
翻訳会社の見積もりの取り方と料金相場|損しない依頼手順・見積書の見方も解説
翻訳会社に見積もりを依頼したいものの、「相場が分からず、提示された金額が妥当か判断できない」と不安に感じていませんか。
翻訳の見積もりは、原文の文字数(または英文ワード数)×言語別単価を基本に、専門性や納期などの条件で決まります。仕組みさえ知れば、初めての外注でも適正価格で発注できます。
この記事では、翻訳・通訳で1,000社を超える企業を支援してきたアットグローバルが、言語別・分野別の翻訳料金相場、見積もり依頼の手順と伝えるべき情報、見積書を比較するチェックポイント、費用を安く抑えるコツまで、実務目線で解説します。
- 見積もりの仕組み(文字数×単価+専門性・納期)
- 言語別の相場(英日1ワード24〜35円、日英1文字14〜30円)
- 依頼時に伝えるべき6情報
- 見積書は内訳と工程で比較する
翻訳料金の仕組み|金額が決まる要素と計算方法

翻訳会社の見積もりは、原文の文字数(または英文ワード数)×言語ペア別の単価を基本に、専門性・納期・チェック工程を加味して算出されます。この基本構造を押さえると、見積書の金額の意味が読み取れるようになります。
海外展開に取り組む企業は年々増えており、JETROの2025年度調査(3,369社回答)でも海外事業の拡大意欲は高い水準が続いています。中小企業の直接輸出企業割合も21.0%(2024年版中小企業白書掲載の2021年度データ)に達しており、翻訳の外注はもはや特別なことではありません。だからこそ、料金の決まり方を知って賢く依頼することが重要です。
翻訳料金の計算方法|文字数・ワード数×単価の基本
翻訳料金の計算は「原文ベース」が主流で、日本語原稿なら文字数、英語原稿ならワード数に単価を掛けて算出します。
たとえば日本語5,000文字の会社案内を1文字14円で英訳する場合、翻訳料は70,000円です。
原文ベースの利点は、発注前に金額が確定することです。訳文ベース(仕上がった訳文の分量で計算する方式)では納品まで正確な金額が分からず、予算取りがしにくくなります。
なお、英語と日本語では分量の数え方が異なる点に注意してください。英日翻訳は原文1ワード、日英翻訳は原文1文字が課金単位で、英文1ワードは日本語のおよそ2文字に相当します。文字数はWordの文字カウント機能で確認でき、データを渡せば翻訳会社が正確にカウントしてくれます。
翻訳料金を左右する要素

翻訳料金を左右する5つの要因
見積もりを確認する際には、以下の5つのポイントを確認するようにしましょう。
- 言語ペア:翻訳者が多い英語・中国語・韓国語は安く、翻訳者が少ないヨーロッパ言語や希少言語は1.5〜2倍になる
- 専門性:契約書・医療・特許など高度な専門知識が必要な分野は、一般文書より単価が上がる
- 納期:短納期の依頼は特急料金の対象になり、通常料金の2割増し以上になることが多い
- チェック体制:翻訳者以外の第三者チェックやネイティブチェックを含むかどうかで金額が変わる
- 原稿の状態:編集できないPDFや紙原稿、レイアウト再現が必要な資料は追加の作業費がかかる
見積もりが「高い」「安い」と感じたときは、この5要素のどこに差があるのかを確認すると、金額の妥当性を判断できます。
ミニマムチャージ(最低料金)とは
ミニマムチャージとは、翻訳の分量が少なくても発生する最低受注料金のことです。相場は5,000円〜20,000円程度で、翻訳会社ごとに設定が異なります。
数行のメールや1ページの証明書のような少量の依頼でも、翻訳者の手配・品質チェック・進行管理という固定の工数がかかるため、この仕組みが設けられています。
少量の翻訳を頻繁に頼む予定がある場合は、ミニマムチャージの金額と、複数の文書をまとめて依頼した場合の扱いを見積もり時に確認しておくと無駄がありません。
