【2021年最新版】インドのSNS事情/デジタルマーケティングお役立ち情報
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はじめに
収束の見通しがまだ見えないコロナウイルスですが、海外向けのデジタルマーケティングをお考えなら、今からアフターコロナに向けて情報収集をしておきましょう。
今回お届けするのは、インドのSNS事情とデジタルマーケティングお役立ち情報です。datareportal.comの情報を基に作成しています。
インドのスマホ・ネットの普及率
インドにおけるスマホやネットの利用率などに関するデータ
インドでのモバイル、インターネット、ソーシャルメディア、それぞれの利用者数を見てみましょう。
モバイル利用者は11億人、人口の79%です。ほとんどの人が利用していることが分かります。インターネット利用者は6億2400万人で、人口の45%です。ソーシャルメディア利用者は4億4800万人で、人口の32.3%です。これは高い比率とは言えないのですが、インドは何といっても人口が多いので「巨大市場」であることが一目瞭然ですね。
去年と比べると、モバイル利用者は2.1%の増加(2300万人)、インターネット利用者は8.2%の増加(4700万人)、ソーシャルメディア利用者は21.2%(7800万人)も増加しています。今後はもっと増えてゆくでしょう。
使用しているデバイスは、モバイルフォン(96.4%)、スマートフォン(96.3%)と、この2つがほとんどを占めています。PCは56.4%、タブレットは23.1%です。
インドにおけるネットやスマホに触れている時間
インドではデバイスの種類を問わず、インターネットを6時間36分利用しています。ソーシャルメディアには2時間25分です。結構長い時間、インターネットを使用しているようです。
インドのブラウザシェア
インドでは、Google Chromeの利用者が83.1%と圧倒的なシェアを誇ります。前年比でも、17%増加しています。Apple Safariは、2.3%です。Mozilla Firefoxはもっと少なく、1.7%です。興味深いのは、Microsoft Edgeです。利用者は現在0.9%とかなり少ないのですが、前年比で130%も増加しています。今後利用者が増えてゆくかもしれません。
では、どのようなアクティビティを楽しんでいるのでしょうか。オンラインビデオが(96.7%)1番多く、2番目が音楽のストリーミングサービス(82.1%)、3番目がブログ(60.8%)です。
インドにおけるSNSの現状
インドのSNS事情
インドのソーシャルメディア利用者は、4億4800万人です。これは人口の3割です。そのうち、モバイルフォンでの利用者は4億4580万人、パーセンテージは99.5%です。インドではほとんどの人たちが、モバイルフォン・スマートフォンでSNSを利用しています。
インドのSNSシェア
インドでのSNSトップ5は、1位YouTube、2位Facebook、3位Whatsapp、4位Instagram、5位FBMessengerです。
ソーシャルメディアの利用時間のトップは、Whatsapp(21.3時間/1ヶ月)です。次にFacebook、Instagramと続いています。ビデオストリーミング利用時間No.1は、YouTube(26.4時間/1ヶ月)です。
インドにおけるFacebookの状況
SNSで2番目に多く利用されているFacebookの利用者は、3億2000万人もいます。2番目のシェアで、3億人を超える規模となっています。今後に期待できる巨大市場です。
ほとんどの人(99.5%)がモバイルフォンで、Facebookを利用しています。パソコンを使っている人は、少数(0.5%)です。
インドにおけるYouTubeの状況
YouTubeを見ている人たちは、4億4800万人もいます。まさに巨大市場と言えますね。
YouTubeで検索されている上位20位を見ると、音楽・映画・ビデオが多数を占めています。逆に、ニュースの検索数は低めです。YouTubeは、情報を知るためというより、エンターテインメントとして利用されているのでしょう。
インドにおけるInstagramの状況
インスタグラムの利用者は、1億4000万人です。シェアNo.4のSNSでも、利用者が軽く1億人を超えます。インスタグラムも、巨大市場といえます。
インドにおけるその他のSNSの状況
FBMessengerの利用者は、1億4000万人です。インスタグラム利用者と同程度です。
その他、LINKEDINの利用者は7100万人、SNAPCHATの利用者数は7435万人、TWITTERの利用者は1750万人というデータが発表されています。今後に期待できるでしょう。
まとめ
インドの人口は、現時点(2021年)で世界2位、約13億5000万人です。第3位のアメリカでも約3億人ですから、人口の多さはダントツといえます。今後経済成長を遂げていけば、中国に次ぐ「巨大市場」となり得るでしょう。現在、インドのほとんどの人が、モバイルフォンでSNSを利用しています。インド向けマーケティングには、SNSの利用が効果的です。アフターコロナを見据えて、今から準備をしていきましょう。
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