なチェック体制で、ヒューマンエラーの撲滅に努めています。

株式会社アットグローバルのDTP料金は、
 
MS Word/Excelなど  ¥1,000~/A4 1ページ
Adobe Illustratorなど  ¥2,500~ /A4 1ページ
となっています。レイアウトの複雑度やオペレーターの負荷、仕上げまでの工程などにより、ページあたりの単価は変わります。

正確性と読みやすさ以上のクリエイティビティが求められる、要件の高い案件に向いている翻訳会社といえます。新規の案件やツールにも積極的に参戦し、翻訳者ともクライアントとも綿密なコミュケーションを図ることで、品質向上を第一にしています。

2.翻訳センター

翻訳センターは、英語翻訳だけでなく、世界80ほどの言語に対応している国内最大手の翻訳会社です。初めて翻訳を依頼する場合、安心して丸投げできる信頼性があり、DTPにも対応しています。

医薬分野翻訳からスタートした歴史から、医療翻訳に強く、そのほか、特許、工業、金融、法務と幅広くカバーしています。個人のビザ申請なども取り扱っています。翻訳の分野が多種多様な場合も、個人でも頼める、オールラウンドな翻訳会社です。

DTPは、レイアウト、色校正、印刷にいたるまでワンストップで対応しています。データ納品も可能です。ネイティブスタッフによるチェックで、現地の読者に違和感のないような翻訳・編集作業に努めています。

3.ヒューマンサイエンス

ヒューマンサイエンスは、IT分野のマニュアルを制作する会社として創業し、その後翻訳・eラーニング・システム開発と事業分野を広げています。

そうした経緯からDTPの分野は強く、テクニカルライター、コンテンツディレクターや翻訳コーディネーターが協働して案件に対応しています。30年以上にわたり約2500件のマニュアル制作をしてきた実績があります。

 

おわりに

紙媒体、Webサイトでの多言語ビジネス展開において、いかにDTPにも強い翻訳会社が重要か、お分かりいただけたと思います。株式会社アットグローバルは単なる翻訳会社にとどまらず、ビジネスのその先を見通すお手伝いができる会社です。ぜひ相談先にアットグローバルを加えてみてください。

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