翻訳料金の相場|言語別・分野別の単価目安

翻訳料金の相場は、日英翻訳で原文1文字14〜30円、英日翻訳で原文1ワード24〜35円が目安です。品質と体制を担保する翻訳会社の実勢価格帯を基準にすると、見積もりの妥当性を判断しやすくなります。
英語翻訳の相場(JTF目安と実勢価格)
業界団体である日本翻訳連盟(JTF)は、翻訳料金の目安として分野別に次の単価を公表しています(税別)。
| 文書の分野 | 英日翻訳(原文1ワード) | 日英翻訳(原文1文字) |
|---|---|---|
| コンピューターマニュアル | 28円 | 20円 |
| 一般科学・工業技術 | 28円 | 21円 |
| 金融 | 30円 | 25円 |
| 経営管理・財務・契約書 | 30円 | 25円 |
| 医学・医療・薬学 | 35円 | 30円 |
| 特許明細書 | 26円 | 30円 |
JTFの目安は品質管理の工程まで含んだ発注価格です。実際の見積もりでも、ビジネス一般文書なら英日1ワード24〜28円、日英1文字14〜18円程度が、品質を担保する翻訳会社の実勢レンジです。
分野が上がるほど単価も上昇し、一般文書より契約書・法務、医療分野と専門性に応じて10〜30%増が目安です。特許は言語方向によって水準が変動します。
日英翻訳の金額が決まる要因は、日英翻訳の相場を決める6つの要因でさらに詳しく解説しています。
中国語・韓国語・ヨーロッパ言語の相場
主要な言語ペアごとの単価の目安を一覧にまとめました。同じ言語でも「日本語→外国語」と「外国語→日本語」で相場が異なる点に注目してください。
| 言語ペア | 単価の目安(原文ベース) |
|---|---|
| 日本語→中国語 | 1文字10〜16円 ※簡体字10円〜、台湾繁体字11円〜、香港繁体字は16円〜 |
| 中国語→日本語 | 1文字12〜16円 |
| 日本語→韓国語 | 1文字12〜15円 |
| 韓国語→日本語 | 1文字12〜15円 |
| 日本語→フランス語 | 1文字20〜30円 |
| 日本語→ドイツ語 | 1文字22〜32円 |
その他の言語は、マーケティング翻訳料金ページをご確認ください。
中国語・韓国語は翻訳者が多いため英語と同水準かやや安く、フランス語・ドイツ語などのヨーロッパ言語は英語の1.5〜2倍、東南アジアや中東の希少言語はさらに高くなる傾向があります。
多言語展開を予定している場合は、言語ごとに別々の会社へ依頼するより、多言語対応の翻訳会社に一括で見積もりを取るほうが、進行管理の手間を含めた総コストを抑えやすくなります。
オプション費用の目安(特急料金・DTP・ネイティブチェック)
見積書には、翻訳料以外のオプション費用が計上されることがあります。代表的な項目と目安は次のとおりです。
- 特急料金:通常より大幅に短い納期で依頼する場合に加算。通常料金の20%増しが標準的で、24時間以内などの超短納期では50〜100%増しになることもある
- レイアウト調整・DTP費:パンフレットやマニュアルの体裁を訳文で再現する場合に発生し、1ページあたり1万円前後が目安
- ネイティブチェック費:別料金の場合は1ワード3〜10円程度。翻訳料金に最初から含まれている会社もある
- ファイル変換費:編集できないPDFや画像データから原稿テキストを起こす場合に発生する
これらの費用は、会社によって「込み」か「別」かが分かれます。見積もりの総額だけでなく、どこまでが含まれた金額なのかの確認が欠かせません。
機械翻訳+ポストエディット(MTPE)の料金
MTPE(機械翻訳+ポストエディット)とは、機械翻訳の訳文を人間の翻訳者が修正して仕上げる方式です。品質基準や分野の難易度によって料金は変動し、人手翻訳と大きな差が出ないケースもあります。安さ目当てで選ぶ方式ではありません。
