CQ Business®セミナー―外国人社員が日本企業で活躍するためのセミナー事例―
CQ Business®セミナー
―外国人社員が日本企業で活躍するためのセミナー事例―
グローバル化が進む現代の日本企業において、多様な文化背景を持つ社員が共に働き、その能力を最大限に発揮できる環境を整えることは不可欠です。
そこで株式会社アットグローバルは、日本企業で働く外国人社員を対象とした「CQ Business®セミナー」の企画・運営を担当いたしました。本セミナーは農林水産省主催のもと、株式会社JTB様から株式会社アットグローバルにご依頼をいただき実現したもので、参加者が日本特有の職場文化への理解を深めることを目的としています。
※CQ Business®は株式会社アットグローバルの登録商標です。
Programセミナーの特長と内容
異文化環境で直面する困難を乗り越え、モチベーションを維持するためには、適切なマインドセットが不可欠です 。当セミナーでは、受講生が自身の文化を深く理解した上で、異文化を理解するためのマインドセットについて重点的に取り上げました。
マインドセット例:
- 文化の目に見える部分だけでなく、その背景にある「なぜ?」を考える
- 相手と自分の「違い」だけでなく、「同じところ」を探す
参加者から実際に上がった「驚いたこと」や「困ったこと」に関する具体例を交えながら、日本企業で働く上で特に重要となる文化的特徴を学びました。
文化的特徴の例:
- 万が一のことを考える文化
- はっきり言わない文化
これらの文化的背景を理解することで、誤解を防ぎ、円滑なコミュニケーションを実現します。

本研修では、将来リーダーになることを見据え、具体的な場面で役立つ言葉や行動をロールプレイング形式で学びました。部下を育成し、チームをまとめることは会社からの重要な評価対象となるため、実践的なスキルはキャリアアップに直結します。
- チームを励ます言葉のかけ方
- 指示が不明瞭な際の確認方法
- ミスをした相手への効果的な注意の仕方
Voice受講者の声
研修後のアンケートでは、参加者からキャリアアップへの意欲や、研修内容の実践的な価値について高い評価をいただきました。
特定技能2号を目指しているので、研修に参加しました。特に『日本の会社の特徴とリーダーになるために大切なこと』というテーマが非常に興味深かったです。
研修内容は分かりやすく、使われた日本語もほとんど分かりました。色々なことを教えていただき、本当にありがとうございました。
異文化理解や多様性の大切さについて、実例を交えて学ぶことができ、とても勉強になりました。グループワークも多く、他の学生の考え方を知る良い機会になりました。今後もこのようなテーマのセミナーがあれば、ぜひ参加したいです。
日本人の『失敗やリスクを嫌う』といった考え方について深く学べたことは、とても助かりました。研修で学んだことを、これから仕事に活かしていきたいです。
これからのグローバル人材育成に向けて
株式会社アットグローバルでは、今回ご紹介した事例のほかにも、各大学・企業様の課題やご要望に応じて、CQを活用したグローバル人材育成研修をカスタマイズでご提供しています。
「外国人社員との共生を促進したい」
「グローバルな視点を持つリーダーを育てたい」
といった課題をお持ちのご担当者様は、ぜひお気軽にご相談ください。経験豊富な講師陣が、貴社の課題解決にコミットします。まずは無料相談から、お気軽にお問い合わせください。
CQ Seminarセミナーについて
株式会社アットグローバルのCQ Business®セミナーは、経験豊富な講師陣が、貴社・貴学の課題や現場の状況に応じて柔軟に内容を設計します。文化の違いを学ぶだけでなく、「どうすればうまく対応できるか」を具体的に考え、実際の行動やマインドセットの変化につなげること、グローバル人材に不可欠なCQ(異文化対応力)を高めることが、セミナーの目的です。
CQを高めるメリット
企業にとってのメリット
- 海外市場での競争力を強化できる
CQを高めることで、文化的誤解や摩擦を避け、海外展開・国際交渉の成果を最大化できます。 - グローバル人材の能力を引き出しやすくなる
スムーズな対話が生まれることで、外国人社員の持つ専門性や多様な視点が引き出され、組織の力となります。 - チーム全体の協力体制・生産性が高まる
異文化理解が進むことで信頼関係が築かれ、多国籍・多部門メンバーとの連携が円滑になる。
学生・個人にとってのメリット
- 「真のグローバル力」が身につく
留学や海外就職、国際的な場面でもストレスを抑え、ポジティブに活躍できます。 - 対人関係のストレスが減る
日常生活でも「なぜ通じないのか」の理解が深まり、冷静で建設的な対応が可能になります。 - 自己成長につながる
他文化を学ぶことで自分自身を相対化し、柔軟で広い視野を持つ人材へと成長できます。
