アメリカ市場調査に強い会社5選|料金相場・調査方法・選び方を徹底解説

欧米圏で訪日旅行者数が一番多いのは、アメリカからの旅行者です。日本と関わりが深いアメリカですが、アメリカ人が日本旅行に求めるニーズはどのようなものでしょうか?アジア圏からの旅行者とはどんな点が違うのでしょうか?インバウンド成功のために必要なアメリカ市場調査とその特徴、調査方法、費用、オススメ会社などをご紹介します。

アメリカインバウンド市場

アメリカからの訪日旅行者数(2019年度)は1,723,900 人で、過去最高記録を達成しました。アメリカからも大勢の旅行者が日本を訪れています。

アメリカからの訪日客数は、欧米エリアでは第1位です。

参照:JNTO日本政府観光局資料

訪日米国人客が過去最高数に達した要因としては、クルーズ需要の増加、メディアを通した情報発信、富裕層の地方誘致、スキーやトレッキングなどのアクティビティ等の情報発信&プロモーションを積極的に行ったことであると考えられています。

訪日米国人客数は、ここ数年順調な伸びをみせています。

現在、訪日米国人のほとんど(8割)が観光目的で日本を訪れています。

日本旅行は初めて(1回目)という人たちが約60%、リピーターは約40%という割合です。アメリカ人旅行者は初めて日本旅行に来る人たちの方が多いようです。

訪日米国人客の日本での滞在日数は、1週間~3週間が約7割を占めています。比較的気軽に来れるアジア圏の旅行客と比べると、滞在日数は長めになっています。これは日本からの距離が遠いことも関係しているでしょう。

アメリカ人の日本旅行消費額は、3,247億円です。これは、欧米圏の国の中で第1位です。

参照:観光庁資料

では、一人当たりの日本旅行での消費の割合はどうでしょうか?

支出は主に宿泊費、飲食費の割合が高く、買い物代が少ないようです。この傾向は、アジア圏からの旅行者とは明らかに異なっています。

アメリカ人はどこで買い物をしているのでしょうか?1番多く利用しているのは、コンビニエンスストアです。そして、観光地のお土産店での購入率も高いようです。ドラッグストアの利用は低くなっています。この点でも、アジア圏の旅行者とニーズの違いがあるようですね。

アメリカ人旅行者は日本の商品の購入よりも、日本の文化を楽しんだり、日本文化を感じるモノを購入しています。欧米圏とアジア圏からの旅行者の日本旅行のニーズは、かなり異なっています。

それでは、アメリカ人は日本旅行に満足しているでしょうか?下記の表を見てみると、観光目的で訪れた人々のほとんどのが満足であると回答しています。

また日本旅行に来たいと感じているでしょうか?ほとんどのアメリカ人旅行者は、また来たいと回答しています。

参照:JNTO訪日旅行データハンドブック2019

このように、アメリカ人旅行者は日本旅行に満足していることが分かりました。日本の商品よりも、日本文化に触れることや日本文化を感じるモノに関心があり、そこにお金を使うことも分かりました。日本旅行での滞在日数が長いという傾向もあります。アジア圏とは違ったニーズを持つアメリカ人インバウンドのために、何から始めたら良いのでしょうか?まず、アメリカ市場調査を行うことから始めましょう。では、アメリカ市場にはどんな特徴があるのでしょうか?

アメリカ市場調査の特徴

アメリカはインターネット社会です。アメリカ人の95%(約3億人)がインターネットを利用しており、ソーシャルメディアのアクティブ利用者は約70%とかなり高い普及率です。アメリカで最も多くの人(80%)に利用されている SNSはFacebookで、コミュケーションツールとして利用されています。Instagramも人気が高く、写真や動画をアップし多くの人が閲覧しています。日本でも「インスタ映え」という表現が流行りました。そして、Twitterでさまざなユーザー(フォローしていないユーザーも)の投稿をタイムラインで見ることができます。Twitterは他のSNSに比べ、情報の拡散力があります。

アメリカ人向けのインバウンド対策のためには、SNSを利用したお店などの宣伝&情報拡散が一番効果的といえるでしょう。

アメリカ市場調査の手法

1. デスクリサーチ

インターネットを使った市場調査のことです。現地に行かずに手軽に始められますが、ネット上の情報の真偽や、情報が最新のものであるかどうか判断がつかない場合があります。また、本当に知りたい情報が見つからないこともあります。デスクリサーチである程度の情報は掴むことができますが、デスクリサーチだけで得る情報には限界があります。

2. 海外現地調査

実際に海外に行き、現地の人に街頭でアンケートを行う方法もあります。実際に現地に行く必要があること、言語が違うこと、どこに行けば(どのお店にいけば)効果的なのかが全く分からないなど多々問題があります。海外で現地調査を行うことはハードルが高く、個人で行うことは難しいので、専門会社に依頼した方が良いでしょう。

3. 専門家へのヒアリング

在日アメリカ人、アメリカ在住日本人の専門家へのヒアリングという方法もあります。彼らのリアルな意見を聞くことで、現地の最新情報を把握することができます。ですが、適任の人物を探すことが困難とされています。自分たちでサイトや知人の紹介などで探し出し、コンタクトを取るのは、言語の違いもありますから、個人で行うのはとても難しいでしょう。こちらも専門会社に外注することをお勧めします。

自社で行うより外注したほうが良い理由

1. 現地のことを把握しきれない

現地の状況を把握している人脈がいない場合、自分たちだけで外国の詳細な情報を知ろうとしても、手間と時間もかかり、言語も違うので、必要な情報を入手することは困難でしょう。

2. 外国語なので分からない

ある程度英語が話せるとしても、ネイティブレベルでなければ、真のアメリカ市場を把握することは難しいといえます。社内に英語に堪能な方がいても、翻訳と市場調査を個人で行うには相当な時間と手間が必要とされるでしょう。

3. 文化の違い・最新の情報は現地の人でないと分からない

日本はアメリカの文化の影響を多大に受けてはいますが、本当にアメリカの文化や習慣の違いを知るためには、現地にいる人に聞かないと分かりません。リアルタイムの情報も、デスクリサーチだけで完全に把握することはできません。正確に最新のアメリカ市場の情報を得るためには、現地に精通した専門家に依頼するのが良いでしょう。

ですから、総合的に判断しても、アメリカ市場調査は専門の会社にお願いすることがベストです。

アメリカ市場調査の料金相場は?