一方で、日本翻訳連盟が定期的に実施する翻訳通訳業界調査でもポストエディット業務の広がりが重点的に扱われており、選択肢としては一般化しつつあります。
用途や品質要件によって適した工程は異なります。見積もり時に用途を伝えれば、翻訳会社が最適な工程を提案してくれます。
見積もり依頼の流れと事前準備

見積もり依頼の基本は、原稿を確定させ、用途・納期などの条件を整理してから、複数社に同じ条件で依頼することです。準備の質が、見積もりの精度と比較のしやすさを決めます。
見積もり依頼から発注までの流れ(5ステップ)
翻訳会社への依頼は、次の5つのステップで進みます。
- 原稿の準備:翻訳したい文書を確定し、編集可能なデータ(Word・Excel・PowerPointなど)を用意する
- 条件の整理:用途・対象読者・希望納期・予算の上限を社内で決めておく
- 見積もり依頼:候補の翻訳会社2〜3社に、同じ原稿と条件を伝えて見積もりを取る
- 比較・検討:金額だけでなく、内訳・納期・チェック体制・質問への対応を比較する
- 発注・契約:発注書や契約書で納期・修正対応・機密保持の条件を確認して正式に依頼する
原稿が未確定の段階で概算だけ知りたい場合は、その旨を伝えれば分量ベースの概算見積もりにも対応してもらえます。ただし、正式な金額は原稿確定後に変わる可能性がある点は理解しておきましょう。
相見積もりの数は2〜3社が最適です。1社だけでは金額の妥当性を判断する基準がなく、逆に4社以上になると条件のやり取りと比較の負担が大きくなり、意思決定がかえって遅れます。
見積もり前に整理しておきたい6つの情報
正確な見積もりを早く出してもらうには、次の6つの情報を最初に伝えるのが効果的です。
- 文書の種類と用途:契約書・マニュアル・Webサイトなどの種別と、社内用か社外公開用かの区別
- 対象読者と地域:誰が読む文書か。例えば、同じ中国語でも簡体字か繁体字かで対応が変わる
- 分量:文字数・ワード数・ページ数。データを渡せば翻訳会社が正確にカウントしてくれる
- 希望納期:期日が決まっている場合はその背景も添える。余裕があれば特急料金を回避できる
- 仕上がりレベル:社内確認用か、公開・提出用か。求める品質によって工程と金額が変わる
- 参考資料の有無:過去の翻訳物・用語集・スタイルガイドがあれば品質が安定し、割引につながることもある
この6点がそろった依頼は条件確認の往復が減るため、翻訳会社からの見積もり提示も早くなります。
見積もり依頼のポイント|そのまま使えるメール文例

精度の高い見積もりを受け取るには、依頼時に必要な情報をもれなく伝えることが第一歩です。まずはそのまま使えるメール文例から確認していきましょう。
そのまま使える見積もり依頼メールの文例
見積もり依頼のメールは、前述の6つの情報を箇条書きで並べるだけで十分です。次の文例をベースに調整してください。
見積もり依頼メール文例
件名:翻訳の見積もり依頼(会社案内・日英)
株式会社◯◯ ご担当者様
初めてご連絡いたします。◯◯株式会社の◯◯と申します。下記の翻訳について、お見積もりをお願いいたします。
文書:会社案内パンフレット(Wordデータあり、約8,000文字)
言語:日本語→英語
用途:海外の取引先への配布用(公開レベルの品質を希望)
希望納期:◯月◯日
参考資料:既存の英語版Webサイトあり
その他:概算納期とネイティブチェックの有無も併せてご連絡いただけますと幸いです原稿データを添付いたします。ご不明点があればお知らせください。
なお、相見積もりであることは隠さず伝えて問題ありません。むしろ「2〜3社で比較検討している」と明示したほうが、各社から条件の詳しい説明を引き出しやすくなります。
見積書の見方|比較すべきチェックポイント

見積書は、金額の安さではなく「内訳の透明性」と「含まれる工程」で比較するのが鉄則です。内訳が明確な見積書を出す会社は、翻訳の工程管理も丁寧であることが多いためです。
