中国・バイドゥ（百度）広告シリーズ１
はじめに
コロナ禍ですので、中国からのインバウンドの需要はゼロに近い状態です。
しかし、こんな時こそ中国向けプロモーションを行うチャンスではないでしょうか。
中国の人口は14億人を超えています。この巨大市場に参入するために、中国で圧倒的シェアを誇る「バイドゥ（百度）」の利用をおすすめします。ここでは、バイドゥ（百度）について、どのようにバイドゥ（百度）を使ったプロモーションを行えるか、説明していきます。
バイドゥ（百度）とは？
バイドゥ（百度）は、中国でNo.1の検索エンジンです。
バイドゥ（百度）は、日本や諸外国が使う「Google」や「Yahoo」の「中国版」と言えるでしょう。（中国では、GoogleやYahooは使用できません）
バイドゥ（百度）は、ニュース・地図・動画・知恵袋・掲示板・音楽・ECモールなど、情報検索とさまざまなサービスが利用できます。中国人は、知りたいことがあると、「百度一下吧！」（バイドゥで調べたら？）とよく言います。バイドゥ（百度）検索は、中国人の生活に浸透しています。
バイドゥ（百度）のPCページへのアクセス数は、1日平均100億PV。検索アプリのデイリーアクティブユーザー（DAU）は、1.2億人。マンスリーアクティブユーザー（MAU）は、6.6億人です。（1ヶ月間に1回検索した人を含む）このデータからも、バイドゥ（百度）のシェアが大規模であることが分かりますね。
バイドゥ（百度）に広告を出すメリット
中国向けプロモーションで、バイドゥ（百度）に広告を出すメリットは、圧倒的なシェア数です。中国人が利用可能な検索エンジンであること、中国人の人口（約14億人）の多さを考えると、バイドゥ（百度）に広告を出すことは必須といえるでしょう。
また、海外在住の中国人（2億人とも言われている）もバイドゥ（百度）を利用しています。母国語「中国語」のサイトですから、とても使い勝手が良いでしょう。バイドゥ（百度）にプロモーションを行えば、多くの外国在住の中国人にも、アプローチが可能です。
広告の種類その１：バイドゥ（百度）リスティング広告
リスティング広告とは、検索結果連動型広告です。中国人利用者が検索をすると、それに関連した広告が表示される仕組みです。広告掲載（表示）に料金は発生せず、ユーザーのクリック数に応じて広告料金が発生します。詳しくは、バイドゥ（百度）のページを参照してください。
広告の種類その２：バイドゥ（百度）アドネットワーク広告
アドネットワーク広告とは、バイドゥ（百度）が提携してるサービス・アプリにも広告を配信することです。バイドゥ（百度）以外のサービスを利用している人々にも広告配信されますので、非常に多くの人々に視聴してもらえます。
例えば、提携している動画共有サービスは、バイドゥ（百度）傘下の「爱奇艺（アイチーイー）」や、「搜狐视频（ソーフー）」など多数あります。提携しているPCサイトも、「百度新聞」「搜狐（ソーフー）」「チャイナデイリー」「CCTV（中国中央電視台）」「58同城」（不動産・旅行・求人・各種教育・留学などのサービスを幅広く提供しているサイト）など多数に渡ります。
アドネットワーク広告（PC、アプリなどすべてを含む）の1日の広告掲載数は、約180億回です。圧倒的な広告掲載数ですね。詳しくはこちらのバイドゥ（百度）のページでご確認ください。
まとめ
中国人にとって一番身近で、生活に浸透している「バイドゥ（百度）」。外国で利用できる「Google」などの検索エンジンが使えませんので、皆が「バイドゥ（百度）」を利用しています。中国人は人口が多いので、ユーザー数の規模が圧倒的です。中国向けマーケティングには、中国国内で大きな影響力を持つ「バイドゥ（百度）」を利用しましょう。
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