翻訳者が選ぶ!フィリピン語翻訳に強い会社は?選び方や注意点、相場を徹底解説

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フィリピンでは170以上の「地方語」が使われていることをご存知でしょうか? 

これらは「方言」のレベルを超えた別言語で、お互いに意思疎通ができません。フィリピンは、このような複雑な言語事情を抱えているので、フィリピン語翻訳を行う際には、最適な翻訳会社を見極める必要があります。ここでは、フィリピン語翻訳会社の選び方と、フィリピン語翻訳に強い会社をご紹介します。

フィリピン語の翻訳会社の選び方

1.翻訳工程が標準化されているか

翻訳工程が標準化されている会社は、翻訳品質にばらつきが少ないので、リスクを最小限に抑えることができます。

ですから、翻訳会社を選ぶ際には、どのような工程で翻訳作業が行われるのか、まず確認するようにしましょう。翻訳工程が明確化されていない会社、翻訳者任せの会社もありますから、よく注意し、そういった翻訳会社への依頼は避けましょう。

2.地方語・方言にも対応できるか

フィリピンでは、「タガログ語」をもとにして作られた「フィリピン語」が公用語です。しかし、現状は、全国にフィリピン語が浸透しているわけではありません

例えば、ドゥテルテ大統領(2020年時点の現大統領)は、「セブアノ語(ビザヤ語)」を話し、閣議でもセブアノ語を使い、閣僚にもセブアノ語を覚えるようにと命令したと言われています。この状況からも、フィリピンの言語事情が複雑であることが垣間見えます。ですから、フィリピン語翻訳会社を選ぶ際には、本当にフィリピンに精通している翻訳会社、「フィリピン語(タガログ語)」だけでなく「地方語」「方言」にも対応できる会社かどうか、よく確認するようにしてください。

3.ホームページでフィリピン語(タガログ語)に関する詳細情報を載せているか

ホームページ等で「フィリピン語翻訳に対応!」と記載しているにもかかわらず、フィリピン語(タガログ語)に関する詳細情報を載せていない翻訳会社もあります。

複雑なフィリピンの言語事情や、翻訳に関する詳細情報を説明していない会社は、フィリピン語翻訳を重視していない(対応が雑)と言えるでしょう。ひどい翻訳会社では、受けた案件をそのまま他の安い翻訳会社に“丸投げ”しているというケースも見られます。フィリピン語翻訳を依頼する際には、信頼できる翻訳会社を選び、アバウトな翻訳会社は避けるようにしましょう。

4.フィリピン人の翻訳者やレビューアーが在籍しているか

フィリピン語ネイティブの翻訳者・レビューアーが在籍しているか、が重要なポイントとなります。

フィリピン語を母語としている翻訳者は、フィリピン特有の複雑な言語事情を熟知していますので、対応力が高いでしょう。高い翻訳の質を保つためには、フィリピン語を熟知したネイティブの翻訳者、レビューアーによるチェック作業は必須です。翻訳会社に依頼する際に、フィリピン語ネイティブが担当するかを必ず確認するようにして下さい。

フィリピン語翻訳の注意点

1.翻訳者のフィリピン人の母語がフィリピン語か確認する

上記のように、フィリピンは多言語国家です。同じフィリピン人であっても、その母語はさまざまです。フィリピン語翻訳に関しては、フィリピン語を母語とするフィリピン人が翻訳を担当するかを確認してください。翻訳を依頼する際に、翻訳担当者の背景を聞き、もしフィリピン語を母語としていないのであれば、担当者を変えてもらうように交渉することが大切です。

2.ダブルチェックやネイティブチェックを行っているか確認する

訳文の誤字・誤訳は、トラブルを引き起こします。時には大きな問題に発展しかねません。例えば、「マニュアル」に誤訳があると、何らかの事故が起きてしまうかもしれませんし、「契約書」の内容に誤訳があると、会社に損害が発生するかもしれません。ですから、翻訳で最も重視しなければいけないのは翻訳の「クオリティ」(正確さ)です。高品質な翻訳を行うには、翻訳者の翻訳レベルも重要な要素ですが、レビューアーによる校正作業も非常に大切なポイントとなります。「ダブルチェック」や「ネイティブチェック」を行って、誤訳・誤字を減らす努力を行っている翻訳会社かどうか、よく確認しましょう。

3.難読漢字や日本独特の表現にはルビや注釈を入れる

難読漢字がある場合、誤読を防ぐために「ルビ」を入れましょう。また、日本独特の表現には「注釈」を入れて、認識の違いが生じないようにしましょう。(例えば「木漏れ日」など、日本独特の表現には説明を加えることが必要です。)日本の「漢字」も独特な文字ですので、正確な意味を伝える面での注意が必要となります。

フィリピン語翻訳の翻訳料の相場

一般的な相場:15円~20円/文字程度(翻訳会社によってばらつきあり)
 *難易度が高いもの(例:契約書など)は、数円〜10円程度高くなります。
 *日本語→フィリピン語、フィリピン語→日本で、数円の違いが生じます。
 *多くの翻訳会社で「ミニマムチャージ(1案件の最低料金)」が設定されています。文字数が少ない場合は注意してください。

翻訳者が選ぶ!フィリピン語翻訳に強い会社!

株式会社アットグローバル

翻訳実績10万件以上、在籍翻訳者1700名以上、対応言語40カ国以上、翻訳実績20年以上の経歴を持つ翻訳会社。フィリピン語翻訳では、フィリピン語ネイティブが担当します。フィリピン語→日本語の場合は日本人ネイティブが、日本語→フィリピン語の場合はフィリピン人ネイティブがそれぞれ対応します。フィリピン語を母語とする翻訳者が担当するので、現地にマッチした自然なフィリピン語に翻訳することができます。すべての案件で、翻訳者とチェッカーによる「ダブルチェック」を行っており、正確さにおいて信頼できます。見積もり時には、クライアントの要望をよくヒアリングし、つねに読者の視点に立った翻訳を行っています。

まとめ

今回は、フィリピン語翻訳会社の選び方のポイントをいくつかご説明しました。上記のとおり、フィリピンは多言語国家で、170もの言語が使用されています。フィリピン人が話す言語は、他言語の訛りや方言などが入り混じって広がっており、とても複雑です。ですから、単にフィリピン語翻訳が可能というだけではなく、フィリピンという国の事情に精通している翻訳会社を選ぶことがベストでしょう。ぜひ、今回ご紹介した情報を参考に、最適な翻訳会社を選ぶようにしてください。

株式会社アットグローバルは、フィリピン語翻訳を含む、多言語翻訳を行っています。ご利用の際は、ぜひお気軽にご連絡ください。

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