見積書の内訳でチェックする7つの項目
届いた見積書では、次の7項目を確認します。
- 課金方式:原文ベースか訳文ベースか。原文ベースなら発注前に金額が確定する
- 単価と数量:1文字(1ワード)あたりの単価と、対象となる文字数・ワード数が明記されているか
- 含まれる工程:翻訳のみか、第三者チェックやネイティブチェックまで含むか
- オプション費用:DTP・ファイル変換・特急料金などが別建てで明示されているか
- ミニマムチャージ:適用の有無と金額
- 納期と納品形式:営業日ベースの納期と、納品されるファイル形式
- 有効期限と支払条件:見積もりの有効期限と、請求のタイミング
「翻訳料一式◯円」のように内訳が示されていない見積書は、追加費用が発生した際に理由を確認できません。不明点は発注前に必ず質問しましょう。
また、見積書に書かれた納期は「営業日」基準が一般的です。土日祝を含めた実際の受け取り日と認識がずれていないか、カレンダーで確認しておくと安心です。
複数社の見積もりを同条件で比較する方法
相見積もりは2〜3社に、同じ原稿・同じ条件を伝えて取るのが基本です。条件がそろっていないと、金額差の理由が「単価」なのか「工程・難易度」なのか判断できなくなります。
比較の手順は次のとおりです。
- 総額ではなく、単価×数量とオプション費用に分解して並べる
- 含まれる工程(翻訳のみか、チェック込みか)をそろえて比較する
- 納期と、特急料金なしで対応できる範囲を確認する
- 質問への回答スピードと提案の質を評価に加える
とくに4つ目は見落とされがちですが、見積もり段階の対応品質は、発注後のプロジェクト管理品質を映す鏡です。用途や対象読者について踏み込んだ質問をしてくる会社は、品質面で信頼しやすいといえます。
各社の単価・工程・納期をExcelなどの一覧表に整理すると比較の抜けがなくなり、社内稟議の資料としてもそのまま使えます。
安すぎる見積もりに注意すべき理由|確認すべきポイント
相場より大幅に安い見積もりには、品質を支える工程が省かれている可能性があります。安さには必ず理由があるからです。
考えられる背景は次のとおりです。
- 機械翻訳の無加工利用:人間のチェックを経ていない機械翻訳が、そのまま納品される
- チェック工程の省略:翻訳者の訳文を第三者が確認しないため、誤訳や訳抜けが残りやすい
- 経験の浅い翻訳者への発注:単価を抑えるため、その分野の経験がない翻訳者が担当する
品質事故が起きると、再翻訳の費用と時間が余計にかかるうえ、契約書の誤訳や公開文書の品質問題は取引先からの信頼低下に直結します。安く発注できたはずが、結果的に高くつくパターンです。
一方で、適正な範囲で安い会社も存在します。翻訳支援ツールの活用で効率的に価格を下げている会社と、単に工程を省いている会社を見分けるには、「この価格で品質をどう担保していますか」と直接質問するのが確実です。
安い見積もりを選ぶ場合は、トライアル翻訳(無料または少量有償の試訳)で品質を確認する、翻訳サービスの国際規格であるISO 17100の認証の有無を確認するなど、品質の裏付けを取ってから判断しましょう。
翻訳費用を抑える方法

翻訳費用は、発注側の工夫でベース料金を抑える方法と、追加料金を発生させない方法の2軸で見直せます。品質を落とさずにコストを最適化できる余地があります。ポイントは、翻訳会社の作業工数を減らす準備を発注側が整えることです。
ベース料金を抑える方法
- 翻訳範囲を絞る:全文翻訳が本当に必要か見直し、社内用は要約翻訳(抄訳)にするなど、用途に応じて範囲を最適化する。文字数がそのまま料金に反映されるため、削減効果が最も見えやすい
- 翻訳メモリの再利用を活用する:マニュアル改訂など繰り返しの多い文書は、翻訳メモリ(過去訳文を蓄積・再利用する仕組み)の活用によって繰り返し部分が割引される
