【2021年最新版】中国のSNS事情/デジタルマーケティングお役立ち情報
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はじめに
なかなか収束が見えないコロナウイルスですが、アフターコロナを見据えて、今から世界のデジタル事情を知っておくのは良いことです。今後のマーケティングの方向性を定めるのに役立つでしょう。
ここでは、中国のデジタル事情をdatareportalの情報を基に特集します。
中国のスマホ・ネットの普及率
中国におけるスマホやネットの利用率などに関するデータ
中国は世界で1番人口の多い国(14億4000万人)ですから、インターネット利用者も非常に多くなります。
モバイル利用者は、16億1000万人。この数はすでに中国の人口を超えていますね。つまり携帯電話を2台持ちしている人が何億人もいることがうかがえます。インターネット利用者は、9億3980万人。ソーシャルメディア利用者は、9億3080万人です。インターネット・SNSは、人口の約6割の人たちが利用しています。
前年比では、モバイル利用者は800万人増加。インターネット利用者は8500万人増加。ソーシャルメディア利用者は1億1000万人も増加してます。今後も引き続き、独自の中国ネット社会が充実していくのでしょう。
使用されているデバイスは、モバイルフォン・スマートフォンどちらも96.3%です。ほとんどの人が利用していることが分かりますね。パソコンの利用者は、50.2%、約半数の人たちが利用しています。
中国におけるネットやスマホに触れている時間
中国では、インターネットには5時間22分、ソーシャルメディアには2時間4分、時間を費やしているようです。
中国におけるSNSの現状
中国のSNS事情
中国のソーシャルメディア利用者は、9億3080万人です。人口比では、64.6%です。ソーシャルメディアのモバイルフォン利用は、9億3040万人。パーセンテージは100%。つまり、全員がモバイルフォン・スマートフォンでSNSを利用しているということです。9億人を超えるSNSユーザーを抱える中国、まさに巨大市場です。
ソーシャルメディアを利用する人たちの年齢層ですが、20代から40代が1番多いのですが、50代から60代も全体の約2割を占めています。中国では、中高年も活発にSNSを利用し、人々との交流、情報収集、買い物などを楽しんでいます。
中国のSNSシェア
中国では、利用可能なSNSが諸外国と異なっています。中国で1番利用されているのが、Weixin(微信)で73.2%、次にWeibo(微博)で47.1%、Kuaishou(快手)45.1%と続いています。中国では、Weixin(微信)の利用が圧倒的に多いようです。
各SNSやアプリに費やす時間
ソーシャルメディアのトップは、Weixin/Wechat(微信)です。2位がDouyin/Tiktok(抖音)、3位がTencent QQ(騰訊QQ)です。ストリーミングビデオのトップは、Tencent Video(腾讯视频)、2位がiQIYI(爱奇艺)、3位がYouku(优酷)という結果が出ています。
中国大手IT企業、テンセント(騰訊)とバイドゥ(百度)の力が強いようです。TikTokを運営するByteDanceや、Youku(优酷)も追い上げています。
まとめ
中国では独自の「インターネット規制」があることはご存知だと思います。利用できるSNSが限られているため、ユーザーが必然的に多くなります。中国では、若年層はもちろん、比較的高齢者もSNSを使いこなしています。今後、中国向けマーケティングをお考えでしたら、中国SNSへの参入が非常に効果的です。
株式会社アットグローバルは、中国語翻訳、中国向けマーケティングサービスを行っています。ご質問やご要望がございましたら、お気軽にご連絡ください。