【2021年最新版】カナダのSNS事情/デジタルマーケティングお役立ち情報

カナダ

はじめに

アフターコロナにおいて、諸外国のデジタル事情を知っておくのは重要なことでしょう。外国での日本の文化・食・アニメなどに対する人気は高く、アフターコロナを見据えたデジタルマーケティングによって、インバウンドの復活に期待が持てます。

特に、世界各国のSNS(ソーシャルメディア)利用状況とその特徴を理解しておけば、海外デジタルマーケティングの助けとなり、ビジネスに有効に活用できるでしょう。

今回特集するのはカナダです。カナダのSNS利用率や利用状況などについての最新情報をお伝えします。

カナダのスマホ・ネットの普及率

2021年1月現在、カナダの人口は3790万人です。前年比で、32万8,000人(0.9%)増加しました。インターネットユーザーは3563万人で、人口の94%です。前年と比べると、30万8,000人(0.9%)増加しています。

モバイル接続は3714万で、人口98%に達しています。前年比で3.2%増加、人数にすると110万人増加しています。カナダのパソコン所有率は79.4%と高いのですが、スマートフォンの所有率は93.5%ともっと高く、ほとんどの国民がスマホを所持しているといえます。

出典:datareportal.com

カナダにおけるネットやスマホに触れている時間

カナダ国民がインターネットやスマホに触れている時間は、すべてのデバイスで6時間26分です。

テレビを見る時間3時間23分と比較すると、2倍近くの時間をネットやスマホに費やしていることが分かります。そして、ソーシャルメディアには1時間46分、音楽などのストリーミングに1時間11分、ニュースやラジオに1時間程費やしています。

カナダにおけるブラウザ・検索事情

次に、カナダのインターネットユーザーが使用しているブラウザや検索事情についてご説明します。

カナダのブラウザシェア

カナダのブラウザシェアトップは、Google Chromeの51.3%です。次に、SAFARIが30.3%です。続いて、Microsoft Edge6.3%Firefox4.9%Internet Explorer1.4%などが使われています。

前年比を見ると、Google Chromeが+2.8%、SAFARIは+4.7%、Firefox+0.6%、Internet Explorer+1.4%の伸びを示し、Microsoft Edgeは56%も増加しています。

カナダ人は検索で何を調べるか?

カナダの人々はインターネット検索で何を調べるのでしょうか?

検索されたキーワード上位は、1位「YOU」100%です。2位は「WEATHER」91%、3位「GOOGLE」88%、4位「NEWS」85%、5位「FACEBOOK」77%、6位「YOUTUBE」61%、7位「CORONAVIRUS」60%です。ほか、8位「AMAZON」43%、9位「WALMART」34%、10位「CANADIAN TIRE」32%、11位「kijiji」30%という結果が出ています。

ちなみに、10位の「CANADIAN TIRE」は、カナダでホームセンターを展開する企業です。11位の「kijiji」は、物品売買メインの総合型webサイトで、仕事や家探しもでき、カナダ国民に非常に人気があります。

カナダにおけるSNSの現状

カナダのSNS事情

カナダのソーシャルメディア利用者は、3220万人で、人口の84.9%に相当します。2020年から1年間で240万人増加し、前年比+8.0%です。なかでも、モバイルフォンによるソーシャルメディア利用者は、3065万人で、パーセンテージは95.2%です。

出典:datareportal.com

ユーザーの年齢層は25~34歳が最も多く、女性13%/男性12.7%です。次に多いのは35~44歳で、女性10%/男性9.2%。続いて45~54歳で、女性8.1%/男性6.5%となっています。カナダは、若年層だけが多いという傾向ではなく、幅広い年齢層がSNSを利用しています。

カナダのSNSシェア

YouTubeが圧倒的に多く、83.6%です。そして、Facebookが76.2%、FBMessengerが63.1%、Instagramが54.4%、Twitterが37.8%と続いています。

出典:datareportal.com

過去1か月間にソーシャルネットワーク・メッセージングサービスを利用した人は97.6%、過去1か月間にソーシャルメディアのアクティブユーザーは、85.7%です。ソーシャルメディアに費やす時間の平均は、1時間46分。インターネット利用者1人あたりのソーシャルメディアアカウント平均数は、6.8人。これは、インターネットユーザー全体の29.5%に当たります。

カナダにおけるFacebookの状況

Facebookを見ている人は、13歳以上のカナダ国民の67.2%、人数にすると2200万人に相当します。

出典:datareportal.com

Facebookには、95.2%がモバイルフォンからアクセスしています。1ヶ月平均利用時間は、15.9時間です。Facebookページへの「いいね!」は平均1ページ、過去30日間に投稿した人の平均人数は12人、コメント人数は7人となっています。

カナダにおけるYouTubeの状況

YouTubeを見ている人は、18歳以上のカナダ国民の89.9%、人数にすると3220万人に相当します。YouTubeは、カナダで1番多く視聴されています。1か月の平均利用時間は16時間30分です。

出典:datareportal.com

YouTubeでよく検索されている語句は、1位が「SONG」、2位「SONGS」、3位「MUSIC」、4位「FORTNITE」、5位「NEWS」、6位「MINECRAFT」、7位「ROBLOX」、8位「GACHA  LIFE」、9位「TIK TOK」、10位「ASMR」です。

カナダにおけるInstagramの状況

Instagramを見ている人は、13歳以上のカナダ国民の45.8%、人数にすると1500万人に相当します。

出典:datareportal.com

カナダにおけるその他のSNSの状況

LINKEDINを見ている人は、18歳以上のカナダ国民の58.5%、人数にすると1800万人に相当します。
Snapchatを見ている人は、13歳以上のカナダ国民の31.8%、人数では1040万人になります。
Pinterestを見ている人は、18歳以上のカナダ国民の33.3%、人数にすると1026万人です。
Twitterを見ている人は、13歳以上のカナダ国民の19.7%、人数は645万人です。
FBMessengerを見ている人は、13歳以上のカナダ国民の1.9%、人数にすると62万人に相当します。

まとめ

カナダのインターネットユーザーは9割以上、SNSの利用率は8割に及びます。そして、幅広い年齢層の人々がSNSを利用しています。YouTube、Facebook、Instagram、Twitterなど、おなじみのSNSを利用したマーケティングが非常に効果的でしょう。カナダ向けデジタルマーケティングをお考えでしたら、カナダのSNS事情に合ったマーケティングを行い、プロモーションに役立ててください。

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