追加料金を発生させない方法
- 原稿を確定させてから依頼する:翻訳開始後の原稿差し替えは二重作業となり、追加費用の代表的な原因になる
- 納期に余裕を持つ:特急料金(通常の20%増し〜)を避けるだけで総額は大きく変わる
品質を安定させ、修正コストを減らす方法
- 用語集・参考資料を支給する:社名・製品名・専門用語のリストを渡すと、確認の往復が減り、納品後の修正コストを抑えられる
効果を具体的な数字で見てみましょう。日本語10,000文字を1文字14円で英訳すると140,000円ですが、社内用の章を要約翻訳にして6,000文字に絞れば84,000円になります。さらに改訂版の翻訳では、翻訳メモリによって前回と同じ文章の部分が割引されるため、2回目以降のコストは大きく下がります。
用語集は、Excelに「日本語・訳語・備考」の3列で主要な用語を50〜100語まとめるだけでも効果があります。英数字の全角・半角や敬称の扱いといった表記ルールも併せて伝えると、納品後の修正往復が減ります。一度作れば次回以降の依頼にも使い回せる、費用対効果の高い資産です。
また、複数の文書を別々に頼む予定があるなら、一括で依頼するのも有効です。ミニマムチャージが重複せず、進行管理や用語の統一も一本化できるため、総額と手間の両方を減らせます。
スケジュール面では、社内の確認期間を含めて逆算し、納品希望日の3〜4週間前までに見積もりを依頼すると、特急料金を避けられる可能性が高まります。
翻訳の見積もりでよくある不安と解消法

金額を下げたいときは「どの条件を変えれば安くなりますか」と翻訳会社に相談するのが、品質を保ったまま費用を抑える近道です。マニュアルやWebサイトのように定期的な発注が見込まれる場合は、年間の発注量を伝えて単価を相談する方法もあります。
見積もり段階でよくある不安は「原稿を渡して大丈夫か」「少量でも頼めるか」の2つです。どちらも仕組みを知れば解消できます。
機密文書は秘密保持契約(NDA)で守られる
結論として、機密文書の不安は秘密保持契約(NDA)で解消できます。多くの翻訳会社が見積もり段階でのNDA締結に応じており、依頼すれば契約書の雛形も提供されます。
加えて、次の点を確認するとより安心です。
- 情報管理体制:ISO 27001(情報セキュリティ)などの認証や、翻訳者との機密保持契約の有無
- データの取り扱い:見積もりに使った原稿データの保管期間と削除のルール
- 無料翻訳ツールの扱い:機密文書を無料の機械翻訳ツールにかけない運用になっているか
とくに3点目は重要です。無料の翻訳ツールは、入力した内容がサービス改善や学習に利用される場合があります。機密文書は、情報管理体制を明確に説明できる翻訳会社に依頼するのが安全です。
少量の依頼や個人からの依頼はできるのか
結論として、少量の翻訳や個人からの依頼を受け付ける翻訳会社は多くあります。ただしミニマムチャージ(最低料金5,000〜20,000円程度)が適用されるため、数行の翻訳でも一定の費用はかかります。
ビザ申請や留学手続きで使う証明書類(戸籍謄本・卒業証明書など)の翻訳では、提出先から翻訳証明書(翻訳会社が訳文の正確性を証明する書類)を求められることがあります。対応の可否と発行費用を見積もり時に確認しておきましょう。
コストを最優先する場合はフリーランス翻訳者への直接依頼という選択肢もあります。品質保証や進行管理の面で違いがあるため、翻訳会社とフリーランスの違いを理解したうえで選ぶことをおすすめします。
アットグローバルの翻訳見積もり|1,000社超の支援実績

アットグローバルは、翻訳・通訳・多言語マーケティングで1,000社を超える企業を支援してきた翻訳会社です。翻訳サービスの国際規格ISO 17100の認証を、言語ペアごとに取得しており、50を超える言語に対応しています。