一般的な市場調査価格の目安は、スタンダードプランで1カ国で約400万円~です。コストを抑えたい場合は、1カ国100万円ほどのライトプランもあります。もっとリーズナブルに行いたい場合は、調査内容を絞ることで1カ国数十万円という会社もあります。クライアントの希望によっても費用は増減しますので、依頼したい会社に詳細をお問い合わせください。

・スタンダードプラン(1カ国400万円から)海外パネルなどを使用した本格的な市場調査、文献調査、インタビュー、パートナー調査、法規制調査などを含む

・ライトプラン(1カ国100万円から)海外パネルなどを使用した市場調査、文献調査、簡易インタビュー、店頭調査、専門家へのヒアリング

・もっとリーズナブルな方法  調査項目を絞る(例:デスクリサーチや簡易インタビューだけにする。現地調査ではなく、訪日外国人を対象に調査するなどの方法)

アメリカ市場調査の選び方

1. アメリカでの実績

アメリカ市場に特化した実績のある調査・リサーチ会社を選ぶことが大切です。各調査・マーケティング会社が保有するリサーチリソースを活用するなど様々な手法で、顧客が知りたい情報を手に入れることができるからです。選ぶポイントとなるのは、アメリカ現地での調査が可能であること、調査モニターにアメリカ人がいること、英語対応が可能であることです。

2. 調査・マーケティングレポートの納期

調査・マーケティングレポートの納期を守る、信頼できる会社を選ぶことは重要です。1日でも早くアメリカ市場に参入することが成功の第一歩だからです。ぜひ信用できる会社にお願いしてください。

3. 調査・マーケティング手法

上記でも述べましたが、デスクリサーチ(インターネットで情報を検索)・海外現地調査・専門家へのヒアリングなど、必要な情報を得るための調査・マーケティングを行なっている、信頼できる会社であるかを確かめてから市場調査を依頼するようにして下さい。

オススメの海外調査会社5選

1. ESP総研

市場調査のエキスパート。得意としている国・地域は、北米・欧州(欧米)です。市場調査(市場構造・市場特性・動向・規模・メーカーシェアなど)、競合企業分析、提携先企業探索、新製品の受容性調査などの調査を得意としています。クライアントとは事前に綿密な打ち合わせをし、調査内容、納期、コストなどの相談を受け付けています。

2. Cross Marketing

クロス・マーケティングでは、3000万人以上のアンケートモニターのネットワークを持ち、85か国以上の海外市場調査を実施しています。市場マクロ調査、法令調査、リストアップ調査、産業構造調査、市場視察、在日外国人プレ調査、市場性重要度調査、競合調査、テストマーケティング、顧客満足度調査など、クライアントの希望に沿った市場調査を行っています。

3. MINTEL

マーケットインテリジェンス(市場調査データ、市場分析レポート、新製品情報、競合他社分析)を得意とする会社。世界13カ所(ニューヨーク、トロント、シカゴ他)に拠店があります。長年の蓄積に基づいた独自の視点で、市場の将来的な展望についての情報を提供しています。クライアントのニーズに応じて最適な方法と分析を行います。

4. CIMPLEX  MARKETING GROUP

日本企業のアメリカ市場進出をサポートしているマーケティング会社。市場調査(マーケティングリサーチ)がメイン業務で、その他プロモーション、アメリカにおける事業展開をアシストしています。ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコその他北米に拠点を持ち、これらのネットワークにより、様々なプロジェクトの実行とサポートを可能にしています。

5. 株式会社アットグローバル

インバウンドに関連した様々なドキュメント(Webサイト、観光ガイド、メディア記事)の翻訳を出がけている会社。約1600人の国内・海外の翻訳者ネットワークを持ち、インバウンドに関するサービスを提供している会社

サービス内容
【インバウンド翻訳】旅行会社・交通会社・宿泊施設・テーマパーク・観光庁などの、Webサイト・パンフレット・ガイドブックなどの翻訳
【ワンストップサービス】プログラミング・DTP・印刷・Webのスキルを持つスタッフも在籍
【ホスピタリティサポート】クライアントの要望を優先し、高品質・スピーディー・リーズナブルなサービスの提供
【海外リソースのフル活用】中国(香港・上海)、ベトナム(ホーチミン)に現地法人、台湾・韓国・マレーシア・タイ・インドネシアに翻訳チームを持つ。現地スタッフネットワークを活用した高品質翻訳サービスの提供
【外国語ニーズ総合サポート】多言語ライティング業務・ブログ作成&投稿、Webマーケティング、市場調査、海外向けプロモーション

まとめ

欧米圏で一番多く訪日しているのはアメリカ人です。アメリカは日本と関わりの深い国ですから、今後も大勢の旅行者が訪日するでしょう。アメリカ人向けのインバウンドをお考えでしたら、まずアメリカ市場調査を行い、アメリカ人のニーズにあったサービス提供を行うことが必要です。こちらで取り上げたオススメ会社情報などを参考にしていただけると幸いです。

インバウンドプロモーション外国語サポートを必要とされる方は、
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