Cultural Intelligence (CQ) とは、異なる文化のなかにあっても効果的に行動するスキルのことです。
これには、良い点も悪い点も含め、多文化を理解することだけではなく、自分の文化を理解することも含まれます。
私たちの行動とコミュニケーションの70%は文化に根差していると言われています。
異なる言語や方言、話し方、非言語的コミュニケーション(ジェスチャー、表情など)の違いが、誤解を引き起こすことがあります。
異なる文化的背景による価値観や行動規範の違いが、誤解や対立の原因となることがあります。
文化的背景が異なるメンバー間で信頼を築くのは、時には時間がかかることがあります。
文化によっては、意思決定を個人的に行う場合と集団で行う場合があり、これがチームの意思決定プロセスに影響を与えることがあります。
管理やリーダーシップのスタイル、作業方法、仕事の進め方に関する違いが、効率や生産性に影響を与える可能性があります。
CQトレーニングでは、自分のどのような行動・発言・思考が文化に根ざしているのか、
どうすれば文化を越えたスムーズなコミュニケーションをとる人材になれるかを学びます。
それにより多文化を持つ顧客や社内でのコミュニケーションが、関係性を深めるものとなり、
壁をつくり上げるものにならないよう自分の言動をコントロールできるようになります。