アットグローバルの見積もりには、次の特長があります。
- 対応範囲:マニュアル・契約書・IR資料・Webサイト・パンフレットなど幅広い文書に対応
- 品質体制:翻訳者とは別の校正者によるチェック工程が標準
- 機密対応:見積もり段階からの秘密保持契約(NDA)締結が可能
見積もりの際は金額の提示だけでなく、用途と対象読者を伺ったうえで、文書の目的や品質要件に合わせて、最適な工程をご提案します。たとえばある製造業のマニュアル多言語案件では、用語集の整備と翻訳メモリの活用により、改訂のたびに発生していた翻訳費用を抑えながら品質を安定させました。
こうした品質への取り組みは、Best Translation Partner Awardの受賞をはじめ、お客様からの評価にもつながっています。対応してきた分野・言語の実例は、アットグローバル 翻訳実績のページで公開しています。
お見積もりは無料です。原稿データを添えて翻訳お見積もりフォームからお送りいただければ、内訳の明確なお見積もりをご返信します。「概算だけ知りたい」「相見積もりの1社として検討したい」というご相談も歓迎です。
翻訳会社の見積もりに関するよくある質問

- 翻訳の見積もりは無料ですか?
-
ほとんどの翻訳会社で無料です。原稿データを送れば、文字数のカウントから見積もりの提示まで費用はかかりません。複数社への相見積もりでも同様です。ただし品質確認のためのトライアル翻訳は有償の場合があるため、必要なときは事前に確認しましょう。
- 見積もりの提示までどのくらいかかりますか?
-
一般的なビジネス文書であれば、1〜2営業日以内に提示されるのが目安です。用途や納期などの条件が整理された依頼ほど早く提示されます。紙原稿など特殊な形式の場合や大型案件では数日かかることもあるため、急ぎの場合はその旨を先に伝えましょう。
- PDFや紙の原稿しかなくても見積もりできますか?
-
可能です。翻訳会社がテキストを抽出して文字数をカウントします。ただし、テキストの抽出作業やレイアウト再現の費用が加算される場合があります。WordやExcelなど編集可能な元データがあるなら、それを渡すほうが割安で納期も短くなります。
- 見積もり後に金額が変わることはありますか?
-
原稿の差し替えや分量の増減、納期の短縮といった条件変更がなければ、原文ベースの見積もりで金額が変わることは基本的にありません。訳文ベースの見積もりは納品時に確定する方式のため、変動があり得ます。条件変更が生じたときの再見積もりのルールを発注前に確認しておくと安心です。
- 見積もりを取った後に断っても問題ありませんか?
-
問題ありません。見積もりは契約ではないため、比較の結果、ほかの会社に依頼しても費用は発生しません。断る際にひと言連絡を入れておくと、次の機会に相談しやすい関係を保てます。
まとめ|翻訳見積もりで損しないためのポイント
- 翻訳料金は原文の文字数・ワード数×言語別単価が基本で、専門性・納期・チェック体制によって変動する
- 相場は日英翻訳で1文字14〜30円、英日翻訳で1ワード24〜35円。JTFの目安と品質担保できる実勢価格帯を参考にする
- 少量の依頼には5,000〜20,000円程度のミニマムチャージ(最低料金)が適用される
- 見積もりは2〜3社に同じ原稿・同じ条件で依頼することが、正しく比較するための大前提
- 用途・対象読者・納期など6つの情報を先に伝えると、見積もりの精度と提示スピードが上がる
- 見積書は金額の安さではなく、内訳の透明性と含まれる工程で比較する
- 相場より大幅に安い見積もりは、チェック工程の省略や機械翻訳の無加工利用を疑い、品質の裏付けを確認する
- 費用を抑えるには、原稿の確定・翻訳範囲の絞り込み・用語集の支給・翻訳メモリの活用・納期の余裕という発注側の工夫が有効


