イタリアのSNS事情/デジタルマーケティングお役立ち情報【2020年版】

Facebook,SNS,イタリア

人口6100万人のイタリアは、2014年から5年間で来日観光客が約2倍となりました。2019年時点で年間15万人以上が訪れており、アフターコロナにおいては有力なマーケットの一つとなることが期待されています。

訪日イタリア人向けプロモーション 統計データとポイント

訪日イタリア人がよく使う情報源(2015~2019年の統計)

出典:JNTO訪日旅行データハンドブック2020

訪日イタリア人がよく使う情報源トップ5(2019年)

順位項目パーセント
第1位自国の親族・知人29.6%
第2位旅行ガイドブック27.6%
第3位口コミサイト23.6%
第4位個人blog23.1%
第5位動画サイト(YouTubeなど)22.6%
出典:JNTO訪日旅行データハンドブック2020

訪日イタリア人向けインバウンドプロモーションのポイント

上記の統計から、イタリア人がもっとも多く活用する訪日情報源は、イタリア国内にいる親族・知人でした。つまり口コミが重視されているのは興味深い点です。

第2位には旅行ガイドブックがランクインしています。Lonely Planet(オーストラリアの出版社)の「GIAPPONE」、Mondadori(イタリアの出版社)の「GIAPPONE」、T.C.I(イタリアのJAFのような団体)が発行する「GIAPPONE」などがよく参照されているようです。

インターネットを通じた口コミ情報も彼らの訪日行動に大きな影響を与えています。その中にはSNSも含まれています。イタリア人の訪日傾向を見ていくと、ハイシーズンが4月と8月で、この月に突出して訪日客が多いという結果になっています。それで4月・8月を起点としてプロモーションをかけるとすると、情報発信を始めるタイミングが見えてくるでしょう。

イタリア人がよく使うSNS

出典:we are social digital 2020 Itary

YouTubeとWhatsApp、Facebookが3強となっています。日本では馴染みの薄いWhatsAppですが、海外では非常にメジャーなアプリです。詳しくは、ストラテの下記の記事をご覧ください。

上記のデータからわかるのは、YouTubeの強さです。やはり「百聞は一見に如かず」ということでしょうか。ストラテでは外国人向けウェブインバウンド動画シリーズを特集して、高品質なインバウンド動画をご紹介しています。下記の記事も合わせてご覧ください。

まとめ

最後にJNTOがまとめた希望となるデータをご紹介いたします。イタリア人に訪日旅行の満足度を尋ねたところ「大変満足」が80.8%・「満足」が18.7%で、実に99.5%もの人が日本での旅行を楽しんだことが分かります。

また「再び日本を訪問したいか?」との問いに対して、「必ず来たい」が69.0%、「来たい」が24.3%と、こちらも93.3%が再訪の意向を示しています。

それで、アフターコロナの暁には、再び多くのイタリア人が日本を訪れるでしょう。それに向けて、少しずつ私たちもお迎えする体制を作っていきましょう。プロモーションについては当面は「種まき」の段階と思われますが、株式会社アットグローバルは翻訳会社という利点を生かしたマーケティングサポートを提供しています。お気軽にお問い合わせください。

お知らせ

この記事は2018年12月に公開されたものを、データを最新版に差し替えて2020年12月に公開したものです。

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