中国のSNS事情/デジタルマーケティングお役立ち情報【2020年版】

デジタルマーケティングお役立ち情報, 中国

はじめに

訪日外国人の中で最も多いのが、中国からの旅行者です。日本は中国から距離が比較的近く、気軽に来れる旅行先です。中国はインターネット社会ですので、旅行に関する情報もウェブサイト・SNSで調べるのが主流です。若い人は当然と言えますが、比較的高齢の方でもインターネット・SNS利用は普及しています。

そして、中国人は自国民が投稿する口コミを重視しますので、高評価を得ている観光スポット・お店・レストランなどに行く傾向があります。日本での買い物に熱心な中国人ですが、日本人よりも日本の商品を知っていることもあり、彼らの情報網の多さには驚きです。

ここでは、実際に訪日中国人が良く利用しているインターネット・SNSについての最新情報をお伝えします。

訪日中国人向けプロモーション 統計データとポイント

中国人が訪日旅行前に利用した情報源について、国土交通省観光庁(JNTO)の「訪日旅行データハンドブック(2020)」の情報を見てみましょう。

上記の表からも分かりますが、訪日中国人が利用する情報源トップ5は、

第1位 SNS   28.4%
第2位 自国の親族・知人 21.6%
第3位 旅行会社ホームページ 17.9%
第4位 口コミサイト 15.8%
第5位 旅行ガイドブック 14%

中国人が観光目的で最も利用している情報源は、SNSです。中国国内で利用できるSNSは限られているので(Facebook やTwitterなどは使用不可)、中国で利用可能な「Wechat(微信)」などから情報を収集しているのでしょう。次に多いのが、知人親族からの情報で、中国人の口コミ重視が反映されています。そして、旅行会社ホームページ、口コミサイト、旅行ガイドブックと続いています。

このように、中国人は主にSNS、インターネット、口コミという方法で日本旅行に関する情報を収集していることが分かります。では、中国人がよく利用しているSNSについて見てみましょう。

中国人がよく使うSNS

2020年、中国人が利用したSNSの統計報告を見ると、このような結果が出ています。

出典:中国互联网络信息中心「第45次中国互联网络发展状况统计报告」

中国人が利用しているSNSトップ3は、

第1位 「Wechat(微信)」85.1%
第2位 「QQ空间」47.6%、
第3位 「Weibo(微博)」42.5%

これらが中国で利用されているメジャーなSNSです。ほとんどの中国人が「Wechat(微信)」を利用していますが、最も影響力があります。

中国でのデジタルマーケティングについて

中国インバウンド市場は、今後も成長を期待できる分野です。2019年の訪日中国人は950 万人を超え、この人数は世界第一位です。中国人の日本旅行での消費額は1兆円を超えており、これも世界第一位です。中国人の日本旅行での買い物代は、一人当たり平均で10万円を超えています。中国人の日本旅行の楽しみ方は、「買い物」「日本食を食べること」「温泉・自然景勝地観光」が上位に上がっています。今後もこの傾向は続くと思われますから、店舗・飲食店・観光施設は、中国人の獲得に力を入れることができるでしょう。

中国にはグレートファイヤーウォールと呼ばれる検閲システムがあり、インターネットですべてのサイトを見ることは出来ません。また、利用できるSNSも中国で許可されているものだけです。例えば、日本で普通に利用している「google」「Twitter」「Facebook」「Instagram」などは使用できません。ですから、中国でのプロモーションをお考えであれば、他の国と同じアプローチでは通用しません。中国国内で使用が許可されている、そして多くの中国人が利用しているSNS・インターネットサイト・アプリに広告&宣伝をしなければなりません。

中国が独自に利用しているサイト・アプリにアプローチして、中国人旅行客の獲得に成功している企業がたくさんあります。中国人が日本旅行の旅マエ・旅ナカに見ているアプリでは、オススメスポットやオススメ商品の情報や、割引チケットが入手できるようになっています。

中国人がよく利用しているアプリは、Taobao(淘宝网)」「Alipay(支付宝)」「jingdong(京东)」「Zhihu(知乎)」「Qunar(去哪儿)」「Tmall(天猫)」「Ctrip(携程)などがあります。

※ストラテでは各アプリごとの解説記事を掲載しています。上記のリンクをクリックすると、それぞれのアプリについて紹介した記事に移動します。

これらは、旅行やお買い物情報を発信しながら、同時に越境ECとして商品を販売しているものもあります。また、知恵袋のように日本で何を買ったら良いかなどの情報を発信しながら、ある商品はアプリ内で購入できるようになっているものもあります。また、百貨店やドラッグストアなどで使えるお得な割引チケット(QRコードなど)を提供しているものもあります。これらのアプリは中国人が利用するモバイル決済(WeChat Pay、Alipay)に対応していますので、中国人としては非常に便利です。このような中国人が利用するアプリに参入することも、今後のインバウンド対策に必要なことと思われます。

まとめ

今後も大勢の中国人が観光で訪日するでしょう。中国人は日本の旅行情報を主にSNSで入手しています。旅マエ・旅ナカには、アプリから日本の商品について調べ、お得なチケットを使える店舗を探しています。もっと日本の店舗が参入していく余地があります。

また、中国市場は大きな可能性を持っています。中国人は日本の商品が大好きですので、越境ECで買い物をしています。有名ブランド以外の日本の商品にも興味を示しています。この分野に日本の企業が参入していく余地も大いにあると思われます。

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